日本人の思いである。
思想と言ってもいい。
ゆうゆうと流れるのである。
天空・大地の中で、
ゆうゆうと流れるのである。
・・・・・
月日は百代の過客にして行きこう年もまた旅人なり...
松尾芭蕉である。
ゆく川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず...
加茂長明である。
時の流れ、水の流れに身を任せる。
大きな流れには逆らえない。
漂うように生きるのである。
たんたんと生きる、それが人生だと。
一喜一憂は世の習いだが、
その中に無情感、諦念がある。
これは日本人の根である。
奪い合いの大地ではどこまでも戦いである。
譲り合いの世界だからこその思いである。
譲り合えばそこに、
たんたんとした人生が成る。
・・・・・
とはいえ、
「流れる」ということは「流される」ということでもある。
昨今のマスコミの酷さに鑑みれば、
流されるばかりでは情けない。
いいように利用されるばかりだ。
どうすればいいのか。
どうもできない。
流されるのなら流されればいい。
どこまでも流されればいい。
要は「流されている」ということを知っていればいい。
それだけのことだ。
流されていると分かっていれば、
流れが緩やかな時は多少は向きを変えられる、
浅瀬に来れば岸に上がることもできる。
そういうことだが、
さすればだ、
時には命を懸けて抗うこともできる。
・・・・・
要は「流されている」ということを、
分かっていればいい。
それだけだ。
それにしても、
自分の周りの流れはさっぱり分からん。
どうしようもない。
嗚呼!
思想と言ってもいい。
ゆうゆうと流れるのである。
天空・大地の中で、
ゆうゆうと流れるのである。
・・・・・
月日は百代の過客にして行きこう年もまた旅人なり...
松尾芭蕉である。
ゆく川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず...
加茂長明である。
時の流れ、水の流れに身を任せる。
大きな流れには逆らえない。
漂うように生きるのである。
たんたんと生きる、それが人生だと。
一喜一憂は世の習いだが、
その中に無情感、諦念がある。
これは日本人の根である。
奪い合いの大地ではどこまでも戦いである。
譲り合いの世界だからこその思いである。
譲り合えばそこに、
たんたんとした人生が成る。
・・・・・
とはいえ、
「流れる」ということは「流される」ということでもある。
昨今のマスコミの酷さに鑑みれば、
流されるばかりでは情けない。
いいように利用されるばかりだ。
どうすればいいのか。
どうもできない。
流されるのなら流されればいい。
どこまでも流されればいい。
要は「流されている」ということを知っていればいい。
それだけのことだ。
流されていると分かっていれば、
流れが緩やかな時は多少は向きを変えられる、
浅瀬に来れば岸に上がることもできる。
そういうことだが、
さすればだ、
時には命を懸けて抗うこともできる。
・・・・・
要は「流されている」ということを、
分かっていればいい。
それだけだ。
それにしても、
自分の周りの流れはさっぱり分からん。
どうしようもない。
嗚呼!