すでに巷では話題沸騰の強力盤。シカゴの古参ラッパーCommonによる最新アルバムです。評判聞く限りではメインストリームのファンのみならずアンダーグラウンド好きからも受け入れられているよう。それから僕のようなフリーソウル好きにもね。9割方のプロデュースは押しも押されぬ大人気のKanye Westなんだけれど、それがうまくハマっているというかアルバム全体が凄い統一されている気がします。最も2枚組なので通して聴くことはなかなか出来ず、僕が聴くのは1枚目だけなのですが・・・。さてさて、これはそんな1枚目のレビュー。まずA-1のBe(Intro)からしてカッコ良いです。ジャジーなウッド・ベースに導かれてシンセとピアノ、そしてストリングスが重なった後に入ってくるCommonのスムースなラップにノックアウト。そしてLinda Lewis使いのA-3、Goはこのアルバム中屈指のライトメロウ・ソング。アップテンポなのに込み上げるという理想的な展開と、John Mayerによる控えめながらも強力な援護射撃。フロアがポジティヴな光に包まれそうな大名曲です。DillaがプロデュースしたB-3のLove is...も本当に良い曲。パーティーの終わり、朝方のフロアでこんなの聴いたら気持ちよさそうですね。Disc 2も悪くないけど、とにかくこの3曲が飛びぬけて良いのでDisc 1ばかり聴いてしまいます。21世紀のソウル・ミュージック。こういうのが聴きたかったんですよね。オススメ。
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