○広瀬マツ
宮城県の豪農の娘として産まれた6代目。一粒種として我儘放題に育てられたため、若い頃から奔放に生きてきた女傑である。
家の行く末を案じた両親は真面目一徹の男を婿養子に迎えるが、子供(辰造)を産んで尚マツの性向は治まらず、年老いて達観することもなく「女は男を虜にしてこそ女」「人の道は、己の生き方そのものが道」と豪語する。
こんな慶応元年生まれの女を演じるのは、矢野泰子。
老人ホームの入居者でありながら、食堂の手伝いをし、山手線の駅名もスラスラ言える『そして、あなたに逢えた』(No.101ほか再演多数)の千代さん、『浄瑠璃の庭』(No.122)では、無礼に振る舞う薩軍軍人を縄で縛り上げる神崎栄など、逞しくかつ聡明なおばあさん役で評価の高い矢野が、今回も舞台狭しと活躍します!
○広瀬辰造
その子供で広瀬家の7代目。母・マツの血を引いて艶福家で、仙台に別宅を持つ。家業(農業)を引き継ぐとともに事業にも精力的。だが、そのほとんどは失敗し、一度は満州に身を隠したことも…。
一見豪放磊落に見えるが、実は小心者か?
そんな人物を能登剛が務めます。
真面目な役が多かったが、松本祐子演出の『見果てぬ夢』(P.I.C-3)、『マーヴィンの部屋』(No.127)でコミカルな役作りに開花! 芸の幅を広げる能登が、今回はどんな人物を表出させるか?
腰越との初の“夫婦役”にも期待大!?
宮城県の豪農の娘として産まれた6代目。一粒種として我儘放題に育てられたため、若い頃から奔放に生きてきた女傑である。
家の行く末を案じた両親は真面目一徹の男を婿養子に迎えるが、子供(辰造)を産んで尚マツの性向は治まらず、年老いて達観することもなく「女は男を虜にしてこそ女」「人の道は、己の生き方そのものが道」と豪語する。
こんな慶応元年生まれの女を演じるのは、矢野泰子。
老人ホームの入居者でありながら、食堂の手伝いをし、山手線の駅名もスラスラ言える『そして、あなたに逢えた』(No.101ほか再演多数)の千代さん、『浄瑠璃の庭』(No.122)では、無礼に振る舞う薩軍軍人を縄で縛り上げる神崎栄など、逞しくかつ聡明なおばあさん役で評価の高い矢野が、今回も舞台狭しと活躍します!
○広瀬辰造
その子供で広瀬家の7代目。母・マツの血を引いて艶福家で、仙台に別宅を持つ。家業(農業)を引き継ぐとともに事業にも精力的。だが、そのほとんどは失敗し、一度は満州に身を隠したことも…。
一見豪放磊落に見えるが、実は小心者か?
そんな人物を能登剛が務めます。
真面目な役が多かったが、松本祐子演出の『見果てぬ夢』(P.I.C-3)、『マーヴィンの部屋』(No.127)でコミカルな役作りに開花! 芸の幅を広げる能登が、今回はどんな人物を表出させるか?
腰越との初の“夫婦役”にも期待大!?