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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

館内放送から思う

2008年02月06日 | 身辺雑記
 区民上演グループAの公演を終え、昨日はお休みをいただき、新宿で映画を見た。南口のタカシマヤにて。

 少し、館内もぶらついたが、やっぱ良い造りですね、名門の貫禄と新しさが融合していて…。
 やはり「小売り」は「時代」と真っ向勝負する場所だから、なんつっても「今・現在」がすごく溢れていて……。中でも僕が「へぇ」と思ったのは、早くも春のトレンドが並ぶファッションでも、目新しいスイーツでもなく、館内放送でした。

 『グレーの縞のズボンを履いた○○××さん』
 ・・・ああ、今は子供にちゃんとか君とか付けないで「さん」付けなのか、と思った次の瞬間だ。
 
 『とおっしゃる93才の男性をご家族の方が探されて…』
 ・・・
 少子高齢化の今、迷子は子供に限らないのだ。むしろ子供より多くなる、いや、もしかしたら既に多くなっちゃってるかも、な。

 色んな所に「今」が転がっている百貨店。
 映画館のある12階には、最新式の大型モニターで新しいソフトを視聴しながらくつろげるスペースもあって(言うまでもなく宣伝を兼ねているけれど…)、そこではサラリーマンだろうかネクタイ姿の男がだらしなく寝そべって、若い女の子からポテトフライか何か食べさせてもらったりもしていて・・・まあ、それもひとつの「今」だったりする。

 そんな「今」に繋がる、日本の歴史のターニングポイントとも言われる「時代」を描く『紅い荒野と洗濯機』には、とても元気なおばあちゃんも出てまいります。
 そのあたりのキャラクター紹介を、本番まで1ヶ月も切ったところなので、明日からシリーズでお送りしたいと思います。

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