麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

じっくり焼き上げる

2011年10月13日 | 制作公演関連
グルッポ・テアトロ『三人姉妹』
2011年11月17日が初日。
小劇場としては長めの23日まで
10ステージの上演。

昨夜は、7月25日に
初めて顔を出して以来の
二度目の稽古場だった。

本番まで一ヶ月とちょい。
普通なら稽古が始まって
さほど経っていないから
形になってない時期だ。

が、稽古もロングスパンの
グルッポ。もう立ち稽古です。

よく外はパリッと、中はふっくら
なんて美味しい料理を例えますが、
芝居も同様です。

ただ。外は良い焦げ目がついてるのに
中はナマって舞台を
見掛けることがあります。

役者は演出の言いなりで
何故そう動くのか
真に理解していない芝居等々。

対して。弱火でじっくりの
白岩演出。
既に、時間をかけたWS的な稽古で
内側には程好い調理を終えている。

役者から溢れる肉汁を、
スプーンですくって皮に優しく掛け、
焼き上がりを待つ。

。。。そんな稽古でした。

【*】文中の「WS的」は
ワークショップ的な稽古を指します。



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