甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

大晦日 少しセンチに 時流れ 心静かに 初春を待つ

2017-12-31 22:14:02 | ツーリング
  来年が楽しみだ!

 平成29年が、もうすぐ終わろうとしているが、今年は従業員の減少、交通事故等、年初めには想像もつかなかったまさかの1年だった。しかし、今の心境は、来年がどんな1年になるか?ものすごく楽しみにしている。

 1月21日で3回目の成人式を迎える。同級生の多くはすでに還暦を迎え、定年退職をして次の就職先を探している人、再雇用で働くという人、人それぞれだが、集まれば健康の話から始まり、再就職、再雇用の話、年金老後の話へと展開するのだが、実のところ我々はまだ若いと感じている

 結婚式の挨拶で良く聴く話に「人生は上り坂もあれば、下り坂もあるが、もう一つ、まさかの坂がある。このまさかの坂が、一番厄介だから気を付けてその時は動じないように」というスピーチなのだが・・・

 酉年生まれの60歳は厄年、厄払いをしておかなきゃと思いながら厄払いをしなかったがために起きたのか?この1年は「まさかの坂」に躓いてしまった。

 「定年退職」「ケガで思うように動けないから辞める」「独立する」「夢だった長距離トラックの運転手になりたい」等々退職が続出。少し悩んだが1人には辞めてもらって、残った妹尾英明と2人、少数精鋭、規模縮小に舵を取る。

 そんな8月の末、信号無視をして交通事故を起こす。幸いなことに、救急車を呼ぶようなこともなく相手の方には車を大破させ、打撲でむち打ち症を負わせ、多大な迷惑をお掛けしたのだ。正に「まさかの坂」だった。

 私を含め2人になった9月21日から、毎日現場に入って屋根の上。ここ数年、営業に重きを置いて回っていたから、直近の2年間では、20日も屋根の上で一日中仕事をした記憶はない。だから、最初の2~3日は違和感があったものの、昔取った杵柄はけっこう早いうちに取り戻すことが出来た。

 毎日が屋根の上で一所懸命。疲れるのか?よく眠れる、よく食べる、食べてもベルトの穴は余裕ができた。時間が無いから時間の使い方が上手くなった。精神的にもずいぶん楽になった。悪いことは無い。強いて上げるなら、自由に動ける時間が少なくなったこと、そして弱冠機動力が無くなった?それでも協力部隊、アウトソーシングで賄えているから本当に悪いことは見当たらない。

 2人の少数精鋭になって3か月。よく言ったもので「案ずるより産むが易すし」
当初、人員が少なくなることに多少の不安を感じていたが、今では逆に人を抱えるということがいかに大変なことなのかという事を実感している。

 9月のマンスリーで「61年ぶりの再出発」と書いた。あれから3か月、お施主様からのお叱りも含めいろんなことがあったが、どうにかやって行くことが出来た。見方によっては極めて順調だった?また大きな流れという視点から見ても交通事故は別として意味のある1年だったような気がする。だから、余計に新しい年が楽しみだ。  

             平成29年12月28日   笹原 真二
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