甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

今日もまた 気まぐれ雨に 遊ばれて 思いもよらぬ やること出来た

2018-06-30 20:08:46 | Weblog
 朝6時頃には、昼までは仕事が出来るかなと思ったが、7時過ぎには、雨が落ちだして・・・しかも結構強い。
 仕事は、雨でも出来ること。来週の月曜日から入る予定の葺き替え仕事の家に行って、屋根の下、廊下や玄関等の養生シートをして・・・事務所に帰る。10時前、野暮用を終え午後からは、トイレ掃除、軽四の洗車、グッピーの水槽の水替えと、今日やりたいと思っていたことが全て出来た。
 ある意味、梅雨の気まぐれ雨に感謝。今日、晴れていたら明日の日曜日に今日の仕事をやらなければならなかった。
 明日、映画「焼き肉ドラゴン」でも見に行こうかな?
  
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平和の詩 摩文仁の丘から 風に乗り 万国津梁 届け世界に

2018-06-28 22:20:37 | Weblog
    沖縄慰霊の日
 6月23日は73年前、沖縄での地上戦が終結した日。
お昼に、テレビを付けると沖縄全戦没者追悼式の中継が、映し出された。すい臓がんの摘出手術を受け、その影響だろう以前とは明らかに違う、憔悴したように見える翁長知事の平和宣言・・・そして安倍総理の式辞・・・
 浦添市立港川中学校3年、相良倫子(りんこ)さん(14歳)の平和の詩の朗読は衝撃だった。思わず引き込まれていった。

 生きる   (全文)
私は、生きている。マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、
心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、草の匂いを鼻孔に感じ、
遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。  私は今、生きている。

私の生きるこの島は、何と美しい島だろう。青く輝く海、
岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、山羊の囁き、小川のせせらぎ、
畑に続く小道、萌え出づる山の緑、美しい三線の響き、照りつける太陽の光

私はなんと美しい島に、生まれ育ったのだろう。
ありったけの私の感覚器で、感受性で
島を感じる。心がじわりと熱くなる。  私はこの瞬間を生きている。
 
この瞬間の素晴らしさが、この瞬間の愛おしさが、
今と言う安らぎとなり、私の中に広がりゆく。

たまらなく込み上げるこの気持ちを どう表現しよう。
大切な今よ かけがえのない今よ 私の生きる、この今よ。

73年前、  私の愛する島が、死の島と化したあの日。
小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。
優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。
青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。

草の匂いは死臭で濁り、光輝いていた海の水面は、戦艦で埋め尽くされた。
火炎放射器から噴き出す炎、幼子の泣き声、
燃えつくされた民家、火薬の匂い。着弾に揺れる大地。血に染まった海。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)の如く、姿を変えた人々。
阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。

みんな、生きていたのだ。私と何も変わらない、
懸命に生きる命だったのだ。
彼らの人生を、それぞれの未来を。
疑うことなく、思い描いていたんだ。
家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。
仕事があった。生き甲斐があった。
日々の小さな幸せを喜んだ。手を取り合って生きてきた、
私と同じ人間だった。

それなのに。   壊されて、奪われた。
生きた時代が違う。ただ、それだけで。
無辜(むこ)の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。

摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。
悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。
私は手を強く握り、誓う。
奪われた命に想いを馳せて、  心から誓う。
 
私が生きている限り、
こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。
もう二度と過去を未来にしないこと。
全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、
あらゆる利害を超えて、平和である世界を目指すこと。
生きる事、命を大切に出来ることを、
誰からも侵されない世界を創ること。
平和を創造する努力を厭わないことを。

あなたも、感じるだろう。この島の美しさを。
あなたも、知っているだろう。この島の悲しみを。
そして、あなたも、私と同じこの瞬間(とき)を  一緒に生きているのだ。
今を一緒に、生きているのだ。

だから、きっとわかるはずなんだ。戦争の無意味さを。本当の平和を。
頭じゃなくて、その心で。 戦力という愚かな力を持つことで、
得られる平和など、本当は無いことを。平和とはあたり前に生きること。
その命を精一杯輝かせて生きることだということを。
私は、今を生きている。みんなと一緒に。そしてこれからも生きていく。
一日、一日を大切に。平和を想って。平和を祈って。
なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。
つまり、未来は、今なんだ。

大好きな、私の島。誇り高き、みんなの島。
そして、この島に生きる、すべての命。
私と共に今を生きる、私の友、私の家族。

これからも、共に生きてゆこう。この青に囲まれた美しい故郷から。
真の平和を発進しよう。一人一人が立ち上がって、
みんなで未来を歩んでいこう。

摩文仁の丘の風に吹かれ、私の命が鳴っている。
過去と現在、未来の共鳴。
鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。
命よ響け。生きてゆく未来に。
私は今を、生きていく。

94歳になる曾祖母から、沖縄戦のことを聴いて育ったという14歳。まだ、あどけなさが残る中学3年生の相良倫子さんが、凛として、真っすぐ前を向いて、ありたけの想いの籠った詩を、諳で堂々と詠みあげた。
時間にして7~8分だったそうだが、目頭が熱くなる衝撃の朗読だった。
ここに、詩の、全文を書いたが、彼女が式典で、この詩を読み上げているシーンが、YouTubeにアップされている。感動の朗読です。
         2018年6月28日          笹原 真二

追伸
日本の0.6%の面積しかない沖縄に在日米軍の70%の基地が、沖縄にあるという現実は、やはりおかしい。現実的には、九州、中国、四国で、応分の基地負担をしていくか?・・・在日米軍には、帰ってもらって、自分の国は自分で守るという当たり前の議論をしていかないといけないのではないかと思うのだが・・・・
もちろん、戦力不保持も議論の一案だとも思う。いずれにせよ必要なものは、覚悟だ・・・覚悟無くしてこの議論はできない。

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梅雨空に 雨雲レーダー 追いかけて 朝昼晩と 一喜一憂   

2018-06-11 21:14:27 | Weblog
梅雨に入ると、我々晴天産業に従事する人たちは、毎日どころか、休憩の度、スマホやらで、天気予報を確認するんです。先週も6日の水曜日に雨が降って、あくる7日の朝には、日曜日には崩れるけど、8日、9日と雨マークは出ていなかったのに、お昼には8日は雨マークが出て、「一体朝の予報は何だったんだ」と怒りたくなるような・・・・
 予報通り、8日は朝から小雨が・・・梅雨なんですね。
 今日も、午後から雨が降るという予報、5日はどうにか昼間は雨は降らないだろうという予報は外れて、午後からしっかり雨が降りましたが、今日は昼までは降らないという雨雲レーダーを信じて仕事、朝から約1000枚の瓦を上げて4人でどうにかお昼までに無事葺くことが出来、シート養生もきっちり仕上げました。
 午後から天気予報がきっちり当たりました。仕事の段取りもうまく午前中を使うことが出来て、とてもラッキーでした。
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