甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

山崎豊子さんのご冥福を祈ります。

2013-09-30 17:46:38 | Weblog
 インターネットを開くと、作家の山崎豊子さんが亡くなったというニュースが。「二つの祖国」「大地の子」等々ハンカチを片手に読ませてもらった。特に「大地の子と私」は「大地の子」を書くにあたって、当時、外国人は入れなかった中国の農村地帯にホームステイしながら取材したときの苦労話が書かれていて「大地の子」と同じく涙なくしては読めなかったことを思い出します。また少しずつ、山崎豊子さんの小説を読んでいこうと思います。
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9月のマンスリー

2013-09-29 21:51:28 | Weblog
     2020東京オリンピック
  2020年のオリンピックの招致レースは、東京、スペインのマドリード、トルコのイスタンブールの3都市に絞られ、7日、アルゼンチンのブエノスアイレスでのIOC総会でIOC委員の投票によって東京での開催が決まった。
 私自身の勝手な思いは、東京ではなく広島開催だった。2009年、広島招致の動きがあった。広島開催なら、当然IOCの委員も、各国の選手団も、否が応でも平和公園、平和資料館、原爆ドームを目の当たりにすることになる。オリンピックは平和の祭典。広島のメッセージをオリンピック通して全世界にアピールすることが出来る。ところが財政的な理由?で広島招致は頓挫した。
オリンピック開催となると、各種目の競技会場、選手村、アクセス道路等のインフラ整備にも莫大な財政出動となり、財政再建どころかオリンピックによって財政破綻するのではないか?それよりも前にすることは東日本大震災で甚大な被害を被った東北の復興であり、福島の放射能汚染問題を如何するかの方が大きな問題だ。だから、こんな状況下では開催すべきでないと思っていた。
 イスタンブールは、ヨーロッパとアジア、東西が合流する街、イスラム圏で初めてのオリンピックとなる。ここで開催することができれば、イスラム教とキリスト教の相互理解へ向けて歩んでいくことが出来る良い機会であり。これこそが、オリンピックの大きな価値であると思っていた。実際、シリア問題が起きるまではイスタンブールと考えていたIOC委員も数多くいたのではないだろうか?しかし、シリアでの内戦は収まる気配を見せていない・・・
9月8日、朝起きてTVを付けると、2020年東京オリンピックに決定というニュースが流れた。そして日本のプレゼンテーションの映像が何度も流された。滝川クリステルの「お・も・て・な・し」、アグレッシブな太田雄貴のスピーチ、そして情感のこもった佐藤真海のプレゼンテーション。
「19歳の時、私の人生は一変しました・・・骨肉腫によって足を失ってしまいました・・・私にとって大切なのは、私がもっているものであって、私が失ったものではないということを学びました。・・・2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いました・・・200人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から被災地におよそ1000回も足を運びながら、5万人以上の子供たちをインスパイアしています。私たちが目にしたものは、かつて日本では見られなかったオリンピックの価値が及ぼす力です。そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値、卓越、友情、尊敬が、言葉以上の大きな価値をもつということです。」佐藤真海のスピーチから抜粋
東京オリンピックに否定的だったが、彼女のプレゼンテーションに感動して、朝令暮改、君子豹変、東京でのオリンピック開催に拍手を送った。
安倍総理はIOC総会において、「福島第一原発は完全にコントロールされている」と発言、国際社会に対して大きな手形を切った。東北の復興も福島の問題も、オリンピック開催もとんでもないくらいの大きな課題だ。社会福祉の問題、財政再建もある、課題は山積だ。消費税も上がることになるだろう。これだけの大事業を同時進行するならば、いろんな歪み、矛盾が出てくるのは、ある意味当たり前だ。
「矛盾は人間には必要なんだ。矛盾は人間にとって肥やしなんだ、栄養なんだ。矛盾が人間を大きくしてくれる」と、行徳先生は言う。国家も同じことが言える。
これからの7年間、どんなことが起きるだろうか?それを思うと、今から武者震いするような思いだ。これからの7年間で、2020年以降の日本の将来が決まってくる。佐藤真海のスピーチにもあったように、この試練を乗り越えた時、また、日本から新たな価値観が発信出来るのではないか!
           2013年9月28日       笹原 真二
追伸  オリンピックには夢がある。子供たちにその夢を見せることが出来る。これだけでも、2020東京オリンピックの価値はある。それを子供たちに提供することができるのが、我々の世代だ!

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山のほうから秋が!

2013-09-08 17:50:27 | Weblog
 6日連続の雨で、気温も少し下がって凌ぎやすくなってきています。昨日、軽トラで標高500mくらいの高山市(高梁市川上町)へ行ってきたのですが、うるしなんかが色付くとまではいきませんが、それでも紅葉が始まりかけたような、そんな兆しを感じを受けました。8月の23日までがあまりに熱かったから、こんなに早く、秋の気配を感じるとは思ってもみませんでしたが、確実に、山のほうから秋は近づいてきています。
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傘マークが消えました。

2013-09-04 18:26:51 | Weblog
 午前中は、日曜日まで雲と傘マークがずっと出ていたのですが、今、予報を見ると傘マークが消えていました。取りあえずほっとしています。これでやっと仕事が進みます。葺き替え中の仕事でこんなひどい雨に祟られたのは記憶にありません。逆に言えば今、やらせてもらっている仕事は絶対に忘れることが出来ない仕事になります。8月の末に畑にまいたそばが、もう10cmくらいに伸びて緑の葉をつけています。昨日、今日の雨がひどかったから、畑は冠水して葉っぱは泳いでいます。
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今日も雨です。

2013-09-04 06:41:58 | Weblog
 今日も雨です。6日連続の雨、今朝も雨音で目が覚めました。川の水も濁ってかなり増水しています。うちの家もすぐ後ろに山を背負っているので、災害の少ない岡山といえども少し心配になってくるくらい強い雨が降っています。警報も出て、学校は休みになります。今週は日曜日まで傘マークがならびました。もしかして、10日連続の雨ということも考えることができます。今日の予報が日中強い傘マークがほとんどだったので、晴天工業のうちも休みにしました。葺き替え途中の現場もあるし、この雨は本当にうらめしい。
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5日連続の雨

2013-09-03 17:15:25 | Weblog
 5日連続の雨なんて、数年前の7月の初めに1週間近く降ったことがあるかもしれませんが・・・梅雨でもこんなに長く降ることはありません。ましてや8月の末から9月にかけて、だいたいこのころは残暑がきびしい晴天の日が多いのですが、昔は節分から数えて二百十日というと、台風の季節。しかしここ何年かあまり台風が中国地方には来なくて、結果雨も降らなかったのですが、今年は台風の影響もあってか本当によく降ります。幸い先日の台風も土曜日には温帯低気圧になり、台風被害は出ませんでしたが、次にできた台風はどうなることでしょうか?これだけ雨が降ると、我々晴天産業は丘に上がったカッパと同じです。予報では、明日も傘マークが出ています。6日連続の雨となるのでしょうか?
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