上海に「東泉酒家」というレストランがあります
2002年の訪中公演in上海の会場「上海話劇芸術センター」とホテルの間にあった、小さなお店。
稽古や本番を終えて帰る途中に寄っているうち、その味と、店員達の人なつっこさにも惹かれて、やがて昼食も含めてツアーメンバーの食事はほとんど「東泉酒家」になった。
バラシを終えて、深夜になった日の帰り道
当然店は閉まっていたが、我々を見つけたオーナーが「いいから入れ!」と店を開け、我々を促すや、奧の従業員控室でテーブルを枕に寝ている従業員を叩き起こすと、ニコニコしながら「特別に蛇を仕入れたから食え!」と勧めるなんてこともあった。
まあ、そんなこんなで前回の中国3都市巡演の数々の思い出の中でも、上位にランキングされる印象を残し、「うちの店」と言ってハバカラない劇団員もいるほどダ。
その筆頭格の制作・横川は、今回の訪中の下見の際にも「東泉酒家」を訪れていた。店から離れた劇場だったにも関わらず足を運び、なんと帰りにはオーナーの車でホテルまで送ってもらうVIPぶりであったらしい


帰国後には、冗談で「5年前に我々が落としたお金で店の改装と新車購入もできた」と語る始末。
前述したように上海話劇芸術センターが近く、その隣には映画館もあるなど元々立地条件は良く、料理も美味しいから当然地元でも人気は高く、それに加えて上海バブルの波が押し上げたのが、言うまでもないが“メチャ右肩上がり”の要因。
数行前に書いた「従業員控室」は今では個室。それでも足りずにさらに店自体が大幅な拡張&改装で、聞けば支店も出したのだと言う。
そりゃ、オーナーも“ぴかぴかのワンボックスカー”
を所有できるわナ。
思えば、今回の1ヶ月に及ぶ旅の中でも、美味しいものを随分と食べました・・・長春のホテルのすぐ裏の餃子屋や北京の劇場近くの麺店など庶民的なところから、各地懇親会での少々ハイソなレストランまで・・・でも、やっぱ前者の方がお口に合ったかしら、僕には。




稽古や本番を終えて帰る途中に寄っているうち、その味と、店員達の人なつっこさにも惹かれて、やがて昼食も含めてツアーメンバーの食事はほとんど「東泉酒家」になった。
バラシを終えて、深夜になった日の帰り道

当然店は閉まっていたが、我々を見つけたオーナーが「いいから入れ!」と店を開け、我々を促すや、奧の従業員控室でテーブルを枕に寝ている従業員を叩き起こすと、ニコニコしながら「特別に蛇を仕入れたから食え!」と勧めるなんてこともあった。
まあ、そんなこんなで前回の中国3都市巡演の数々の思い出の中でも、上位にランキングされる印象を残し、「うちの店」と言ってハバカラない劇団員もいるほどダ。
その筆頭格の制作・横川は、今回の訪中の下見の際にも「東泉酒家」を訪れていた。店から離れた劇場だったにも関わらず足を運び、なんと帰りにはオーナーの車でホテルまで送ってもらうVIPぶりであったらしい



帰国後には、冗談で「5年前に我々が落としたお金で店の改装と新車購入もできた」と語る始末。
前述したように上海話劇芸術センターが近く、その隣には映画館もあるなど元々立地条件は良く、料理も美味しいから当然地元でも人気は高く、それに加えて上海バブルの波が押し上げたのが、言うまでもないが“メチャ右肩上がり”の要因。

そりゃ、オーナーも“ぴかぴかのワンボックスカー”




