Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

自立支援プロジェクトでのお買い物

2011-11-20 22:36:29 | Life
今週末と来週末、札幌のタワーレコード(ピヴォ7F)で、
自立支援プロジェクトの出店があります。

来週末はわたくし、ここにいないので、
今日行ってきました。

4点お買い上げー♪

大槌町吉里吉里のミサンガ、
山田町のフェルトボールブレスレットとポーチ、
そして、
宮古の授産施設のコーヒー豆。
豆を買って、施設でローストしているんでしょうね。


メッセージも書いてます!

被災地の方々が作ったものです。
収入源になります。

ほかにもいろいろありまーす。
皆さんも行ってみてくださいね。

ネットでも買えまーす!


行ってきました・・・・釜石での災害ボランティア 3日目

2011-11-20 10:59:09 | Life
釜石でのボランティア活動、最終日です。
この日はまたまた瓦礫撤去。
新たな現場での作業です。

たぶん只越あたり。
3階建てで1階は店舗、2階と3階は事務所兼自宅みたいな雰囲気でした。

1階はもう壁もドアもなく、
木材、壁紙、壁の断熱材、配線コード、壊れた商品、各種ゴミ、
伝票、通帳、銀行カード、写真、手紙、
それを除けたら臭い泥とそれにまみれたゴミがまた・・・・。

2階は天井まで波にのまれて衣服や家具や雑誌が散乱しているものの、
それらが何の雑誌かどんな服か判別できる状態。
3階は無事・・・といった感じで。

写真なんかはボラセンに持っていけば持ち主に持って帰ってもらえたりします。

こんなに大事なものたくさん埋まってるし、
2階とかは結構普通に生活の痕跡丸見えなのに、
8か月間も野晒しになってて、
ここの建物の持ち主は自分で片付けようとは思わなかったのかなぁ・・・
と、素朴な疑問。
あ、生存されているそうです。

一緒に活動している地元釜石人が初日に言ってたことを思い出しました。
「全部失っちゃってさ、悲しいしつらいのはわかるけど、
 もっと自分らで何とかしていこうって気が
 そろそろ起こってもいいんじゃないかと思うんだけどなー。
 失ってない地元民だってもっと動いてもいいはずなのに。
 全国からこうしてきてくれてる人たちに任せっきりで、
 自分たちは生活するので精一杯です、みたいな感じでさ。
 なんか違うんじゃないかって思うんだよね。
 東北の人は我慢強いから今回の事もひたすらじっと耐えてるとか言われてるけど、
 耐えてばっかりいても自分たちで動かそうってならないと・・・」
云々、そういったニュアンスのことでした。

そういうの、あるのかもしれません。
わかりませんが。

まあとにかく、
ガッシガッシと瓦礫を分別しながら除けていきます。
仕分けしたごみをトラックで捨てに行き、
また仕分け、撤去・・・・。
先が見えなくて途方にくれます。
でも、初日にきれいになったドコモショップ見ているので、
まだ励みになります。
あれ見てなかったら、
ほんとにどこまでやるの?って感じで気が遠くなってました。

あっという間にお昼の時間。
すごいホコリまみれ。
3次元の防塵マスクしているのに、
鼻の穴真っ黒(爆)

ちょっと顔拭いたりなんかしてから、
ご飯食べに行きました。


あ!キッチンカーだ!

以前釜石で営業されていて店舗を失った飲食店6店が、
キッチンカーで営業されているとツィッターで知っていました。

どうしよ、サルサ丼、食べよかな・・・・。
でもでも寒いから・・・・
と、隣のラーメン屋さんに入っちゃいました(汗)


豚骨博多ラーメンの勤多ラーメンさん、テントでの営業です。
おいしくいただきました。

そして午後、またガシガシ働く。
ご飯食べたら少しチカラ出てきた。

お!一部床が見えてきたぞ!
でもまだまだ・・・・。

で、3時。
この日の作業終了です。
なんだかあっという間でした。
何日もかけないときれいにならないとはわかっていても、
始めたときよりはゴミの量へったとわかっていても、
なんだか中途半端にして帰らなければならないこの無力感・・・。

なんだか不完全燃焼。

あー放心状態。
もっと何とかならないのかなあ・・・・。

はあ・・・・。

と、ため息つきつつボラセンに戻り、
借りた道具を洗って返して、
みんな私を駅まで見送りに来てくれました。

ほんとに短い間でしたが皆さんお世話になりました。
はじめての災害ボランティア、
リーダーのご配慮と若者の頼もしさのおかげで、
大変有意義なものとなりました。

翌日からまた新しい人3人来るってことだったんで、
安心です。

ほんとに復興までの道のりはまだまだ長いなと実感しました。
たくさんの解体待ちの建物が全部解体されて、
そこに新しいプランに基づいた建築がはじまって・・・・って考えたら、
まだスタートラインにも立っていないんだなって・・・。

復興していく姿、ながーくかかっても見守っていきたいですね。
もちろんほかの街も。

また、釜石行きます。
他の町にも行きたいな。
がんばろう東北!






行ってきました・・・・釜石での災害ボランティア 番外編 寿司と地酒で経済活動

2011-11-20 10:58:26 | Life
というわけで、
釜石で寿司です(爆)

勝力鮨さんに連れて行ってもらいました。

ほんとにおまかせ鮨2千円って書いてある!

まず飲み物、浜千鳥!って頼んだら、
これでいい?と出てきました。

四合瓶!
これくらい飲むでしょって、大将が。
あれ?
酒飲みだって顔に書いてありましたか?

リーダーは運転手だから飲まないし、
沖縄学生は泡盛・焼酎なら底なしなんですけど日本酒は少しだけって。
あと東京学生が1合しか飲まなくても残り3合なら私一人で飲めますねー。

本醸造、どうかなと思ったんですが、
すっきりして若者にも飲みやすい感じでよかったのではないでしょうか。

東京くん、
「ん~ ウマイ!!!」
って目を閉じて唸っちゃって、
軽くオヤジ入ってました


はいお寿司です。


中トロ


ブリと玉子


茶碗蒸しまでついてきた!


イクラ


中トロ巻き


赤身、ホタテ、スルメイカ


甘海老

あと写真撮りませんでしたが、
最後にマグロの赤身もう2貫来ました。

12貫に巻物と玉子と茶碗蒸し、
で、
2千円!

激安です。

お味はというと、
江戸前好みのわたしとしては、
好みの正反対のお寿司ではあったのですが、
なんだか劇的にうまかったです。

シチュエーションポイントも高かったのですが、
あとで冷静に考えても、
なかなかどうして、
とてもバランスが良いお寿司でした。

シャリ、砂糖たっぷり甘々タイプ。
こんな甘いシャリ久しぶりに食べましたが、
なんだろ、
ネタの脂が結構甘かったし、
あと、
シャリの柔らかさとネタの柔らかさがマッチしていて、
トータルな一体感があるんです。

やや硬めのイカでさえも許容範囲、いい感じの一体感でした。

イクラも田舎にありがちな醤油味濃すぎを覚悟していたのですが、
なんと超薄味で好みな感じでした。

茶碗蒸しもゆるゆるタイプで、超私好み!
すごいポイント高いです。

またまた東京くん、
遠くを見ながら「ん~美味い!」
沖縄くんにおいてはブリをお代わりしてました(爆)

いやいや、
わがままに付き合ってもらって申し訳なかったのですが、
喜んでいただけたみたいでよかったです。

そして
思いがけず出会った地方でのウマ鮨!

また釜石行ったときにはぜひ再訪したいと思います。

調子に乗ってもう一軒・・・
と行きたいところだったのですが、
この日は釜石に宿取れず、
1時間ほど離れた遠野泊になっていたので、
おとなしくJR乗りました。

ホテル着いてから、
遠野産のホップを使ったKIRIN一番搾りいただきました。
遠野はホップの産地で有名ですもんね。

翌日はまた瓦礫撤去です。

行ってきました・・・・釜石での災害ボランティア 2日目

2011-11-16 23:57:16 | Life
釜石ボランティア2日目。

この日はボラセン定休日で、
瓦礫撤去に必要なスコップやハンマーや猫車などをボラセンから借りられない。
それでもまあゴミ拾いとか土嚢を詰める作業とかできることはあるのですが、
リーダーの疲労が強く、肉体労働からの解放が必要ということで、
大学生とわたくしの3人、
仮設住宅でのボランティアに参加することになりました。

長く現地での活動していると、横のつながりもできるわけで、
リーダーが私たち3人を
他の団体が実施している活動に参加できるよう手はずを整えてくださいました。

カリタスジャパンというキリスト教系の団体が社会福祉協議会の委託を受けて実施している、
「お茶っこサロン」という癒しの場の提供と、
仮設住宅での聞き取り調査をお手伝いさせていただきました。

お茶っこサロンは教会の敷地内でも常設されているのですが、
週に1回ずつ、市内の各仮設団地の集会所でも実施しています。

この度は、
教会のスタッフ4名と私たちの計7名で、
釜石の南にある平田(へいた)という地区の仮設団地を訪問しました。

途中の平田の住宅街はもう建物が全部取り壊されて
たくさんの家の土台だけが残っていました。
その手前の港にはボコボコの車の山、瓦礫の山・・・。

仮設団地は高台にある釜石商業高校の敷地に設置されています。



集会所にて住民を迎える準備をしてから、
集会所に残るチーム、各家庭を訪問するチームに別れて活動開始。

私は主に訪問のほうに参加しました。
訪問の経験がある教会スタッフとペアになっての活動です。

仮設住宅での生活不安、孤独、異変の察知はとても重要な課題です。

私は仕事柄、
初めて会う人と話すとか、
状況をなんとなく聞き出すとか、
表向きわかりにくいけど何か発せられている電波を感じるとか、
そういうの慣れているので・・・・。

あとは、
集会所に戻って、集まってきた人たちとふつうに世間話したり、
編み物とか手芸とかしている人たちと一緒になって、
ここはこーだとかあーだとか、あー間違ったーとか、
まあふつうに過ごしました。

住民の皆さんが日々感じていることなど共有できたことは
本当に有意義な体験でした。

皆さんのために何ができたか・・って考えると、
あんまり役には立ってないかもしれませんが・・・。

えー東京から?沖縄から?北海道から?
あら実家は盛岡?大丈夫だったの?
昔沖縄行ったよ、親戚が札幌いるよ、
なーんてふつうの会話も大事ですよね。
特に仮設でおひとりで暮している方には。

あと、
私がやってる物資を直送する活動で、
物資募集のサイトに「サロンで使う○○」と載っていたりするんですが、
ああ、こういう風に利用されるんだなぁってわかったりもしたので、
今後の物資直送活動でもイメージしやすくなりました。
そうやって役に立てていきたいと思います。

3時半ごろ教会に戻ったら、リーダーが待っていてくださって、
「ちょっとその辺見て回りましょうか?」と。
4人でリーダーの軽自動車に乗り込み、
釜石から国道45号線を北上し、両石、鵜住居、大槌へ。

この辺りは国道から海側の地域が、
津波でもう跡形もなくなってしまった地域です。

道路は通れるようになっていますが、
ガードレールなんかはひん曲がったまんま、
よくある青い道案内の標識も下のほうが津波でひん曲がってました。
どんだけ高い波が来たかがわかります。
わかりますっていうか・・・
想像できないけど、
そうだったんだなって・・・・。
だって想像できないですよ。
どうしたらそんな風になるのか・・・・。

三陸鉄道の大槌駅のあった付近に降り立ちました。




途中の河川敷にはやはり瓦礫の山々・・・・。
震災から8か月、まだまだこんな感じ。


ここにまた明るい灯が、
こんなまばらではなく、
にぎやかに燈るのはいつの日なのだろうかと・・・・。

暗くなったので釜石に戻ることに。
「今日は晩ごはんどうしますー?」と、リーダー。
「私ね、すんごいお酒が大好きでね、
 復興支援と称して3県でマラソン走って経済活動もしててね、
 お酒飲みまくってるんだけどね、
 釜石に来て“浜千鳥”飲まなかったら、石投げられちゃうと思うので(誰に?)、
 今日はどっか、ご飯食べながらでも、ごはん食べ終わってからでも、
 飲みに行きますから、
 どこかいいところ教えていただければ、
 私勝手に行きますのでー。」
と、2日目にして早くも被ってたネコをかなぐり捨てました(爆)

そしたら大学生たちも、
「えー、そんなにおいしいお酒なんですかぁ?
 話聞いてたら、むっちゃ飲みたくなってきましたよぉー。」
そしたらリーダー、
「うーん、じゃあ○○って言う居酒屋か、
 それか、2千円でおまかせで食べられる寿司屋か・・・」
「どっちがいい?若者たち?」
「寿司・・・・いいっすね・・・・」
「そんじゃ、それでいいのね?
 あー、ごめんねー、わがままに付き合せてー。」
「いやー、っていうか、やっぱりマラソンとかなんすねー。
 昨夜、ご飯食べた後、ゼッタイ陸上部だよねって話してたんですよねー。」
「ああ、やっぱ、私って、オーラが陸上部って感じ?
 よく言われるしー。」

で、番外編に続く



行ってきました・・・・釜石での災害ボランティア 1日目

2011-11-16 23:56:25 | Life
ということで、
岩手県釜石市に行ってまいりました。

ボランティアセンターに直接申し込んでも行けたんですが、
今回は、
3月20日から名古屋から現地入りしている任意団体の方たちの活動を
お手伝いすることにしました。

自分のバイトの関係でギリギリまで日程がはっきりしなかったので、
自由に動いている任意団体のほうが
臨機応変に対応してくれるのではないかと思ったからです。

12日土曜日の夜行に乗って、電車を乗り継ぎ、
晩秋の車窓に、はやる心を落ち着かせながら・・・


日曜の午前11時に釜石到着。


こちらは運休中の三陸鉄道釜石駅。
復興の狼煙のポスター貼ってありました。

ボラセンの活動だと、
朝9時のマッチングに間に合わなかったらその日の活動はないのですが、
任意団体さんとだったからその日の午後からの活動に参加できました。

さらに、
釜石のボラセンは月曜日定休で活動がないのですが、
これも任意団体だと、
多少活動は制限されますが何かはできるので、
彼らにお願いしてよかった点です。


ということで、
リーダーが駅まで迎えに来てくれて、メンバーと合流。

まずは、この日の午前まで活動してこれから帰るという2人とお別れ。
残ったのは、
名古屋人リーダー、
現地釜石人、
1週間滞在予定で何日か前に来たという東京在住の大学生、
1週間滞在予定、沖縄→東京池袋から釜石まで夜行バスでこの日の朝に到着したという大学生、
(沖縄からってすごいよね。)
そして私の5人。

まずは、
活動以外の時間に街を散策したときに撮った写真で状況をご紹介。

道路なんかはもうすっかり片付いて車もほぼ通常通り通れるのですが、
繁華街だったあたりでは、2階まで壊れて解体待ちの建物がまだまだ残っています。





解体の許可が取れている建物には赤旗が付いています。
中には旗に「解体時立会い希望。連絡先・・・・」と書いてあるものもあります。

解体中・・・




解体後・・・


別の日に撮った写真・・・・








もうすでに解体されて残骸も撤去されて家の土台だけが残ってるところもあるのですが、
結構な数のこんな風な解体待ち。

1枚目の写真のようにきれいに掃除されて解体待ちの建物もあるのですが、
3.11のまま時が止まったように
その建物の営みの痕跡や、どこからか波で運ばれてきて引っかかってとどまっている瓦礫や、
泥やヘドロやゴミやなんやかんやが取り残されたままの建物もたくさんあります。

繁華街のテナントビルなんかが結構そのままになっていることが多いような気がします。
自分の家じゃないから誰も手を付けないみたいなところあるんでしょうね。
それらが3.11のままの姿を晒してひと夏過ぎました。
海の泥がいろんなゴミを含み、
結構悪臭を放っていたようです。

なによりホテルなんかが立ち並ぶ街の中心地、
地名で行ったら大渡町、大町、青葉通り、只越町あたりが
そんな状態なのは、
これから復興していくために人を呼ぶことを考えたらマイナスです。

どうせ取り壊されるんだから、
瓦礫とか掃除する必要ないじゃん、
がしゃーっと壊して瓦礫もろとも運び出しちゃえば!
って考え方もあるんですが、
だって8か月も経ってこの有り様なんだよ?
いつ解体されるのさ、こんなにまだたくさん解体待ちあるのに。
この姿晒したまま、いつまで時を止めておくのさ?って考え方もあります。

ということで、
ボランティアさんたちがその誰も手を付けない放置プレーな部分を
お掃除して歩いているといった状況です。


で、
到着した日、土曜の午後は、
リーダーをはじめ、これまでの入れ代わり立ち代わりのメンバーが
約3週間かけてお掃除してきた、
青葉通りに面したドコモショップの泥だし総仕上げ。

これまでは1階部分に滞った瓦礫や泥の撤去をしてきたそうですが、
ヘドロとかが天井や2階までこびりついて結構臭くてひどいので、
高圧洗浄かけて最終泥出しというわけです。

お掃除していたら住民が通りかかって
「毎日ご苦労さんだねー。」
なんて他人事みたいなこと言って通り過ぎていきます。
「私今日からのお手伝いなんですけど、前はどんな感じだったんですかぁ?」
「そりゃーもう、こーんなところまで瓦礫が積まさってて、すごい悪臭でさぁ。」
「そうですかー。」
「いやーきれいになった。すごいね。」
「よかったですね。」
みたいな世間話をしながら、
ガッシガッシと泥を外に流していきます。

3時半頃、綺麗になったドコモショップにブルーシートで覆いをかけてこの日の作業終了。

ちょうど斜め向かいにあるホテルサンルート釜石に部屋を取ってあったので、
チェックイン。

サンルートも1階部分はまだ工事中で、
2階の宴会場とかがあるフロアが臨時のフロントになってました。
暖房も故障していて使えないとのことで覚悟していったのですが、
ちょうど数日前から使えるようになったとのこと。

向かいのベイサイドホテルも1階はまだ閉鎖。
テナントのローソンはやってましたが、
しょっちゅう停電してるようでした。
この界隈の交差点は信号もまだ復旧していなくて、
日中はお巡りさんが交通整理しています。

さて、シャワーを浴びて、街の散策に出かけました。

ホテル出てすぐのところ、大潮で冠水してました。


こんな看板もちらほら。

地盤沈下してるんでしょうね。

先に紹介した辺りを歩いて、駅のほうへ。


甲子(かっし)川



暗くなってきたからホテルに戻って待機。
6時頃、リーダーから電話かかってきてみんなでご飯食べに行きました。
一人で経済活動・・とも思ったんですが、
今日来て単独行動も感じ悪いし、日曜日は開いてる店あんまりないとのことだったので

大渡町の工藤精肉店中央ビル食堂部にて、
カツカレーいただきました。
ここのフツウ盛りは一般の大盛りなんで、
女子にはキビシイと心配されましたがペロリと平らげちゃったんでみんなビックリ

そのあと、
電気水道ガスなしの被災民家を借りて寝泊まりしている男子は銭湯へ。
私はひとりで経済活動・・・と思って、
ホテルに置いてあった「復興飲食店マップ」を握りしめ、
街灯のない街を懐中電灯片手にうろうろしてみましたが、
やはり開いている店なくて、
ホテル向かいのローソンにて酒購入して戻りました。
地酒の浜千鳥の小瓶を…と思いましたが、
「浜千鳥は明日どこか飲食店で絶対飲む!」と心に決めて、
この日はエビス買っちゃいました

1日目終了です。







釜石から戻りました。その前に!先週の直送物資 

2011-11-16 23:56:11 | Life
釜石にてボランティア活動してまいりました。

その報告は長くなりそうなので、
とりあえず、
先週直送した物資、すでにご紹介したTシャツ以外のものををご紹介。


レターセットとかいろいろ。

便箋やら封筒やら、セットのもの残ってしまったバラバラのもの、
旅行に行ったり美術館に行ったりするたびになぜか買ってしまう絵葉書、
残っていた切手・・・・。

被災された方は親せきや友人にお手紙書きたくても、
こういったものを手に入れる余裕もないということなので、
ガシッと送らせていただきました。

新たに80円切手×10も買って同封しました。
募金箱に800円入れるってちょっと躊躇するけど、
切手800円分は躊躇なく買って送れるんだからなんだか不思議なものです。
どんなふうに使われるか明確だからかな。


毛糸。

まあなんで毎年毎年、懲りもせずに、
今年はカーディガンを、今年はベストを、と思いつき、
まとまった毛糸を買って、
半身だけ編んで春になるパターンを繰り返しているのでしょう?

まあそんな悪い癖も、
こうして被災地に送る物資の源となったわけですから、
見捨てたもんじゃあありません

編みかけた部分をほどいて、
巻き巻きして直送しました。
編み針も。
20年前に実家から持ってきたものですがね。

被災された方が暖かいものを編んでご自分で着られたり、
ご家族に編んであげたり、
もしかしたら売って少しでも生活の足しにしたりしていただけたらと思います。


バスタオルやタオルケット。

飼い主が見つからない、事情があって一緒に暮らせないワンコやニャンコを
保護している団体から、
中古のバスタオルやタオルケットの募集がありました。

マラソンの参加賞や、20年前に実家から持ってきたタオルなど、
使ってないものたくさんありましたので
これまたガシッと送らせていただきました。

これからもたくさん送るものあります。
もちろん募集がかかっているものです。
ごっそりTシャツ送ったあとにまた出てきたTシャツもあるし。

今度の日曜日、また物資直送に勤しみます

今朝、釜石から戻ってきたとき、
うちの近所に布団が捨ててありました。
丁寧に袋に入って、有料ごみの200円シール貼ってあって。
しばらく立ち止まって、
「結構きれいだし、被災地に送れそうだよなー」
って考えたんですが、
よその物だし持って帰るわけにもいかず諦めました。

みなさんが、きれいで使えそうなものを捨てる前に、
「被災地の人これ使えないかな?」って思ってくださるといいと思います。

特に寒い冬を乗り越えるために必要なもの。

どうぞみなさん、
ちょっと考えてみてください。
よろしくお願いします。

ようやく・・・

2011-11-12 08:39:51 | Life
昨日で震災から8ヵ月。
これまで、
なんとかして現地で活動したいと思い続けてました。

3月に職場のスタッフが一人減って休みが取りにくくなり、
それでもなんとか現地行きたくて、
休み取りやすくなるようにシステム変えて、
やっと軌道に乗り始めたのが6月。

さて行けるかと思ったら、
今度はまさかのバイト再開。

そして秋の試験ラッシュ。
震災前から今年はこれやると決めていたことは、
諦めずにやりとげることが大事と思ったので、
バイトで忙しくても頑張りました。

自分らしい復興支援ということで悩んで、
私といえば「走って飲んで食う!」ってことで、
3県のランニング大会に出て現地で経済活動という形を実行してきました。

最近は物資直送で大忙し。

そんなこんなの怒涛の8ヶ月、
ホントに現地にボランティアしに行くってことは常に思っていて、
ずっといろいろ調べてて、
でも、
個人のたった一人を受け入れてくれるところなかなかなくて・・・。

現地行ってからボランティアセンターで登録して、
マッチングで需要と供給が一致すれば活動する、
みたいなのだったら行けたんですけど、
長期で行けるわけじゃないし、
2~3日有休とって交通費払って行って登録したけど
ボランティア一杯いてマッチングに漏れて
結局活動できずに帰ってくる・・・みたいなリスクは避けたかったので。

で、まず見つけたのが
ボランティアバスで行くこと。

岩手県は盛岡やその他内陸の街から
毎日のように現地にボラバス出ていて、
日帰りでボランティアできるようになっていましたので、
それに乗っていくぞ!と何度も日程調整試みたのですが、
上記諸事情によりなかなか実現せず、
そのうちお盆を境にボラバスもほとんどでなくなってしまいました。

で、また、
事前登録で確実に活動できて、
独りの個人を受け入れてくれるボラセン探しをして、
気仙沼がそれをしているとわかり、
「やっぱ岩手出身だしほんとは岩手行きたいけど、
 気仙沼でがんばろうかな」
って思って、事前申し込み試みたんですけど、
その日はもう一杯です・・・みたいな。

そして11月。
もう一度各ボラセンのサイトみたり、
復興支援のサイトと見たりしていたら、
釜石に行けそうなことがわかり、
すぐに動きました。

職場やバイト先にわがまま聞いてもらい、
明日から3日間、行ってくることになりました。
ようやっと。

寒くなってボランティア少なくなっているようですが、
そしたら「私の出番ですか?」みたいな感じで
ひょっこり行ってきます。

職場のスタッフに
人足りないのに2日も休んでごめんね、といったら、
「いいんです、だいじょうぶです。
 先生みたいな人がいないと日本は良くならないんです。
 どんどん行っちゃって下さい!」
といわれました

なんかすごいもの背負わされたような気がしますが

まあ、個人的には、
年内に一度行っておかないと年越せないぐらいの感じだったので、
ご縁があって行かせて頂くことに感謝して、
微力でもお役に立てればいいなと思っております。



どうってことない晩ごはん 牡蠣とほうれん草のペペロンチーノ、 鶏肉と野菜の白ワイン煮

2011-11-10 21:24:47 | Food
本日バイト休みなので、当初の予定では、
ヨガ→イタリアンバールでリゾット食べて帰る
だったのですが、
今朝、物資を直送することに気を取られて、携帯を家に忘れてしまいました

ボランティアの件や何やら、電話したりメールしたりしなきゃいけなかったのに・・・・

ってことで、

急遽ヨガやリゾットは諦めて帰ることにしました。
携帯がないと番号も何もわからないから何も用事がすまないのです・・・。

家に帰って気が付きましたが、
家ではやること満載で・・・・。
いや、わかっていたんですが、
なんか気晴らしに行きたかったのかな
それを阻止したのが携帯忘れ。

「携帯忘れたのは、神様が私に早く家に帰るよう教えるためだったんだな・・・」
と、いつものように自分に言い聞かせ

冷蔵庫の残り物+αで晩ごはん。


ほうれん草消費メニュー、牡蠣とほうれん草のペペロンチーノ。
ふつうにウマイ。


鶏肉と野菜の白ワイン煮。
これ、かなり旨かったー。
実はまだまだ残り物のワイン消費プログラムも終わってません

これから明日送る予定の物資を準備!です

馴染みの店めぐり

2011-11-08 23:40:50 | Restaurant/Bar/Cafe
7月から10月まで、
バイト、マラソン、各種試験、復興支援と、次から次へとやることがあり、
前ほどフラフラとあちこち飲み歩かなくなりました。

でも、ほんとに居心地の良い場所にはたまに顔だして、
お店の人と近況など語り合いたいものです。

この日は仕事を3時半で切り上げ、
ボランティア保険に加入するために社会福祉協議会に行きました。
5時くらいにはもう用事も済み、バイトもなかったので、
久々に馴染みの店にてゆっくりしようかなと。

行きたい店5軒、うち、厳選して3軒。

あそこに行ってこっちに行かないとなると、
後日またそこに行かざるを得なくなります。
それよりはどうせ酔っぱらうなら1日で3軒行っちゃって、
他の日は走ったりヨガ行ったり、うちでご飯作ったりするほうが時間を有効に使える!ってことで、
3軒ハシゴ、強行しました


まずはイタリアンバール。

実はこの前日もバイト前にちょっと寄ったのですが、
この店のシェフが11月中ごろで独立されるということを伺い、
この日はがっつりシェフの料理を食べるつもりで参りました

まずは前日にいただいた、ホタテと押し麦とドライトマトのサラダ。


そしてこの日は3品&4杯いただきました。

1杯目。

アブルツォの白。いきなり品種当てから始まりました。
「トレッビアーノ!」
「って、思いますよねぇ?でも違います!」
「げっ!まじで?」
国際品種2つとヒントいただき、
ソーヴィニヨンブラン+シャルドネ、で正解でした。

これに合わせた料理。

タラのクリーミーパテ トリュフ風味
ほんとにクリーミーでした。

2品目。

旬の魚 メヌケ(カサゴ)とアサリのトマト煮込みアクアパッツァ風

これに合わせたワイン。

フリウリの白。
品種はSB、リースリング、フリウラーノ、リボッラだそうですが、
ソーヴィニヨンブランしか当たらなかった・・・。

そして本日のメイン!

イタリア産 ポルチーニ茸とパルミジャーノチーズのリゾット
私はこちらのシェフのリゾットが大大大好きで、
おすすめメニューにリゾットがあるときは必ず食べていたのでした。
ああ、ほんとにウマイ!

これに合わせて選んでもらったのは・・・・

ラツィオのシラーズ。
「最近ラツィオでシラーズ流行ってるんですよ」って、ソムリエールさん。
濃厚な果実味と香辛料の風味。
これがまた、ポルチーニと合う!

あ~美味かった!!

で、食後酒にもう1杯。

マリナチヴェティック モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2008 マシャレッリ
濃厚で果実味たっぷりだけどこれはポルチーニには合わないんだな・・・。

あーおいしかったし、
久々にお二人のソムリエールさんたちとじっくりお話できて、
ほんとに楽しいひと時でした。
シェフのリゾット、もう一回食べたいな。

次、2軒目は日本酒バー。
2か月ぶりくらいです。
ママさんのブログ見て、
「あーこんなの入荷してる!」
「あーこれ飲みたい!」
とは思っていたのですがね・・・。

いつものように、
「私が飲めるヤツ、おねがいしまーす!」
そしたら、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉のいずれかの日本酒が出てきます

1杯目、

田酒 古城の錦 (青森)
まろやか、米の甘み。まさに純米大吟醸。

2杯目、

八仙 えんぶり (青森)
これ限定酒だそうで。
1杯目より骨格がしっかり。
旨し。

3杯目、

十ロ万(とろまん)ひやおろし (福島)
冷やおろしらしいまろやかさとコク!

この日はお隣に某石油系会社の関連の方3名おられ、
私がなにげにあれこれ詳しいってことで、
話盛り上がりました。
楽しいひと時ありがとうございました。

なんだかんだ言ってここまで醸造酒7杯・・・・。

でも行きますよ~、3軒目!

焼酎師匠の店です。

「今日はワイン4杯と日本酒3合飲んできましたー♪」
「あ~じゃあ軽めにこれでいきましょ。」


あくがれの前割り。
あ~ほんとにサッパリして美味しい!


おつまみもぺろりといただきました。

もう一杯・・・

克 
芋・鹿児島

ちょっとデザート的に・・・

柿とクリームチーズ

こちらでもお隣さんとお話盛り上がっちゃいました

最後の1杯飲んでるあたりに、
バイト先からメール来て、ちょっと顔出すことになり、
あわてて飲んだのでなんだかもったいなかった

このあとバイト先寄ったんですが、
それでも地下鉄最終に乗れました

こんだけ飲んでタクシー要らずとは・・・よいことです

いや~ほんとに楽しい夜でした。
ホーム3連戦全勝した気分です・・・って、なんのこっちゃ

これで心置きなく次に進めます。
そしてひと段落したらまたお邪魔しまーす

なんと!ドイツワイン上級ケナー、合格しました(汗)

2011-11-08 01:22:15 | Wine
10月に受けた、ドイツワイン上級ケナー試験、
受験直後の手応えまるでなしだったのですが、
なんと、
合格してました



合格通知は1週間ぐらい前に届いていたのですが、
本日、上位入賞者が発表されました。

当然私は入っていませんでした

昨年初級を受けたときには
まぐれか何か知りませんが、
7位に入ったわたくし。

周りは一気に色めき立ち、
「今年もsympaさんなら入賞できるね」
なんて言われ、
わたしもその気になって期待に応えるべく頑張る所存だったのですが、
もう予定外の7月からのバイト復帰、
震災復興支援マラソンツアーなど、
性格上避けられない出来事満載で、
勉強に集中できず

試験直後は落ちたと思ったので、
来年リベンジで入賞も本気で狙ってやる!
と思っていたのですが、
今年受かっちゃいましたので、
まあ、現実を受け入れるしかありません

これで来年は復興支援とマラソンに集中できるってことで

試験に際しては多くの方に支援していただきました。
ありがとうございました。

次は、
2012年春にエキスパートコンクール・・・・と思っていたのですが、
バイトと復興支援などで、
とてもコンクールのカルト的な問題に備えをする時間がないと思われますので、
2013年、シニアワインエキスパートまでに
中途半端になってるボルドーシリーズ、
新たにブルゴーニュシリーズなど、
きちんと舌と脳みそを作り上げていきたいと思います!