甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

青春、プレイバック!

2013-03-13 17:33:44 | 陸上競技のこと
 3月10日日曜日、大東文化大学陸上競技部元監督の青葉昌幸先生ご夫妻の古希のお祝いが、川越のホテルで行なわれた。約150名のOBが出席して本当に楽しいひと時となった。30年ぶりに合う先輩、後輩もいる。一年上の長崎から来ていた寺坂さんは、「笹、大学3年の顔になってるよ!」その通り、気分は20歳の頃に戻っていた。電話で「おれは、頭の髪がずいぶん無くなったよ」と言っていた同級生の新潟の高橋は想像していたより髪の毛はあったが、やはり少し薄くなっていた。一年下の名古屋から来た長谷川は、坊主頭でまるで修行僧のような顔をしていたが、30年前に戻っていた。主役の青葉先生も昨年は闘病で入院生活も長かったそうだが、主治医の先生も驚くくらい回復して元気そうな顔で挨拶された。仕事等で来れなかった多くのOBもいたが、それでも全国から450名のOBのうち150名出席というのはすごい数字だと思う。二次会は新宿に戻って近い学年で、昔話に花を咲かせた。新潟の先輩佐野さんは「笹、お前のブログ読んでるよ」とうれしいようなはずかしいようなひと言が嬉しかった。先輩の皆さん、後輩のみなさん、またそんなに遠くないうちに合いましょう!
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明日、悲し別で

2013-03-07 22:43:00 | Weblog
 4日の月曜日、倉敷芸文館で、倉本聡さんの富良野塾の「明日、悲し別で」が上演されました。富良野塾の舞台は3回目になりますか・「谷は、眠っていた」「昨日、悲し別で」だったかな?2人の娘と。その友達、家内の5人で観に行ってきました。ものすごい迫力。洗練されたダンスと演出。鳥肌が何度も立つくらい衝撃的な舞台でした。20年前に閉山した悲し別炭鉱には、先輩の炭工夫たちによって「希望」が入っているというタイムカプセルを埋められていた。それを探しに2人の元炭鉱夫と新聞記者が炭鉱に入っていく。そして落盤、生き埋めになる。3人は御先祖様の霊と出会いながら見つけた「希望」が入っているというイムカプセルの中に入っていたものはスコップ、ツルハシ・・・地上では、3人を助けるために昔仲間だった炭鉱夫たちがスコップ、ツルハシを持って炭鉱に入って行く・・・
 是非、富良野塾を検索してみてください。3月以降の公演スケジュールはまだ載っていませんが、必ず追加公演があると思います。それを見つけたら、是非、観に行ってください。ものすごい舞台です。倉敷公演ではカーテンコールが鳴りやまず。何度となく役者の皆さんがステージに再登場してくださいました。
 富良野塾は20年以上続いた、役者、脚本家、等を養成する塾でしたが、3年くらい前に活動を停止されました。しかし、今回の東日本大震災が起こってから、再び、活動を再開されました。たぶん、一定の期間だと思いますが、是非、耳を長くしておいてください。必ず、再公演があります。そして、是非、観てください。
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3月に入りました。

2013-03-01 21:45:51 | Weblog
 3月に入りました。早々に雨、お昼前から降り出して、一時、ものすごい雨になりました。夕方5時ころから上がってきましたが、今度は春一番が、屋根を葺き替え中の養生シートが飛ばされるのではないかと心配になるくらいの強い風でした。前にも書きましたが、とにかく雨が多かった2月でした。なんと5日も雨に見舞われました。一昨年までは2月の雨はほとんどなかったのに。3月はどんな天気になるのでしょうか?
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2月のマンスリー

2013-03-01 21:44:28 | Weblog
   高野山真言宗の資産運用
 27日、インターネットを開くと、「高野山真言宗、6.8億損失か?」というニュースが目を引いた。
「1200年の伝統を持つ宗教法人の高野山真言宗(総本山・金剛峰寺)が、資金運用に失敗して少なくとも6億8千万円の損失を出したことが関係者の話でわかった。約3700の末寺から集めた檀信徒からのお布施も含まれている。
 記者会見した庄野宗務総長らによると、現在約30億円運用。証券会社に任せていた資産運用で、2002~12年、商品によっては計6億8千万円の損失が発生したが、約16億円の運用益があり、差引約9億円の利益。運用収益は経営難の高野山大学への助成や宗団の経常経費、社会福祉事業などに使われている。
 26日の宗会では、庄野宗務総長の不信任が小差で可決されたが、庄野宗務総長は、宗会を解散した。不信任可決や宗会解散は極めて異例で宗団内対立が深まっている。宗務議員は全国10ブロックで選挙された27人と、宗務総長が任命する10人で構成。解散後50日以内に地方選出議員の選挙が行なわれる。」
           (2月27日 インターネットのニュースから抜粋)
 宗教法人も資産運用か?今の時代、やっていても不思議ではないが、それでも、やはり何かおかしいんじゃないか?何年か前、大学が資産運用で失敗したニュースが流れたが、宗教法人にしろ、大学にしろ、資産運用というのは違和感がある。本来、宗教法人であれば、本業は宗教活動、大学は、教育活動、が本業だ。それぞれの言い分は「その本業をバックアップする財源を確保する為の資産運用」ということも言えるかもしれないが、やはり違和感がある。
 文化庁のホームページには、宗教法人と宗務行政という項目があり、その中の財産管理・運用の心得4か条には、「むやみに不動産を処分したり、投機的な運用を図って、宗教法人の財産を減少させないように」という一文がある。今回、どんな運用をしていたかまでは分からいないが、「短期商品」で運用損が出たと報じてある。株式を基金的なものと考えての配当を得るという考え方で運用をするとか、日本国債とか地方債を買う等の運用の仕方なら国や地方にも貢献が出来て良いと思うのだが、ニュースから推測するかぎりそうではなく、ハイリスク・ハイリターンの運用をしていたのではないか?さらには宗会の解散、選挙、内部対立と国会同じような様相を呈してきている。
こんなニュースを聞くと、悲しくなるくらい興ざめしてしまう。今夜、商工会の懇親会の席で、この話をすると「財テクも分からなくもない。決して不思議でもない。しかし、おかしい」と言う話になった。「八重の桜」会津の什の掟「ならぬものは、ならぬのです」ではないが、あまりにも俗化しすぎているのではないか?
             2013年2月27日       笹原 真二
 

追伸  
バブルの時代から、多くの企業が本業以外に、土地投機。株式投機等、資産運用で利益を上げるということをするようになった。本業で利益が出ないから、資産運用をする。それならば、本業をやめて資産運用を本業にすれば良いのにと思っていた。そして、多くの企業が人が資産運用で失敗した。やはり、何か基本的なことがずれてきているのではないか?
末寺3700、一ヶ寺あたり200の檀家があれば74万の檀家のお布施が、現在30億円の運用、そのうちの運用益が9億円ということは、元金21億円。それがお布施でまかなわれていたとすれば、1檀家あたり2800円。
これが個人のお金での資産運用なら問題はない。しかし、宗教法人の資産は公金も同じではないか?
今回、6億8千万円の運用損というニュースが、それでもトータルでは9億円の利益を出している。差引すれば資産運用は決して失敗していない。流れの中で大きな損失を出して問題となったが、これが順調に利益を出していたら、問題になるどころか、「さすが高野山!すごいな」という評価になっていたのかもしれない。むしろそちらの方が大きな問題のような気がする。返って、大きな損失を出したからこそ、本質が見えてきたのではないだろうか?
はたして、高野山だけなのか?たぶん、同じようなことはどこもやっているのではないかと勘ぐってしまう。証券会社にとっては大口の顧客なるもの。


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