10月のマンスリー 2015ラグビーＷ杯

　　　　　2015ラグビーワールドカップ
　今回で8回目のワールドカップ、日本代表が世界ランク3位の南アフリカに終了間際逆転トライを決めて34対32のスコアで勝利。スポーツ史上最大の番狂わせと世界中に配信された。スコットランドとの第２戦では研究されていたのか？後半大量点を奪われ10対45で大敗。前半善戦していただけに惜しいゲームだった。続くサモア戦、最終のアメリカ戦で勝利。3勝1敗も勝ち点の差でスコットランドに及ばず予選リーグ敗退となった。
過去7回のワールドカップでは1勝しかしておらず、国内の人気とは裏腹に、全く世界に通用しないスポーツの一つと思っていた。ところが今回は3勝1敗。ベスト８を目指していたという。それは叶わなかったものの堂々たる内容だ。
ノックオン、モール、ラック等々、ラグビーの用語もルールもあまり知らない。知っているのはボールを前方に投げてのパスはＮＧ。激しいコンタクトのある肉弾戦は、ルールは知らなくても見るものを魅了する。過去には早稲田大学の堀越（現立正大学監督）が、大男に交じって小さな身体でを縦横無尽に活躍していたのは衝撃だった。
今回、面白いなと感じた事は、31人の代表選手のうち、10人が外国出身の選手。主将リーチ・マイケルをはじめ、5人は日本へ帰化している。ラグビーの日本代表への規定は、出生地が日本。両親、祖父母のうち1人が日本出身。日本で3年以上継続して居住していること。この3条件のうちどれか一つクリアしていれば代表選手になることが出来る。ただし、他国での代表歴がある場合はNGということだ。彼らは今後、母国の代表チームには入れない。
今大会の最大のヒーロー五郎丸歩は「日本代表にいる外国人選手にスポットを」と呼びかけ「彼らは、母国の代表より日本を選び、日本のために戦っている最高の仲間だ。国籍は違うが日本を背負っている。これがラグビーだ」とツイッターで発信している。先日、TVで、合宿中、リーチ主将が「これから、国歌の練習をします」と全員で「君が代」斉唱していた。詩の意味も彼が調べて外国人選手に説明している。「意味が分からないと唄っている意味がない。国家斉唱は愛国心を高める」とリーチ主将。彼はニュージーランドから高校時代、日本に留学。東海大学を経て東芝へ。2013年に帰化した。
外国人選手が代表にいることには賛否両論あるようだ。確かに違和感が無いわけではなかった。しかし、今大会を見ているうちに、人種も国も違う人たちが、一つの国の代表として戦う、これこそがインターナショナルではないか。そうしたことが、平和へのメッセージでに繋がるのではないか。スポーツの世界でもラグビーは、一歩先を行っている。激しい肉弾戦とナイーブなメッセージ・・・今、ラグビーが面白い！これからのシーズンが楽しみだ！
　　　　　　2015年10月28日　　　　　　　　　　　　　　笹原　真二

奇跡のレース？

　昨日、プリンセス駅伝と称して全日本実業団女子駅伝（クイーンズ駅伝・12月13日、宮城県で開催）の予選会が福岡県宗像市で開催されました。BS日テレで完全生中継、真友、森政芳寿監督率いるTOTOはマラソンの早川選手を除くとみんな高校卒業したばかりの19歳の選手たち。それでも予選は軽く通過するのではと思っていましたが、簡単ではなかったですね。最終区ラスト2.5ｋｍで14位争い（14位までが本大会への出場権が与えられる）をしていたのですが離れ出して、ここで勝負あったとテレビのチャンネルを変えました。1区は先頭から30秒遅れの18位で発進、よい位置で繋ぎました。そのおかげで、興譲館高校出身の高橋が区間7位で11位まであげ、エースの早川へ、ここで７～8位あたりまで上がると思っていましたが、ズルズルと17位まで後退。4区もそのまま、5区は10kmと後半のエース区間、19歳の川上わかば、彼女が強かったですね。14位争いをしている集団と40秒ひらいていたのですが、3秒差まで追いつめて中継、アンカーの一（かず）選手は資生堂と14位争いをしていたのですが、ラスト2.5ｋｍで遅れ出しました。だから勝負あった。と見ていられなくなり、チャンネルを切り替えました。それでもしばらくしてチャンネルを戻すと、キャノンアスリートクラブ九州と争って胸の差で先着。14位でゴールと言っていました。本当にびっくりです。30分くらいたってから森政監督に電話すると、忙しくしているのでしょう？電話に出ません。だから彼の奥さんに「良かったですね」が言いたくて電話すると拍手の音が聞こえてくるではありませんか「奥さん、応援に行っとるん？」と聞くと「お父さんに内緒で来とる」「それはええ。もう内緒にしちゃいけんよ。ちゃんと会って話して帰らんといけんで。それにしても、ラスト2.5ｋｍで離れた選手が勝つなんて、すごい。一（かず）は強い。5区の川上若葉も高校卒業したばかりで前と間が開いて走りにくい位置から良く追い上げた。やはり芳ちゃんは、指導者としてなんか持っとる」本当に奇跡のようなレースでしたね。
　今日、その森政監督から、電話が入りました。「落としたと思った。ラスト2.5ｋｍ以降、何があったかと言うと、キャノンの選手（区間2位）に追いつかれたあと着いていったそうです。それで最後の100ｍで１人を交わして、キャノンの選手とは胸の差だった。もしキャノンの選手の追い上げがなかったらそのまま沈んでいたのかもしれません。だから、運もあったし、やはり奇跡のレースですね！
　杜の都仙台で行われた、全日本大学女子駅伝は母校大東文化大学が3年連続の2位。立命館大学が全区間区間賞を奪って5連覇しました。

17日連続の晴れ

　今月は1日に、雨が降って以来、井原では雨が降っていません。17日連続晴れ日なんて記憶にないですね。向こう1週間の予報でも傘マークは無く、連続晴れの日は、いつまで続くのか楽しみです。先週の日曜日11日は12日の出雲の大学駅伝。母校大東文化大学の応援に長崎の後輩、立石夫婦と家内を連れて行ってきました。井原は晴れだったのですが、出雲は11日の夜、12日の午前中11時くらいまではずっと雨が降っていましたから、私自身は雨にあったのですが・・・
　今日は、福山の妙政寺の落慶法要がありました。1時からきれいに着飾った稚児行列が。かわいいですね。20数年前、うちの長男長女も稚児行列に出たことがありますが、それを思い出しました。3時から落慶法要、5時から懇親会とお祝いの行事が続きましたが、本当に良い天気に恵まれてよかったですね。改めて、面白い仕事をさせてもらったと感謝しています。

刺された跡が・・・

　昨日、スズメバチに刺されたあと、刺されたところへ脱脂綿にアンモニア水を含ませて、絆創膏で留めていたのですが、午後９時頃風呂に入ろうと思って、絆創膏を外したところ、５０円玉くらいの大きさに、まさに脱脂綿が覆いかぶさっていたところが、黒くアザになっていました。アンモニアに肌が負けたのですかね。今日はそこの皮がむけてとれてしまいました。アンモニアで痛みは随分和らぎましたが、こんなことになるとは思ってもいませんでした・・・