甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

 真っすぐを 力いっぱい 打ち返す 真夏の球宴 一服の清涼

2022-07-28 19:27:34 | Weblog
     第7波の真っ只中

 新型コロナウイルスオミクロン株BA5による第7波の真っ只中、23日には罹患者が20万人を超えた。政府は経済活動のことも考慮して、今回の7波には、行動制限を設けず、個々の判断に委ねる形をとっている。

 昨日、テレビを付けるとNPBオールスターゲームが映し出された。観客は35,000人を超える大観衆。当たり前のようで・・・しかし、罹患者の急増を考えると違和感が。一昨年のプロ野球は、開幕延期そして、無観客から始まり、昨年は、観客制限から始まった。夏のオリンピック、パラリンピックは無観客。

 今年は、ウイズコロナ、コロナとの共生。昨年からワクチン接種も行き渡るも、効き目が薄くなる頃には、罹患者も増えるのだが、今回の第7波の増え方は尋常では無いのに行動制限は設けないと。幸いワクチン接種者の重症化リスクは少ないとのこと、さらには新薬も開発され、市販薬でもである程度対応ができると、専門家の話が出ている中で経済活動を優先したことも理解できる。

 個々の判断、自分(笹原)の判断は何かと言うと、「大丈夫じゃないかな?」という全く根拠の無い、至っていい加減な判断の下に行動して、たまたま運が良いことに罹患しなかっただけ。

 BA5が増え始めた7月9日、「人生の師匠」名古屋の江場さんを4年ぶり?に訪ねた。コロナが収まってからと思ってはいたものの、コロナの特効薬は未だに開発されず、収まってからなんて言っていたら、いつ名古屋に行くことができるか分からない。だから、「ま、大丈夫だろ?」で行くことにした。

 3年もすれば特効薬は開発されると思っていた人は多くいたのではないか?ところが、未だ開発されていない。そんな状況の中ではウイズコロナしかないのが現状のようだ。

 政府も、コロナ渦中で、ワクチン接種、行動制限、持続化給付金等、様々な施策をしてきたが、今回は、個々の判断、個々の責任に委ねたと言うこと?コロナに罹患した責任は?」誰にも無い。強いてあげるなら個々にあると言うこと。いわば「仕方ない」「どうしようも無い事がある」という当たり前のことの認識を改めて知らしめるための試練が、コロナ騒動なのかなと思う次第だ。

 昨日の、オールスターゲーム、9回裏2アウトランナーなし、マウンドには広島の森下、バッターは日本ハムの5年目の清宮、全てストレート勝負の5球目を左中間へさよならホームラン。伸び悩んでいた清宮の大きな一発は、見ていて嬉しくなるようなホームラン。ダイヤモンド回る清宮に、マウンドを降りる森下はグラブを叩いて拍手を送っていたのが微笑ましかった。ヒーローインタビューでは、「森下さんが、真っ直ぐだけを投げてくださったのでそれに、フルスィングで応えることが出来たかなと思います。」第7波の真っ只中、気持ちの良い勝負を見ることが出来た。 
                                  令和4年7月28日     笹原 真二
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