易姓革命は悲劇である。
過去を否定することは自分を否定することである。
過去の自分を否定することである。
矛盾である。
自分を立てるため、自分を否定する。
これは悲劇である。
この悪循環を断ち切らねばならない。
断ち切らない限り未来はない。
ひるがえって継続は力である。
良きも悪しきも過去を認めるのである。
自分を認めるのである。
その上で前へ進む。
現在は過去の結果であり、現在の状況が未来を決める。
これは法則である。
逃れようのない法則である。
けじめ、区切りは必要であるが、否定は不毛である。
継続こそ力である。
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ならばである。
易姓革命の国は壊れるよりほかない。
常に自分を否定することになるから。
千年、万年の歴史を語っても、
実のところ歴史のない国である。
歴史を誇るなら否定の思想を捨てよ。
過去の否定を頼りにせず、今を立てよ。
今の自分は今の自分自ら立てよ。
それが歴史である。
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中国も韓国も過去を否定して国を立てている。
易姓革命の国だから。
でも本来なら自分の過去を否定するところである。
中国なら清王朝、朝鮮なら李氏王朝である。
が、ともに他人である日本を否定する。
筋違いである。
朝鮮については筋違いとも言えないが。
しかしである。
否定の思想は不毛である。
良し悪しに係わらずすべてを否定する。
真に不毛である。
情けない隣人を持ったものである。
どうしようもない。
ほっておこう。