麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

紅い、追い込み

2008年02月22日 | 東演
 久方ぶりの訪中公演ネタを続けているうちに、劇団東演第129回公演『紅い荒野に洗濯機~ほんだらおたおた昭和庶民伝』(作/堀江安夫、演出/鈴木完一郎、演出補/佐々木雄二)は、小屋入りまで一週間となった。

 陽気は随分と春めいて来たけれど、劇団はの~んびりしている場合ではなく、既に18日月曜日から、昼から夜までの“ロンゲストな稽古”に突入しております!
喜劇を強調したメイクを施した稽古は、普段の東演とはまるで違う雰囲気が漂っており、これを更に増幅して客席に届けたい!とネジをギリギリ巻いているところ・・・。

 役者に負けじと、制作の僕は小屋入りに間に合うようにと、朝一でフィルム出力センターにデータ持ち込み。
7時前の空気はフレッシュで、かつ風景もとても新鮮。ウォーキングする人々、それとすれ違う朝までコースの若者。もやしを積んだトラックに看板を取り外すクレーン車。制作も役者同様長い一日を過ごしています。
 
 19日には作家の堀江安夫さんも稽古を覗きに来てくれ、さらには演劇ライターの鈴木太郎さんが、リーフレットに添える文章を書くに当たっての取材に、多忙なところ夜8時頃に登場!
                                    
 そして昨日は衣裳パレード・・・時代物(1935年頃)ということで3時間に及ぶ、これまたロングな作業となりました。
 
 それから・・・制作部は前述したリーフレット作成など本番に間に合わせなくちゃな仕事に励みつつ、来年の新人募集の受付にも鋭意対応中。
 今年は例年に増して問い合わせが多いのダ
 地味な劇団だが、訪中公演などインターナショナルな、勿論国内での堅実な活動も含めた日々の積み重ねが、ジワジワと浸透しているということか?

 とにもかくにも、タイトル通り、ほんだらおたおたな本番直前の東演である。

コメント
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