創価学会の信仰に功徳はあるか?

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浄土真宗を偽り読経した僧侶を提訴

2019年12月14日 11時41分55秒 | 一般仏教
宗派偽り葬儀で読経した僧侶を提訴 遺族におわびで発覚:朝日新聞デジタル

宗派偽り葬儀で読経した僧侶を提訴 遺族におわびで発覚
角詠之 2019年12月13日18時36分

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 別の宗派の僧侶になりすまされて葬儀を執り行われたとして、福岡市の遺族4人が僧侶と葬儀会社を相手取り、慰謝料など計約600万円を求めて福岡地裁に提訴した。「なりすまされた僧侶に導師として読経をされ、多大な精神的苦痛を受けた」と訴えている。第1回口頭弁論が13日にあり、僧侶と葬儀会社側は請求の棄却を求めた。

 訴状によると、2017年5月、福岡県古賀市の女性が亡くなり、古賀市内で通夜、葬儀が営まれた。女性の夫の家は、浄土真宗のある宗派であり、葬儀会社にもその宗派の僧侶の手配を依頼。福岡市内の僧侶が読経した。

 しかし、その僧侶はその宗派(筆者注:浄土真宗)の僧籍を失っており、別の宗派の僧侶だった。葬儀の場でも寺の名前を挙げて紹介されたが、その寺と僧侶は関係がなかった。過去に所属していたため、衣を持ち、葬儀の流れもわかっていたという。

 お布施も払っていたが、2年後に、本来遺族が望んでいた宗派の寺から「おわび」として遺族に連絡があり、発覚した。僧侶と葬儀会社は遺族に謝罪したという。遺族側の代理人弁護士は「やり直しがきかないことで、厳粛に執り行われるべきなのに……」と話す。

 葬儀会社側は「なりすましていたことは知らなかった」などと主張、僧侶側は「追って反論したい」としている。(角詠之)
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私はこの件を僧侶側が敗訴すると思います。というか敗訴か僧侶側の謝罪で和解してほしいですね。
遺族が望んでないことをやってしまったのと、取り返しがつかない。
問題を起こして僧籍を失った人や経緯を遺族は知らないし選べないでしょう。
知っていたら「浄土真宗の正式な僧侶にしてください」一言言えば済む話です。
「1,2時間遠い場所からの浄土真宗のお坊さんで時間が遅くなっても構わない。同じ呼ぶなら正式僧侶にしてくれ」
ということも出来ます。

●創価や正宗の問題で証明できること出来ないこと。

創価問題に限ると、創価は日蓮大聖人直結と言っています。

死後の成仏ですら証明不可能なのに、外部の人から見て「日蓮大聖人直結」を証明できるんですかね?文証、理証、現証もありませんし日蓮正宗から破門されたままの現証しかありません。(現証:いろいろな解釈があるのですが、本記事では現世における証明や幸福の結果と考えてください。結果や現実の単語に置き換えてもいいです。)

創価学会は「日顕は法主詐称」と断定し、口汚く攻撃しています。
様々な状況証拠から私も同意しているのですが、創価の方も「オレオレ証明書(認可、認定文書)」もなく、「日蓮さんを学ぶ」だけなら私でも当てはまります。
他にも、たとえ話を除いて誰も法華経の「実践」を100%してませんよね。

正宗の相伝や奥義が仏教界のNo.1な相伝や奥義であるはずがありません。あくまで正宗か日蓮系で尊ばれる限定的な教えでしょう。

創価員は(正宗系だけでなく)無信仰者、元会員、他宗の信仰者に問題を起こしてばかりのレベルの低い信徒です。

●2つの立場、2つの言動

浄土真宗は「お詫び」しています。
反省と謝罪できる僧侶(浄土真宗側のお寺と僧侶)と
追って反論する僧侶(僧籍詐称した本件の僧侶)と2つの立場があります。

浄土真宗側のお寺と僧侶は問題となった葬儀には過ちがないのに、他人の不幸を真宗自らの不幸としているのでしょうか?
元身内の起こした件でお詫びしている点も大きなポイントです。
(お墓の問題がある事、それから浄土真宗側の信用、信仰、今後の収入を考えると葬儀以外でも無関係ではなかったと思われます。だとしても、真面目にキチンとしていますよね。)

葬儀社も経歴詐称する様な坊さんは今までも今後もお断りでしょう。紹介も重要な商売のひとつなのでしょうから当然ですね。

創価学会は、法主詐称した正宗の僧俗集団を信者、未入信者に紹介していました。
日蓮正宗も又、創価員の出来の悪さを知りながら教えず放置し、信者、未入信者を紹介させる業者としての役割を創価学会に持たせていました。

正宗と創価の問題がよく分かる浄土真宗系の事例であり、裁判内容まで詳細に知りたいくらいです。

「僧侶と葬儀会社は遺族に謝罪したという。」とありますが、この文章の僧侶は浄土真宗の僧侶なのか問題を起こした僧侶なのか誤解を招く良くない文章です。おそらくは「真宗僧侶と葬儀会社は、、、」

末尾には (問題)僧侶側は「追って反論したい」 としているので誰が読経しても成仏できるとの「仏教のお経の理屈」を言いたいのかも知れません。浅はかですよね。

仏教には色々な理屈がありますが、浄土真宗に坊さんを追い出す理屈、つまりダメ出しする理屈があったのでしょう。浄土真宗の坊さんとして「実践がなかった」「違反行為があった」と推測されます。
僧侶側は「追って反論する理屈」もあるのでしょうけど、こじつけでしょう。
葬儀社や真宗側が「問題ないよ」と太鼓判押せる霊的や神秘、成仏の結果があれば別かもしれません。
(個人を追い出すのと集団を追い出すのは意味が違いますので勘違いしないでください。)

読経だけじゃなく、僧侶にしか出来ない細かな儀礼や作法を日本仏教界にしっかり残してほしいですね。
問題を起こした僧侶が一方的に勝つと仏教は長い時間をかけて失われていきます。

他宗の良いところ、悪いところも見えてくると創価や正宗の問題がよく分かるだけでなく、レベルの低さもよくわかります。

以上

カテゴリーは一般仏教とした。
タグ
日蓮正宗、創価学会、宗門問題、第一次問題、第二次問題、破門、詐称、法主
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