甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

振りむけば 昭和の唄が 駆け巡る 時は朽ちない 青春の花

2021-03-28 19:52:21 | Weblog
    山口百恵にハマってる

 10年程前だったか?芳井生涯学習センターで、宇崎竜童のコンサートの中で。

「皆さん、山口百恵さんのこと聞きたいでしょ。百恵さんが引退、結婚してから会うことも無かったんです。ところが、30年振りくらいに帝国ホテルの喫茶店だったか、妻の阿木と3人で会うことになった。当然、ハイヤーか、タクシーで来ると思うでしょ!ところが百恵さん、中央線と山野手線を乗り継いで来たという。芸能界にいた当時はものすごいオーラがあったんですが、そのカケラも見事に消し去って普通の人になっていました。スーパーでカードで買い物をした時、“三浦百恵”とサインしたら「あの百恵さんと同じ名前なんですね」と対応した店員が言ってきたという。今は、完全に普通の人なんですね・・・」

 山口百恵は、同世代のアイドル。当時特にファンだったわけではないが、引退、結婚、二人の息子祐太郎・貴大の母となり、家庭を守りご主人の三浦友和を支えている。そんな生き方に惹かれるように、彼女のファンになって行った。

 1月30日の土曜日、スマホを開くと、NHKが「伝説のコンサート山口百恵1980.10.5日本武道館」放送と出ていた。すぐに家内に電話して録画を頼んだ。

 早速、その日の夜、2時間半の伝説のコンサートを再生。アイドルだと思っていた山口百恵は、アイドルなんかじゃなく、ボーカリスト、とんでもない表現者、21歳?まさか?本当?山口百恵の歌う歌にどんどん魅せられていった。

 唄う歌が、詩が歌詞の内容が、みんな山口百恵という一人の女性とオーバーラップしている。「This is my trial」私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない・・・「横須賀サンセット・サンライズ」あの日と同じあの場所で も一度夕日見つめてみたい・・・「 I came from 横須賀」I came from 横須賀 あなたに会いに来た・・・「横須賀ストリー」急な坂道 駆けのぼったら 今も海が見えるでしょうか ここは横須賀・・・「いい日旅立ち」いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに・・・「一恵」現に戻す罪の深さを 知ってか知らずか あなたへの愛を両手に呟いた私は女・・・「秋桜」こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが染みて来る 明日嫁ぐ私に・・・

 14歳でデビュー21 歳で引退この間、歌手だけでなく映画にも、絶唱 、潮騒、伊豆の踊子他、それらの主題歌も当然、山口百恵が歌っているのだが、それもまた良いのだ。You-tubeで見ることが出来ます。是非、一度見てください。

追伸  三浦友和の話。「私や息子達が、出演する映画やドラマのチェックは欠かせないようです。先日、貴大の映画を一緒に見に行ったのですが、映画人としては気が引けたのですが。妻は夫婦割のチケットを・・・」そんな言葉を聞いて思い出したのが、オードリー・ヘプバーンの話。二人の息子は十代後半まで母親が映画女優だとは知らなかったそうだ。いつも並んで普通席のチケットを買って映画を見ていたという。
                        令和3年3月27日   笹原 真二
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