命に重さはない。
軽さもない。
命は命だ、ただそれだけだ。
・・・・・
命に重さがあるとしても、
すべての命にとってその重さは同じだ。
人も人以外も。
それに人間には60兆個の細胞があるという。
一つ一つの細胞はそれぞれが一つの命だともいえる。
ならば人の命は一つではない。
60兆個の命である。
しかもである。
毎日数えきれない程の細胞が亡くなっている。
生まれてもいるが。
それにしても個体としては、
結局最後は亡くなることになる。
でも子がその後を次ぐ。
その繰り返しである。
それが命だ。
・・・・・
この世界はすべてが繋がっている。
命も命なきものも。
命は命だけで在るのではない。
命なきものにも支えられている。
この世界が「在る」ということ、
そのことの上に成っている。
このこと疑問なし。
ならば、
この世界に在るもの、
一切合切、
その重さは同じである。
・・・・・
「人の命は地球より重い」と言った人がいる。
思い違いも甚だしい。
人の命だけが重いなどとは笑止である。
暴言と言わざるを得ない。
とは言っても、
命を粗末にしても良い、
と言ってる訳ではない。
誤解のないように。
ご容赦、
ご容赦。
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