創価学会の信仰に功徳はあるか?

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101.主師親の価値観 災害、国家諌暁(こっかかんぎょう)

2006年06月16日 21時00分48秒 | 創価学会
 この件については明確な回答や意見ではないです。阪神大震災の体験を求めましたが、親兄弟を無くされた体験は自分が望む形の者は頂けませんでした。その辺の深い議論はしないで、現時点での記事をUPします。頂けるのであれば、助かります。その時にはまたこの記事を更新します。

夫(そ)れ一切衆生の尊敬すべき者三あり、所謂(いわゆる)主師親これなり。
日蓮遺文より。

●主師親
 阪神大震災などで親兄弟、お子さんを亡くされた人はいると思います。大変な事でしたし、創価でもアンチでも関係なく悲劇であり残念な事といえると思います。もちろん日蓮正宗の信徒の人でもそうです。 あの震災で人生が変わってしまうだけでなく人生観も変わってしまった人もいるでしょう。特に親御さんを亡くされたお子さんは大変だったと思います。

 鎌倉時代に、大地震や天災が起こりました。仏教からみてどうして災害が起こってしまうのか?あるいは宗教、僧侶のあり方はどうあるべきか?が原点だったと思います。経文を調べ、釈迦はこう言っていたという原点回帰をして宗教、僧侶のあり方はこうあるべき、だから自分(日蓮)が正しい。と言っているわけです。他宗への批判も日蓮から見て人を救っているように見えなかったのでしょう。

 日蓮が主師親を大事にしたのは大震災で主師親を無くして困った人や無くしても別の主師親、代わりになる人がいて助かったりしたので、当時の常識だったと思います。それで重要視した気がします。報恩抄などの「恩」重視もそうかもしれません。
 主人といえば、国主、領地の主、などなど、当時の会社システムの主人、師は食っていくための職業の師匠でしょうか?農業でも教えてもらわないと駄目なこともあるでしょうし、武士でも、刀鍛冶でも漁業に携わる人でも同じでしょう。

 現在の社会システムとして個人の勉強や努力で生きていけるので、師というのが不明確になってきています。主も転職できたり、国主という観点からは下手をすると最近は海外で老後を過ごす人もいます。

●天災、疫病
 天災、疫病の原因は謝った宗教にあるとして「立正安国論」を著しました。詳細は
日蓮(にちれん)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/
立正安国論に見る日蓮のカルト性
長いので、読んでいるうちに、前の部分を忘れてしまう、という方は
創価学会に悩むすべての人へ:立正安国論要約(by freeさん)

一般の人のこんなご意見もあります。
>日蓮に関して、立正安国論を読んでのイメージなのですが、日蓮が「正しい事をしているから悪い事が起きる」と言い、他宗派に対しては「あれは邪教だから悪い事が起きる」と言う。実際鎌倉幕府から罪を受けたのは当時日蓮だけではなく、他宗派も同じように受けていて、しかし日蓮は自分が受けた罪についてのみ「正しい事をしているからだ」と説く、そして他宗派の一切の排除を求める。辻褄が合っていないんですよね。

 地震はプレートの移動によって起こりますし、世界中で起こります。日本が謗法(ほうぼう)の国だから地震が起こる、というのは現代では当てはまりません。天災も地球規模の自然現象です。原始仏教も日蓮の鎌倉仏教も当時の哲学なのです。中世の思想の海に身を置く愚かさ 日蓮思想・創価学会批判

 こういう事を書くと創価の人は人間(人間生命)は宇宙の中の小宇宙とか、科学が仏法に近づいているとか言い出しますが、人間も地球も宇宙に存在するから、当たり前でしょう。日蓮の御書にある科学は現在の科学とは比較するまでもなく妄想に近いでしょう。仏教なんか無くてもあっても天災、地震は起こってます。日蓮が引用した仏教教典自身が既に科学とかけ離れていると言えます。原始仏教や法華経において生命論、宇宙論を説いたのは画期的でしたが、悟りによる物ですし、今の創価から悟りなんて得られません。悟りとか否定してますしね、特に創価は。

 日蓮は天災、疫病など個人の不幸に至るまで原因を宗教哲学にあるとしてきました。今現在、創価の信心している人がこれだけ多くいるのに日本だけ特別扱いはありません。阪神大震災で創価の人だけが奇跡的にたくさん助かるという話は聞きません。それどころが日蓮正宗の僧侶が被災者をシャットアウトしたそうです。過去記事に書きましたが、創価の人が日蓮正宗を批判する際にそう発言してます。むしろ仏法の考え方からすると創価学会が邪宗なので問題があって地震が起こるのでは?日蓮の宗教に何らかの問題があるので日蓮正宗の僧侶が被災者をシャットアウトする問題が起こるのでは?

 日蓮は日蓮宗の寺や僧侶が増えて自然な形で信徒が増えることは当然望んでいたでしょうが、現在の集金、集票システムである創価学会は一般民衆に必要とされているか疑問です。

 鎌倉時代は天皇や将軍に国家諌暁(こっかかんぎょう)の申状(もうしじょう)を奏上することに意味がありました。しかし、世界の宗教と政治、歴史をみて宗教が戦争の原因になっていることを考えると、上意下達で庶民の信仰を決める可能性のある国家諌暁(こっかかんぎょう)には時代遅れと言うよりも、現代ではもう間違っていると言えるでしょう。

 創価学会は鎌倉時代の宗教ではありません。
>1930年(昭和5年)に『創価教育学体系』という教育学の著書を発刊。 1937年(昭和12年)に東京麻布の菊水亭にて創価教育学会の発会式が行われ、初代会長に牧口常三郎が就任。
 現代の宗教ですが国の宗教を日蓮宗(日蓮正宗とは書かない。経文通り国民全員かあるいは国民の1/3を創価学会員にするのが目的なのでこう書く。)にするのは創価の目標であり夢だと思います。今はそれを言うとヤバイので言わないだけ。広宣流布のあかつきにはコロッと意見を変えるでしょう。
国立戒壇(こくりつかいだん) → http://ja.wikipedia.org

国立戒壇(こくりつかいだん)の事は5月29日のTVタックルでも取り上げて欲しかったですね。

これだけたくさん、日蓮の宗教自体が現代に合わないのです。それなのに創価も公明党も大きくしようとしています。

ホソク
「日蓮 地震」で検索すると「地震を止めた男」が出てきますが、(笑)そういえば日蓮は預言しましたが、日顕氏も池田氏も預言はしてくれませんでしたね。
5月25日、大西洋に彗星が落ちてくると警告=仏研究家ジュリアン氏 こういう警告の一つもして欲しいです。(笑)(^^;)
http://soka.8oji.net/index.php?cmd=read&page=%BB%E4%B8%AB%A1%A7%BB%B0%CE%E0%A4%CE%B6%AF%C5%A8&word=%BB%E4%B8%AB
こういう事は書いても預言をしてくれない事は書いてくれないのか?w
池田氏は現代の日蓮大商人だもんな。大商人。ええ商人。預言は無理か。


'06.05.30 草稿
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