麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

或る軟式少年野球リーグの、先に見えるものがあるとすれば。

2024年06月16日 | 身辺雑記

地区少年軟式野球のチーム名は、

ファイターズとかフェニックスなど

無難なもの(?)が多いけれど。

 

本人自ら「野球は地区野球で齧って、

あとは中学でバレー部、高校は軽音、

大学はなんちゃってラクロス同好会と

中東文化研究会の掛け持ちで、

社会人ではフットサルをたまに程度。

まぁ見る専門だね、野球は」と言う。

そんな30代後半が監督に名乗りを上げ

「タイガーとアイアン、強い二つを

ガッチャンコして〈タイガン〉」と

新しいチームを立ち上げた。

あえて「何々ズ」は避けたそう。

 

少し詳しく言うと、前監督はじめ

指導側の中心世代が高齢化し、

少子化もあいまって一度廃部した

加治ヒーローズを復活させ、

名前は心機一転「加治タイガン」。

 

その地区リーグには二強がいて。

名張屋、羽寺の両投手中心の守りと

四番照浴府を軸にした攻めの

「湯田谷ゴッドウィンズ」と、

1番から9番どこからでも仕掛ける

チーム名はミサイルだけれど、

打線はゲリラと恐れられる

「浜洲野ミサイルズ」。

 

同じ大きな団地内にあることから

猛烈なライバルチーム。

 

ほかに3チーム。

歴史が最古の「栄司太ピラミッズ」、

野球以外にキャンプなども精力的な

「寄壇橋キングス」、

そして「白山ベイルート」。

タイガンの参戦で久方ぶりに

6チームでの戦いになる。

 

「野球未経験の子が多く、

練習量も少ないから目標は

お荷物にならない、まずはそこから。

そして、チーム名みたいに

タイガンのカジにならないよーに。

あれ? こういう時に使わないか…」

と日焼けした顔で大きく笑った。

 

対岸の火事・・・自分には関係がなく、

なんの苦痛もないこと。

 

新監督の言わんとすることは伝わった。

けれど、それは対岸の火事ではない。

 
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