東京・台東借地借家人組合1

土地・建物を借りている賃借人の居住と営業の権利を守るために、自主的に組織された借地借家人のための組合です。

保証金/敷金トラブル/原状回復/法定更新/立退料/修繕費/適正地代/借地権/譲渡承諾料/建替承諾料/更新料/保証人

土地・建物を借りている賃借人の居住と営業の権利を自ら守るために、
自主的に組織された借地借家人のための組合です。

東京・台東借地借家人組合

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競売で店舗を買受けた新家主が家賃を3万円値上げ要求 (東京・豊島区)

2007年05月16日 | 家賃の減額(増額)

 豊島区東池袋の服部さん等5人グループは、20年前から現在の店舗を借りて商売を続けてきた。住宅地に囲まれた小さな商店街の一角にある共同店舗で、以前の家主はすぐ隣りに住んでいた。

 人柄の良い家主で無茶な家賃の値上げなどを請求することもなく、良い関係が続いてきたのだが、2年前から急に歯車が狂ってきた。

 2年前のある日、何の前触れもなく家主が引っ越していった。誰一人、行き先を聞いている者もいなかった。 相場に手を出し、大きな借金があったらしいとの噂がその後近所に広がった。

 程なく裁判所から今後の家賃は、家主に支払ってはならないとの通知が届き、服部さん等は1年余の期間、某信用金庫に家賃を支払うことになった。その間にも、競売開始の通知がくるなど、服部さん等にとっては驚きの連続だった。

 昨年の9月、競落人から家主になった旨の通知がきた。そんな経過で、服部さん等は5名は昨年10月に全員で組合に加入した。

 12月には、新家主が代理人の不動産屋を伴ってやってきた。家賃を3万円値上げし、期間を2年とし、その後は更新しないとの契約書を取交したいとの申入れだった。服部さん等は、その場での返事を保留し、組合とも相談の上、2年後は更新しないとの条件付の契約には応じない旨をきっぱり通知した。

 その後も家主からの申入れの都度、組合を交えて協議し、みんなで頑張っている。

 

東京借地借家人新聞より

 

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