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間もなく「戦後」が終わる

2020-08-15 12:00:00 | 日本
 今日は75回目の終戦記念日

 わたしたちが「戦後」と呼ぶこの75年間は、アメリカと、その通貨ドルの時代だった、といってもいいでしょう。けれど、下述のとおり、その時代を演出してきたのは、間違いなく、わが国です。

 いま、その「戦後」が急速に終わりつつあります。ドル建てゴールド)価格のとめどもない上昇、そして米マイナス金利幅の拡大がそれを示唆しています。これらはアメリカが債務を持続不可能なくらいに膨張させたせいで生じているわけですが、(米産業の国際競争力の低下、原油価格の暴落、中国の対米従属等も理由としてあげられるものの、)その最大の理由は、日本が戦後、そうできるようにアメリカを支え続けてきたため。だからこそアメリカは安心・油断してしまったのでしょう、アベノミクス」(≒円安誘導)にはジャパンマネーを対米ファイナンスから遠ざける(米金利を押し上げる)真の意図があることに気が付けないくらいに・・・

 これから「国際社会」は平和になっていくと予想しています。上記のために、アメリカが戦後、強みとしてきた「軍事力」をもはや支えきれなくなるからです。よって近いうち、世界各地の米軍の多くは自国に帰っていくでしょう。そうなることで戦争やら紛争の多くは自然に消滅するはずです。その間隙を縫って中国が台頭?・・・って、ありえません。中国は、アメリカとドルが強いという前提に基づく国です。その前提が弱体化するのに、かの国が平気でいられるはずがない、ということです。

 反面、アメリカや中国などの「国内社会」では、今後、激しいインフレとともに、治安の悪化や秩序の崩壊が進むでしょう。それはやがて、一握りのスーパーリッチと大多数の一般市民、という図式での内乱等に発展しかねないのではないでしょうか。悲しいことに中国はもちろんアメリカでも、選挙で社会を変える、なんてことはできませんからね・・・

 こうして、「戦後」という時代をリードしてきたアメリカは、他国の軍事的なチャレンジ等・・・ではなく国内の大混乱によって、まもなくその主役の座から降りることになります。そして・・・多少の紆余曲折を経たのち、(真偽はともかく)以下の「アインシュタインの予言」がきっと実現することになるでしょう(以下Wikipediaより部分引用)―――

 ―――世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を挙げねばならない。この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、凡ゆる国の歴史を抜き越えた、最も古くまた尊い家柄ではなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。吾々は神に感謝する、吾々に日本という尊い国を、作って置いてくれたことを。

(「間もなく『戦後』が終わる」おわり)

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