オーストラリア発AORバンド、Stylusによる78年の3rdアルバム。本国ではThe Best Kept Secretというタイトルかつ別ジャケでリリースされているのですが、こちらはMotownからリリースされたUS盤になります。フリーソウル全盛期であった90年代中盤には、中古屋で2万超えで売られていたという異常な現象も起こったそうなのですが、今では値段もグッと下がり手に入りやすいLPになりましたね。先日、大手の某レコード屋がデッド・ストックを何枚か入手したらしく、僕もそちらで手に入れました。かなり今さら感はありますが、この値段なら持っておいても良いかなと思ったので…。人気の秘密はA-2に収録されたBushwalkin'。明け方や夕暮れがよく似合うライト・メロウなAORで、なかなか良い感じの曲です。Organ b. SUITE No.2の冒頭に収録されていたこともあって、何だか今聴くと少し懐かしい気分になります。考えてみればあのテープとの出会いが、僕のフリーソウル体験の原点だったんですよね。ちなみにアルバム中の他の曲はそれほど僕好みというわけではないです。なんと言うか少し黒すぎる気がして、どうにも得意じゃないんですよ。決して悪いということでもないのですけれど。2000円程度までだったら出してもいいアルバムと言ったところでしょうか?くれぐれも高値で買わないように(笑)
最新の画像[もっと見る]
- Junior / Same 11年前
- Robson Jorge / Same 11年前
- Nesse Inverno / Tony Bizarro 11年前
- New Horizons / Wickety Wak 12年前
- Love Trip / 間宮 貴子 12年前
- The Radio Jazz Group / Same 15年前
- Jazz In Italy N.1 / Franco Mondini 17年前
- Jazz Quintet 58 / Same 18年前
- Bossa Nova! / Quintetto Basso Valdambrini 18年前
- New Sound From Italy / Basso-Valdambrini Octet 18年前
「Free Soul」カテゴリの最新記事
- Julie Sue / Same
- Phylliss / Phylliss Bailey
- Hey, Human / Frisco
- Otra Vez / Miami Sound Machine
- The Greatest Show On Earth / Metropolis
- This Could Be The Night / Karla Garrison
- The House Is Rockin' / Bobby Caldwell
- How Good It Is / Terri Gonzalez
- Let It Go / Raffia
- Come And Get It / Patrick Henry And The Liberation Band
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます