甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

1月のマンスリー

2014-01-29 21:42:19 | Weblog
    永遠の〇.から
 1月12日の日曜日、映画「永遠の〇」(主演V6 の岡田潤一)を観に行った。「永遠の〇」(百田尚樹著)は真友、妹尾和弘新見高校副校長が「海賊と呼ばれた男」(百田尚樹)と共に早くから絶賛していた小説だ。昨年の3月に読んでいた。だからどんな映画になるかと楽しみにしていた。
 佐伯健太郎、慶子の姉弟は、祖母松乃が亡くなったあと、祖父大石賢一郎に呼ばれ初めて実の祖父のことを聞かされた。母清子がふと漏らした「死んだお父さんて、どんな人だったのかしら?」という一言から、特攻隊で亡くなった実の祖父、宮部久蔵の足跡を求めて、祖父の戦友を尋ね歩くことから物語は始まる。 
零戦、特攻隊を舞台にした戦争の物語。真珠湾攻撃もあればミッドウェィ海戦、カダルカナル攻防戦、レイテ沖海戦と、次第に追い詰められていく様子が克明に語られていく。その物語の中で、百田尚樹は真珠湾攻撃で敵の空母を叩けなかったことが、あとの不安要素になるということを宮部久蔵に言わせている。また日本軍があと一押ししていたら、戦局は大きく変わっていたかもしれないという戦いがいくつかあったということも、ハルゼ―提督の回想録から紹介している。所詮、~たら、~ればの、話なのだが、読んでいて無念な気持ちになる。なぜあと一押しが出来なかったのか?・・・それは現代においても同じような問題があることを物語の中で語っている。
宮部久蔵は「妻子のためにも生きて帰らなければならない」と言いながら、最後は特攻隊に志願して死んでいった。生き残った人たちの人生もそれぞれにあった。埼玉の戦争で片手を失った元海軍少尉・長谷川梅男、岡山の老人ホームに住む元海軍中尉・谷川正夫、元一部上場企業社長の元海軍中将・武田貴則、引退したやくざで元海軍飛行兵曹・景浦介山、鹿児島の旅館経営者元海軍兵曹・大西保彦、そんな人たちがそれぞれの立場から宮部久蔵との関わりと、それぞれの人生を語っていく。そして物語は、後半ドラマチックに展開していく。この「永遠の〇」は、その時代を生きた人たちの究極の人間愛の物語だった。是非、みなさん、この映画を観てください。 
2014年1月28日              笹原 真二
追伸Ⅰ 「男は犬死に出来るかどうかだ」と行徳哲男先生が言ったことがあった。その意味が分かるような気がする。特攻は「九死に一生を得る」こともできない「十死零生」の戦いを強いられた。
追伸Ⅱ 「永遠の〇」は私にとって、故山崎豊子さんの「大地の子」と繋がっていた。故司馬遼太郎さんの日清・日露戦争を描いた「坂の上の雲」は「海賊と呼ばれた男」と繋がっているかのような小説だった。これらの小説はすべてが反戦小説です。まだ読まれていない方は、是非読んでみてください。
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「永遠の0」を観てきました。

2014-01-13 16:35:48 | Weblog
 百田直樹さんの小説「永遠の0」が映画化。公開されて1週間をこえましたかね?12日日曜日、昨日、福山のフジグランへ行って観てきました。小説と映画、読んだあとに映画を見ると、イメージとのギャップに、面白くなかったとか、つい「うーん?」と言いたくなるような映画もありますが、今回の「永遠の0」僕は「よかった」と満足して帰ってきました。主役の宮部久蔵を演じていたV6の岡田准一もよかったですね。彼はNHKの大河ドラマでも「軍師官兵衛」の主役も演じていますが、いい役者だと思います。「永遠の0」零戦、特攻隊で亡くなった祖父の人生を孫の姉弟が辿っていくという物語です。面白いです。ぜひ、映画も観て下さい。本も読んでください。
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今日も雨が・・・

2014-01-09 20:05:02 | Weblog
 昨日に引き続き今日も雨が降りました。2時過ぎくらいから・・・高梁から吉備中央町のほうに行っていたらけっこう雪交じりの霙が降りました。帰ってみると芳井の道もすっかり濡れて水たまりができているところも、それにものすごく寒くなりました。昨日の朝もTVでは朝から雨予報、PCでも同じだったので、昨日は休みにして13日の成人の日と振り替えることにしました。結果昨日は午前中はあまり降らなかったのですが、午後からしっかり雨が降りました。正月休みの間がかなり暖かかったので昨日からの雨のあとということもあって今夜は冷え込みそうです。
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シード権獲得!

2014-01-04 17:16:01 | 陸上競技のこと
 2日、3日に行われた第90回箱根駅伝で、母校大東文化大学がどうにかシード権を獲得しました。東洋大学が全日本大学駅伝の覇者駒澤大学を破って2年ぶり4回目の優勝を飾りました。大東文化大学はレースの流れに乗りきれないちぐはぐなレースで、2日の往路、3区4区あたりでは、最近の指定席15位前後になるのではと思っていましたが、山登りの5区で奮起、8位まで上がりました。6位と2分くらいの差でしたか?充分6位くらいまで上がれる位置でもありました。ただ、11位との差も1分少々とものすごく不安な位置。3日の復路も波に乗り切れず、8区で順位を上げたものの、9区を走り終えた時点で11位。前の法政大学とは1分以内の差、本当に5分5分と思いたいところでしたが、内心は八分方、また10月の予選会に回るのかなと思いました。しかし、4年生のアンカーが頑張って法政を交わして10位でゴール。本当にホッとしました。今回のチームはうまくレースに乗れば6位くらいに入るのではと思っていましたが、レースの波に乗り切れず、チグハグなレース展回に。駅伝はレースの波に乗り遅れると、逆流の中を上がっていかなければなるので本当に難しいですね。東京農大なんか予選会1位で通過したのにまったくレースに参加できず敗退しました。そんなことを考えた時、昨年の中央大学の8区の選手は5区で棄権して、復路繰り上げ出発して下位でレースをしたのにも関わらず区間最高タイムで走りました。しかし棄権ということで区間賞はいただけませんでした。レースは棄権しても区間記録に関しては公認して区間賞を上げたらよかったのにと思います。昨年のことですが、そのあたりのルール改正はあってもいいのではと思います。
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迎春!

2014-01-01 22:06:12 | ツーリング
 平成26年が始まりました。例年、元旦から事務所の大掃除をしていたのですが、今回は昨日の大晦日から初めて、どうにかこうにか、今日、掃除を終えることができました。30日から始めて年内に終わらせたかったのですが、用事が出来て1日遅れとなりましたが、明日から少しだけゆっくり過ごすことが出来ます。正月休みの半分があっと言う間に過ぎました。

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