甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

本当に 暑さ寒さも 彼岸まで? いつまで続く 厳しい残暑

2020-09-03 11:34:52 | Weblog
    キツネノカミソリが早く咲いた

 毎年、8月に入る頃から、キツネノカミソリというオレンジ色の彼岸花に似た花が裏の栗山に咲くのだが、今年は長かった梅雨のせいなのか?植物にも気候変動の影響も出てきて当然なのかもしれない、キツネノカミソリが例年よりも2週間ほど早く7月の中旬くらいから咲き出した。

「お盆を過ぎたら風が変わる」と自分自身に言い聞かせながらお盆前の一番厳しい季節を凌いできた。例年お盆の期間に一度雨が降って、確かにお盆が明けると、吹く風の暑さが少し和らいでいた。しかし今年は逆で、お盆が明けてから連日の猛暑、熱帯夜に悲鳴を上げている。今じゃ、9月に入ったら、あと2週間したら凌ぎやすくなると慰めながら、一日一生の日々を過ごしている。救いは太陽が少し早く落ちるようになったから、その分だけは確かに風は変わってきているのだが、日中は暑い。

 8月12日の突然の雷雨。天気予報通り。それにしても稲光がすごかった。ニュース映像で見るような天を真っ二つに割るんじゃないかと思わせるような稲光と雷鳴。よく考えてみるとあんな稲光と雷鳴を生で見たのは初めてじゃないかと思うくらい凄いものだった。

 お盆過ぎくらいから、ツバメを見なくなった。今年は、3月の末から、本当にたくさんのツバメのファミリーが来てくれた。6月後半に巣が新たに2カ所増えて、計6カ所で子育てをしていた。6月後半から巣を作っての子育てを見たのは初めてのような気がする。

 今年、最初にツバメを見た日は3月16日、初雪が降った日だった。場所は、高梁市備中町平川、標高400mくらいの高原。午前中は現場に行くのを見合わせたが、午後、天気も回復したので行ってみると屋根のブルーシートの上に雪が積もっていた。それ以上に驚いたのは、この寒い平川にツバメが来ていたという事。うちに来たのがそれから10日後だった。

 例年なら、8月の末から、9月の初め、事務所の前の電線にツバメが止まり、4カ月間過ごした我が家の記憶を再確認するかのように、名残惜しそうにしばし時間を過ごし南の空に飛び立っていくのだが、今年はもう見ることが出来ないだろう。こんな状況はうちだけなのだろか?

今年、身近な自然環境が少し早く展開しているような・・・遅かったのは梅雨明けだけ、キツネノカミソリが2週間早く咲き初めた頃から、彼岸花がいつ頃咲くかということが気になっている。どうでもいいようなことかもしれないが・・・
不思議なもので、文字通り彼岸花は彼岸の秋分の日を目指して咲いているような・・・見事なくらい違わないのだ。        
          令和2年8月28日         笹原 真二
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雨の唄、長崎は、今日も雨だった。岡山も同じく雨だった。

2020-07-28 20:07:39 | Weblog
     雨の唄

 ♪ 雨、雨、降れ、降れ、母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいな、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪
 雨の唄を探せば、童謡もポップスも、演歌も数えきれないくらい、いっぱいあるのだけれど、つい口ずさむのは、やはりこの歌だ。

しかし、この歌もあまり聞くことが無くなったような気がする。今の御時世に置き去りにされたのか?その上、気候変動にも置き去りにされてしまって、だからこの歌は60年近く前、幼稚園の頃の風景の唄なのかと思ってしまう。

 ここ数年、毎年のように、日本のどこかで?「50年に一度の豪雨」に見舞われている。2年前は、天災の無い岡山県でも、西日本豪雨で、倉敷市真備町で、小田川の堤防が決壊して、甚大な被害を出した。今年は、熊本県の球磨川が氾濫、人吉市を始めやはり甚大な被害を出した。

大分県の日田市、福岡県の朝倉市などは、「50年に一度の大雨」が、毎年のように降っては、大きな被害を出している。報道も、「50年に一度」とか、「数十年に一度」という表現の仕方も考え直さなければならないのではと、要らぬ詮索をしてみたりもする。

晴天産業に携わって40年近くになるが、今年のような梅雨は初めてだ。例年なら、7月に入っての2週、14、5日あたりまで、梅雨の最後の大雨が降って、その後はカンカン照りの真夏日になる。晴天産業にとって、一番厳しい季節に入って行くのだが、今年は超長雨の梅雨、降り方がおかしい。

天気予報も未だに、曇りマークと傘マークが続いている。30日木曜日からやっとお日様マークが付いた。結果、7月の雨が降った日は、延べで15日を数え、weekdayで現場に出ることが出来なかった日が8日もある。言わば8日間は、日中ずっと雨が降っていたということだ。

この地域において今年は、確かに大きな災害は起こらなかった。しかし、我々のような屋根の上で仕事をするような業種においては、「50年に一度?の長雨」は少々痛かった。コロナ渦中で景気が下向く中の今回の長雨。それでも、熊本県の人吉市、八代市、大分県の日田市のような甚大な被害に比べれば、屁みたいなものだ。

♪ あらあら、あの子は、ずぶ濡れだ、柳の根方で泣いている、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪

♪ 母さん、僕のを、貸しましょか、きみきみ、この傘さしたまえ、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪

♪ 僕なら、いいんだ母さんの、大きな蛇の目に、入ってく、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪ (あめふり 大正14年、95年前の唄)
          
 令和2年7月28日       笹原 真二
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長雨も、ここまで来れば お手上げだ 災害無いが 仕事は出来ぬ

2020-07-14 07:26:19 | Weblog
晴天産業に従事して40年近くになりますが、こんな梅雨の長雨は初めてですね。日本国中で、毎年50年に一度の豪雨がどこかできています。今年は熊本県の人吉が酷い災害に見舞われていますが、大分県の日田、福岡県の朝倉は、3年前も大きな被害があり、今回も酷いことになっています。
 
 幸い、うちの地域では2年前の西日本豪雨のようなことにはなっていませんが、こんな長雨で仕事が出来ないというのは、最初に書きましたが、初めての体験です。7月3日の金曜日からの雨で7日火曜日まで現場仕事は止まり、8~9日は、どうにか現場仕事は出来たものの翌10日は雨。11日の土曜日も9時頃まで雨で上がってからの9時半頃から現場仕事をしましたが、歩留まりの悪いこと。

 そして今週、13日も丸一日雨、今日は、朝6時以降は雨が上がるのではと期待していましたが、午前中はどうも雨模様です。6時には警戒レベル4が出ていましたが、今は3になっています。
 
 今までの経験から言うと7月の2週まで、雨は降る。それ以降は真夏の炎天下での仕事だったのですが、今週も明日以降17日までは曇り、18、19日と曇りと傘マークが出ていました。一体どんな梅雨、どんな夏がやってくるのでしょうか?
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梅雨空の 鬱憤晴らす ひと時は 生の演奏 生の歌声

2020-06-28 12:07:17 | Weblog
 続「51対49」「52対48」の問題

 コロナウイルスが、日本国中に蔓延していた4月4日、清水紹音さんの家で、愛媛県大三島のシャンソン歌手の安土明中子さん、大阪のピアニスト辻本貴子さん、岡山のギタリスト石井真由美さんのライブがあった。

2000円のチケットを買って聴きに来た人は7人。少しさみしいような、違った見方をすれば、随分贅沢な音楽会となった。3月の春分の日、紹音さんの家に遊びに来ていたシャンソン歌手の安土さんに、お袋が好きな「風雪ながれ旅」をリクエストしていた。そんな無茶ぶりにもちゃんと応えて下さった。

 その日の帰り道、お袋が何を思ったか?「家にあるピアノを、事務所の2階に持って来れば、紹音さんの家の狭い所よりも、多くの人が聴けるし、駐車場も確保できるし、道路事情もうちの方が良いから、お客さんが来やすい。」と

 5月に入って、40畳ほどある二階のカーペットタイルを張り替え、ピアノを移動して即席のライブ会場が出来た。しかし、コロナによる緊急事態宣言は東京大阪を含む7都道府県を除いて5月25日に解除されたものの、当然の如く自粛ムードは、今現在も続いている。

 6月21日、井原高校音楽室で19世紀のスタインウェイのピアノを使って、ピアノ谷川賢作さん、パーカッション宮本香緒理さん、ボーカル大塚ひろ子さんのレコーディングに合わせて、前日の20日、場所は未定だったが、ライブを開催することは、正月明けから予定されていた。しかしコロナ騒動。

 GW、大塚ひろ子が来られなくなった。紹音さんは、童謡歌手の深川和美さんにお願してOKをもらう。状況は良くなるだろうという希望的観測において決定した6月20日土曜日のライブ会場は、うちの事務所の2階。
 
 会場名はStudio Roof-funと命名。Roofは屋根、funはfunkyから、意味は、楽しい、かっこいい、泥臭いetc、瓦は土で出来ているし、泥臭いも良い。部屋内の張桁、壁には、これは面白い、かっこいいと思った瓦をいっぱい張り付けて瓦ミュージアムに、これも良い。

 それでも、ライブを開催するかしないかの判断はコロナの状況を見ながら、日々気持ちの中で揺らいでいた。それは私だけでなく、紹音さんも、妹尾啓典さんも、三宅敏文さんも同じ気持ちだったに違いない。

 4月、5月の緊急事態宣言による自粛要請の効果が表れて、GW時には10,000人を超えていた感染者は、6月10日以降は1000人を切った状況が続いた。

 それでも見えないウイルスへの恐怖感は強く、開催にあたって、マスク、消毒液を用意する。1mのソーシャルディスタンスを取るという言わば気休め程度の約束事において当日を迎えた。客数は50人を目途にチケットを販売。結果的に、うちの家族5人を含め、70枚のチケットが売れ、最終的に67人の来場。想定をオーバーした10人少々は、40畳の会場内には入ることが出来ず、ガラス戸を取っての居間で音楽を聴く形となった。

 コロナ渦中でのライブ、家内や娘の反対もあった。こんな時期にという声も聴いた。コロナの状況も鑑みながら、チケット販売をした。「コロナのおかげで、自粛、自粛で、何処にも行けなかったし・・・嬉しい。」と言って買ってくださった方もかなりいた。

 そんな中、中学時代の音楽の三宅先生の家にチラシとチケットを持って行った。三宅先生は、ひいおばあさんの実家の分家で、忘れられない思い出がある。「笹原君、あんた、うちとは、縁続きなんじゃけえ、しゃんこらせにゃいけんで!(ちゃんと、やらないと駄目よ)」と言われたことがある。ハーモニカも縦笛も出来ない、歌を歌わせたら音痴。今では笑い話なのだが、音楽の授業が本当に憂鬱だった。

 その三宅先生に、「谷川俊太郎さんの息子さん・・・」と説明しよとすると、「俊太郎さんの息子さんは、有名なピアニストじゃが」と唯一、賢作さんのことを知っていた。先生は「よく、声をかけてくれた」と言って、2枚買ってくれた。その上に、大西さんという友達も紹介してくださった。

 客層は、三宅先生、大西さん、釈囲先生、スマイル美容室の先生、東屋の早川さん、お袋と80歳代の女性が6人。70代後半の方も結構いた。当然、少子高齢化の街だから、そんなことになるのは当たり前かもしれないが、そういう年齢層がライブに来るというのが、何とも言えないお洒落な光景に感じた。

 前半休憩前の曲は映画パピヨンのテーマソングをJAZZアレンジして賢作さんのピアノと、宮本香織理のパーカッションは見応え、聴き応えのあるセッションとなった。

 後半もあっという間に過ぎて行った。リクエストしていた「シェルブールの雨傘」深川さんのきれいな声に魅了された。背筋がゾクゾクとするような、CDじゃない深川さんの生の歌声に感動した。

 佐藤物産の佐藤さんも「シェルブールの雨傘が、良かった!」と言って帰って行った。少し遅れて来た同級生の森は「感動した!」と言って帰って行った。成羽の東さんは、翌日電話で「良かった。「涙そうそう」が、良かった!次やる時も、是非、声かけて!」と。

 先日、三宅先生の家に行った。やはり音楽の先生の感想が聞きたかった。「良かったよ!ありがとう久しぶりに、良い音を聴かせてもらった。パーカッションが良かった。もちろん賢作さんのピアノも、深川さんもきれいな声じゃったなあ。もっとセッションが聴きたかった。私はJAZZも好きなんじゃ!」

 そんな声を聞けたことが、嬉しかった。一流のミュージシャンが井原に来てくれる。全て福の神52%の紹音さんのお陰だ。この日、48%の貧乏神はどこかへ出掛けていたようだ。   
                                令和2年6月27日    笹原 真二

追伸  ライブの2日前、6月18日は、雨だった。午後4時頃、ミュージカル劇団、劇団「ふるさときゃらばん」のプロデューサーをしていた祖父江真奈さんから、4月に送ったマスクのお礼として、美味しい新茶と、ご主人で、劇団「ふるさときゃらばん」の歌曲をすべて作曲し、画家でもある寺本建夫さんが画いた、疫病を退散させるという「妖怪アマビエ」のカラーコピーの絵が送られてきた。

 コロナ騒動の最中にこの絵。しかもライブの2日前、タイミングが良すぎるというか、根拠など無いが、今回のライブは、天が見守ってくれているような気分になった。アマビエの絵をカラーコピーで拡大して、会場内の梁桁に貼り付けた。お客さんに、団扇代わりに使ってもらおうとラミネートして配ることにした。

 真奈さんにアマビエの絵をラミネートして配ることを、「寺本さんに承諾してもらって」と連絡したら、Roof-funで、「寺本さんのコンサートをすること」という条件がついた。また一つ楽しみが増えた。

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春が過ぎ、ナマズが上がる小川には、蛍が舞って夏へと続く

2020-05-28 19:36:24 | Weblog
  「51対49」リーダーの決断

 3月の初め、キプロの山内さんを訪ねた時、「この新聞読んでみて。」と、2月26日付けのある新聞を渡された。

『竹下昇元首相が、就任が決まった際、周囲に漏らした「51対49の問題に決着をつけなければならない立場になった。」一口に首相と言っても、それぞれタイプは違う。以前、阪神大震災と、東日本大震災の両方で対応にあたった官僚から、時の首相について聞いたエピソードである。村山富市さんは「困ったら、私に言え。責任は取る」一方菅直人さんは、「私に話を持ってくるな。」と言いつつ、何かあったら、お前の責任だという態度だった。』

 改めてリーダーの苦悩というもの、リーダーになってはいけない人がいるということを教えてくれた記事だった。「51対49」一国のリーダーたる首相は白黒つけがたい問題にも決断を迫られる。どっちにしても批判は免れない。
中国武漢で、新型コロナウイルスの発生が表面化したのは12月末、地球規模の大混乱になるとは、一部の医療研究者を除いては想定外だったのではないか。

中国政府は1月27日から国外渡航を禁止。国内の観光産業にとって大きな痛手となっている。
2月27日、安倍首相は、唐突とも思えた小中高の休校を要請。
3月1日、鈴木北海道知事が、北海道緊急事態宣言を発表自粛要請。24日、東京オリンピックを、1年を目途に延期することが決定された。

4月1日、全世帯、2枚のマスク(アベノマスク・秘書官の発案?)を届けると発表。(ビックリを通り越して呆れた。)4月7日~5月6日まで、全国に緊急事態宣言を発令。接触8割減を目標に全業種において自粛を要請。
5月7日、吉村大阪府知事、出口戦略大阪モデルを発表。8日、政府は緊急事態宣言を5月31日まで延長することを発表。先日25日に解除され、状況によって、段階的に業種分けの自粛要請を解除するとのことだ。

この半年に満たない期間に、どれだけ「51対49」の問題があっただろうか?ニュースを通して、政治家の発言を通してそんなことが垣間見えたような。給付金10万円も二転三転して決まった。

一方、冷静に、北海道でいち早く緊急事態宣言を出した鈴木北海道知事。出口戦略大阪モデルを先駆けて発表した吉村大阪府知事は分かりやすく迫力ある答弁。若い両知事の情熱、決断力に日本国中から支持の声が上がった。

国が地方の後を追う形となった。あの二人の知事を見ていると国政に関わっている政治家があまりに貧弱に見えたのだ。「51対49」の問題にもならないようなアベノマスク、そして安倍首相のstay-homeの動画。誰も止める者はいなかったのか?あまりにも感性が無さすぎる。そんなことを思うのは私だけではないと思うのだが。      
 令和2年5月28日    笹原 真二
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敵見えぬ コロナウイルス 先見えぬ 打ち出す術は 竹槍に似て

2020-04-28 21:07:23 | Weblog
   こんな時代(とき)に出会った歌

 19日の日曜日、音楽プロデューサー清水生紹音さんの家の屋根修理をして、お昼をご馳走になった時のこと。紹音さんが、「石川セリでも聞こうか。」とCDを掛けてくれた。

 その歌声は、私の知っている「ダンスは上手く踊れない」「八月の濡れた砂」等を歌う石川セリではなく、まるで動揺や唱歌でも歌っているかのような優しいきれいな歌声で・・・思わず「石川セリってこんな声、していました?」と紹音さんに聞き返した。

 そのCDは、親父と同年代の作曲家、武満徹が作曲した歌を石川セリが歌った「翼、武満徹ポップソングス」というアルバム。その中でも、一番惹かれた曲が「死んだ男の残したものは」(作詞谷川俊太郎)という曲だった。

♪死んだ男の残したものは♪一人の妻と一人の子供
♪ほかに何も残さなかった♪墓石一つ残さなかった・・・


石川セリのきれいな優しい歌声に遣られてしまったというか?・・・帰って、パソコンを開いて、YouTubeでこの歌を捜したが「ダンスは上手く踊れない」「八月の濡れた砂」のステージ動画はあるのだが、「死んだ男の残したものは」は、可愛らしい切り絵をバックに歌だけが流れていた。

 石川セリに魅せられてこの歌をきいていると、今度はこの詩に遣られてしまった。無常で無情の切ない詩から、後半一気に情が溢れ出すような、そして現実に転換してさらに力強く奮い立たせてくれる。そんな詩に感動した。

 この歌は、多くの歌手がカバーしている。何人かの歌を聞いてみたが、やはり女性では、石川セリが良い。母親が子供に歌っているような・・・聞いていると、何か包まれるような優しさを感じる。
 
男性では、フォークの大御所、小室等の歌が突き刺さった。朴訥と語り掛けるような説得力ある歌に、涙腺が緩んでしまう。是非、YouTubeを見て小室さんの歌を聞いてほしい。

「死んだ男の残したものは」という歌は、1965年、ベトナム戦争(1955年~1975年)の反対の意思表示として、谷川俊太郎さんが作詞をし、武満徹さんに作曲を依頼したという(ウイキペディアから)
 
 今、世界中がコロナウイルスに振り回され右往左往している。日本国内においては感染者13,000人を超え亡くなった方は351人、世界中では、感染者数は279万人を越え、亡くなった方は20万人に迫ろうとしている。人間同士の殺し合いはしていないが、コロナウイルスとの戦争に入っている。世界中が見えない敵と戦っている。こんな時代(とき)に出会った歌が55年前の反戦歌だった。

  令和2年4月28日        笹原 真二


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先見えぬ 思考停止で 一休み ジタバタするな なるようになる  

2020-03-28 18:33:00 | Weblog
    続 対岸の火事

 24日の朝刊の見出しは「五輪、延期の公算大」。その日の夜、安倍総理と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との電話会談で、「2020東京オリンピック」は1年程度延期する方針で一致し、会談後、IOC理事会で延期が正式に承認されたというニュースが一斉に流れた。

 直前まで、大会組織委員会の森会長も、小池東京都知事も、IOCのバッハ会長も「予定通り開催する」と建前だけの発言をしていたが、正式に延期が発表されるまでのプロセスをどんな思いで過ごしていたか?気の毒にさえ思えた。

 翌25日、小池都知事は、東京で41人もの感染者が確認されてことを明らかにし「オーバーシュート感染爆発を防ぐ重大局面」にあるとして、「週末の不要不急の外出自粛要請・職種によっては在宅勤務要請」の記者会見を開いた。結果、7月にオリンピック開催どころではない状況になっていたのが現状だった。
 
 その少し前には、小学校、中学校、高校の臨時休校は一定の効果もあったのだろう。政府の要請は解かれ、パンデミックは回避できているのか?という希望的観測もあったが小池都知事の会見は、政府の臨時休校の要請より何倍も重大要請だった。そして今日、近隣の里庄町から感染者が出た。目の前の火事がリアルに現実のものとなった。

 スポーツ、文化イベントは自粛、外食の自粛、世界に張り巡らされたサプライチェーンは寸断。働くことさえできなくなる。それどころか人の往来も無くなる。当然経済環境の悪化は避けることが出来ない。そのために、「やれ補助金だ。いや一時金だ。」と様々な言い分に応えようと来年度の予算は過去最高額の102兆円。月が替われば新たにコロナ対策を含む補正予算の審議に入るという。財源は我々の税金。来年度の税収は大幅に減るだろうが・・・
 
 一月前、感染状況を「昨年末の対岸の火事は目の前にある。地球規模の大火になるのか?」と書いた。その時点では、中国、韓国、日本と東アジアが感染地帯の中心だった。それがあっという間に欧州に広がりイタリア、スペインでは医療崩壊を起こし、今ではアメリカが中国に次ぐ感染者を出している。新型コロナウイルスは、世界中を戦争無き戦争状態へと化している。

 誰もが予想すらしなかった新型コロナウイルスの世界中を巻き込んだ大流行。1年で終息する目途など立っていない。しかし、日本なら1年後のオリンピック開催に漕ぎつけることが出来る底力があるような気がする・・・世界中の人々から2020年のオリンピックは東京で良かった。日本で良かった。と称賛される未来があるような気がする・・・これっぽっちも根拠などはないが、日本は、明治維新という無血革命を実現し、あの敗戦の焼け野原から這い上がり、阪神淡路大震災、東日本大震災を凌いできた。日本には、そんな強さがあるのではないかと感じる。   

                                      令和2年3月28日    笹原 真二
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春の前 突然の雪 忘れてた 季節外れの 冬の風景 

2020-03-16 07:28:50 | Weblog
 14日の土曜日、午前中は雨が降ったり止んだり、午後からは雨も上がる予報だったので、備中町の平川と言う、芳井から北に30kmくらいに位置し標高400mくらいの所の現場に行ったのですが、暖冬とは言え雨上がりで結構寒かったですね。

 暖冬だったから、驚くことも無かったのですが、今年初めてのツバメを見ました。うちのあたりに来るのが例年3月25日くらいからだと思うのですが、芳井でなく、備中町の平川で今年初めてのツバメを見たことに少し驚きました。

 昨日の天気も明け方、雨が降ったみたいですが、腫れたかと思ったら、霰交じりのような雨がザーッと降ってみたかと思うと、その後空晴れてみたり・・・

 そして、今は、1分ほど前は雨だったのに雪が降っています。この冬、雪が降るのは初めてです。今年の雪は、気が付けば舞っていたなということはありましたが、ここに来て雪、落ちては溶ける雪、歌の「なごり雪」のような雪ではありませんが、もう霙のようになってきました。そして西の方はうっすらと水色の空が、少しずつ明るくなってきています。
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新型コロナウイルス、試練は地球規模、世界はどうする?

2020-02-29 12:06:22 | Weblog
    対岸の火事は?

 昨年末から、中国の武漢市で発生した、新型コロナウイルスによる肺炎は、その時点では、対岸の火事だと思っていたのだが、二カ月経って・・・まさかまさかの全国の小学校、中学校、高校に、3月2日から、春休みまで臨時休校を政府が要請。

 岡山県は、すべての県立の高校、特別支援学校69校を臨時休校にすると発表。井原市においては、すべての中学校5校と市立高校を休校、小学校においては、親の負担が多いと休校は見送られた。

岡山市、倉敷市といった都市部ではない言わば陸の孤島のような井原市まで休校する必要があるのか?というささやかな疑問、同じ条件なのに、中学校は休校、小学校は登校というのもなんか変だ。

ちなみに島根県では、県立高校においては臨時休校せず、県内に感染者が出た場合は直ちに休校にするという判断、小中学校については、各市町村の判断に委ねられた。岡山の場合、ダイアモンドプリンセス号に乗船していた方が16名いて現在、自宅に帰られていることも勘案しての判断なのかもしれない。

 それにしてもよくよく考えてみると、年間900万人にという中国からの観光客が、日本に来ている状況を考えれば、1000万人都市の武漢市からも当然多くの人が観光にビジネスにと来日されているだろうから、もちろん今の状況を予測していた人もいるだろうが、まさかこんな事態にまで、新型コロナウイルスの感染が広がろうとは多くの人が思いもしなかったのではないか。

 これからどうなっていくのか?WHOはパンデミックという言葉は避けたものの非常に危険と発表。世界の工場と言われている中国から発生した新型コロナウイルス、今や世界中がサプライチェーンで繋がっており、ニュースでは、世界経済は減速傾向に向かうだろうと言っているが、減速しない方がおかしい。大抵の場合、経済系のニュースはオブラードに包んだ言い方をする。

国内においては、全国的なスポーツ、文化イベントの自粛要請が出ており、今後2週間は、延期または規模縮小等の対応が必要、サッカーJリーグ、ラグビートップリーグは試合を3月中旬まで延期。大相撲3月場所は、開催、中止、無観客場所のいずれになるかを2日に発表するという。プロ野球のオープン戦は無観客、カープの開幕カード、22日のヤクルト戦のチケットをゲットしているのだが・・・大学の後期入試、高校の一般入試も3月に控えている。

7月24日から開催される東京オリンピック、パラリンピック。5月あたりまでに収束しないことには中止になるのか?延期になるのか?・・・その前に社会生活はどうなるのか?昨年末の対岸の火事は目の前にある。地球規模の大火になるのか?・・・今が転換期なのだろうが、実際には打つ手が見えてこないようだ。   

   平成2年2月28日          笹原 真二
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怖くなる 未来の地球 一度見て 異常気象の 世界の画像

2020-01-28 12:52:31 | Weblog
異常気象・暖冬もここまで来れば

21日の天気予報は向こう1週間、連日傘マークが出た。晴天産業に従事して39年になるが、1月にこんな予報が出た記憶はない。1週間傘マークが出るのは、梅雨末期の6月末から7月の中旬くらいまで、あと台風シーズンの9月から10月の中旬くらいまで。ところがこの冬は、先日から連日の傘マーク、24,25、26日と、日中、雨は落ちなかったものの、霜が降りることも無く1月とは思えない3月中旬のような暖かな日が続いている。

晴天産業にとって、瓦工事業者にとって、暖かいと葺き土が凍てることも無いから、毛布、シート等の養生をする手間が省けて仕事もやりやすいから良いのだが、暖冬もここまで来ればやはりおかしい。
身近なところでは、県北にあるスキー場も雪不足で営業できない状況。釣り好きも、釣れる魚が釣れなくなってきているという。山の色もやはり違う。例年なら山の木々ももっと閑散としているのが、すでに木の芽が膨らんでいるようで山全体のフォルムが大きく感じられるのだ。すでに蕗の薹も出ている。

 白銀に映える合掌集落の雪景色が人気の岐阜の白川郷に雪が無く、札幌の雪まつりの雪も不足しているようだ。北海道の十勝地方の中川郡清水町の分家の笹原さんも、昨年の春、「80数年ここに住んでいるが、こんなに雪が降らなかったのは初めてのことだ」と話していた。この冬も雪は少ないようだ

 地球規模でいうとテレビニュースでは、昨年から続いているオーストラリアの大規模な森林火災はすでに日本の面積の半分を焼失し、その煙は12000km離れた南米まで達しているという。また首都のキャンベラでは20日、ゴルフボール大のヒョウが降り車をボコボコに壊していた。

 異常気象という言葉が数年前から使われるようになったが、もはやこの異常気象が異常な状態ではなくなってきている。毎年のように起こる豪雨災害。災害とは無縁と思っていた岡山県。しかし一昨年の7月6日は一晩だけだったが、まさかの避難生活を余儀なくされた。近隣の倉敷市真備町は、小田川の堤防が決壊して多くの家が水没した。

 昨年の9月23日、国連の「気候行動サミット」においてスウェーデンの16歳の少女グレタ・トゥンベリさんは世界の指導者に向けて「人々は苦しみ、死にかけ、生態系全体が崩壊しかけている、私たちは絶滅しかかっているのに、あなたたちが話すのは金のこと、永遠の経済成長というおとぎ話だけ・・・すべての未来世代の目はあなたたちに注がれている・・・」と世界の指導者に向けた16歳の少女の衝撃的なメッセージが世界を駆け巡った。

そしてこの冬の暖冬が、改めて彼女のメッセージを思い起こさせてくれた。インターネットで是非、「異常気象・世界の画像・16000000件」を見て下さい。地球が悲鳴を上げています。    令和2年1月28日  笹原 真二
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