甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

気が付けば つるべ落としも とうに過ぎ 日々気ぜわしく 師走に入る。

2018-11-28 19:17:05 | ツーリング
  都はるみと矢沢永吉

 10月の末、BS朝日だったか?昭和偉人伝という番組で、作詞家の星野哲郎さんと作曲家の市川昭介さんの物語を特集していた。その中で都はるみがデビューした頃のエピソードが紹介された。

 星野哲郎と市川昭介は共にコロンビアレコードの専属作詞家、専属作曲家だったが、星野は昭和39年4月からクラウンレコードに移籍が決まっていた。クラウンに義理立てをして、コロンビアの仕事を断っていた1月、市川昭介が16歳の都はるみを連れて星野の自宅に連れて行き、「詩は書かなくていいから」と言いながらも、はるみに歌わせた。すると、たばこを持つ星野の手が小刻みに震え出した、それは星野が感動した証拠。3時間後、市川に「詩が出来たよ」という電話が入った。それが「アンコ椿は恋の花」だったという。

数年前から、演歌がドンドン好きになって行くことを感じていた。「八代亜紀」「坂本冬美」そして「都はるみ」が特に好きだった。CDやDVDを買いたいなと思いながら買っていなかった。この昭和偉人伝を見た直後、アマゾンで、都はるみの「伊豆大島波浮港開港200年記念コンサー」のDVDそしてもう一枚、ずっと前から欲しかった「矢沢永吉」のDVD「ドリーマー」(自身3度目のディナーショーから収録)を注文した。

二日後、DVDが届いた。やはり良いのだ。都はるみがコンサートのオープニングで唄うアカペラの「波浮の港」は鳥肌が立つような、心が揺さぶられる。

矢沢永吉も最高だ。演奏、コーラスはアメリカ、イギリス、から超一流を呼び寄せ、ダンスパフォーマンスも凄い、エンターテイメントに富んでいる。

極みはロックからバラードまでいろんなジャンルの曲を全て作曲している、いわば日本版のビートルズだ。そんなことを感じるのは私だけだろうか?あんまり「ドリーマー」が良いので「ロックインドーム」DVDも即買った。

誰かにこの感動を伝えたくて、「都はるみと矢沢永吉の DVDを買った。」と話すと「なに?その組み合わせ」「今さら、矢沢?」というリアクションもあったが、西井歯科の西井先生は「どっちも良いね。最近NHKの火曜コンサートをよく見るようになった。若い人でも歌の上手な人がいっぱいいるよね。演歌を歌っている人は歌が上手い。丘みどりなんかは可愛いし・・・」

名古屋の江場さんにメールで買ったことを伝えると、すぐに「いいね!演歌も、矢沢も、どちらも日本的なんだな」というすごく嬉しい返信が来た。

YouTubeは本当に便利なもので、いろんな歌手の若い時代の歌も聴くことが出来る。都はるみも、矢沢永吉もやはり年齢を重ねてからの方が断然良いと感じる。だから「今さら、矢沢?」と言った人には「矢沢永吉は、今が旬だ!」と返した。・・・年齢を重ねるということも悪いもんじゃないと感じている。
     
 2018年11月28日           笹原 真二
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