竹原ピストルを知っているか?
4月4日、火曜日、午後7時半から、NHKの「歌コン」という番組の中で、今、話題になっているというCMソングが紹介された。
ガッチリした体格、頭は五分刈り手拭いを巻いて、少し髭をはやして、濃いモスグリーンのTシャツとGパン。ギター1本抱えて・・・そうそう、片岡洋瓦の広兼篤・・・篤ちゃんに似ている。
「竹原ピストルと言います。貴重な時間をいただきまして、歌わさせていただきます。聞いてください。」・・・「よー、そこの若いの」
ギターの音が、歌声が、歌詞が、何と言っても醸し出す迫力が衝撃だった。今どきこんな歌手がいたのか?吉田拓郎と、泉谷しげるを掛け合わせたような?・・・字余りの歌詞を無理やりメロディーに載せて、それが、ガンガン胸に響いてきた。
とかく忘れて、しまいがちだけど、
とかく錯覚して、しまいがちだけど、
例えば、桜やら、ひまわりやらが、
特別、あからさまなだけで、
季節を、報せない 花なんてないのさ。
よー、そこの若けえの、
俺の言うことを、聞いてくれ、
「俺を含め、誰の言うことも 聞くなよ。」
よー、そこの若けえの、
君だけの、花の咲かせ方で、
君だけの、花を 咲かせたらいいさ。
とかく忘れて、しまいがちだけど
とかく錯覚して、しまいがちだけど、
例えば、芸能人やら、スポーツ選手やらが、
特別、あからさまなだけで、
必死じゃない、大人なんて いないのさ、
よー、そこの若けえの、
こんな自分のままじゃ、いけないって、
「頭を抱えてる、そんな、自分のままでいけよ。」
よー、そこな若けえの
君だけの、汗のかきかたで、
君だけの、汗をかいたらいいさ。
よー、そこの若けえの、
俺の言うことを、聞いてくれ、
「俺を含め、誰の言うことも 聞くなよ。」
よー、そこの若けえの、
君だけの、花の咲かせ方で、
君だけの、花を 咲かせたらいいさ。
君だけの、汗を かいたらいいさ。
この歌詞が、60歳を目の前に控えた自分に発せられているような、まだまだ「若けえじゃないか」まだまだ「花を咲かせるじゃないか」自分の生き方はこれでいいんだ。と、まるで俺への応援歌じゃないかと嬉しくなった。
是非、みなさん!you tubeで「竹原ピストル」を検索して、彼の歌を聴いてください。「俺のアディダス」「オールドルキー」「お前、もういい大人だろ」「メルセデスベンツ」「カウント10」等々いっぱい良い歌があります。
2017年4月28日 笹原 真二
追伸Ⅰ
竹原ピストルは、高校、大学でボクシングをしていたという。自称ボクサー崩れの40歳。・・・だからなのか強面?の優しい顔で、ギターとハーモニカのシンプルな音、ドスの効いた優しい声で一所懸命に歌う。映画にも俳優として出演しているという。
追伸Ⅱ
竹原ピストルを知っているか?と、東京の友人にメールした・・・返信は。
「CMで最近よく耳にします。面白い曲で、オヤジ世代によく合うね。」と・・・
じゃあサブタイトルは、「よー、そこのオヤジ」か「おっさん」だな。