甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

5月のマンスリー

2013-05-29 11:35:22 | Weblog
     橋下発言は問題提議発言
 橋下徹大阪市長は、「本音と建前」を使い分けながら、「本音」の発言で持論を展開、それが注目され支持されてきた政治家だ。その橋下市長の今月13日の「慰安婦問題」「米軍への風俗活用要請」の発言が大きな波紋を呼んでいる。
「当時は軍の規律を維持するために必要だった。なぜ、日本の従軍慰安婦制度だけが取り上げられるのか、当時は世界各国が持っていた。ベトナム戦争でも朝鮮戦争でも制度としてあった。韓国とかいろんなところが宣伝し、欧米社会に「日本はレイプ国家だ」と見られている。ただ、暴行、脅迫をして拉致した事実は裏付けられていない。「戦争の悲劇の結果」なので、慰安婦になってしまった方には心情を理解し優しく配慮して行くことが必要だ」
「沖縄に行った時、米軍の司令官に「風俗業を活用してほしい」と言った。司令官は凍りついたような苦笑いになって「米軍では禁止だ」と言った。そういう建前みたいなことを言っているからおかしくなると言った。建前論だと人間社会は回らない」       以上橋下発言 14日、中国新聞から抜粋
 これに対して内外から批判が湧き上がったが、「日本維新の会」の石原慎太郎共同代表は「軍と売春はつきもので歴史の原理みたいなものだ。それを踏まえて発言したと思う。彼はそんなに間違ったことは言っていない」片山虎之助参議院議員は「基本的に間違った事は言っていない。ただ言い方が、舌足らずというか・・・誤解される恐れがある・・・」とコメントした。
中国新聞の橋本発言を読んでみても橋下市長は決して従軍慰安婦を容認しているとは思えない文脈だ。ましてや正当化しようとしているようにも思えない。悲しいかな慰安婦制度はどこの国だって戦争中はあったこと、その事は棚に上げて「日本はレイプ国家だ。すべて日本が悪い」と一方的に押し付けられているという状況が歯がゆかった。これが敗戦国の宿命なのかもしれないが・・・
米軍に対して「風俗業を活用してほしい」という発言も、少々乱暴で軽率だったかもしれないが本音だ。沖縄での少女乱暴事件等を考えれば言わんとすることは理解できた。だから橋本発言が決して間違っているとは思えない。マスコミの常套手段、言葉尻を捕らえて揚げ足を取った。あえて問題発言を作った。
 自民党の石破幹事長は「政党トップとして配慮しなければ国益を損なう」と懸念。公明党の山口代表は「女性の人格,人権を無視する発言だ」海江田民主党代表は「看過できない」渡邉みんなの党代表は「コメントに値しないレベル」福島社民党党首は「戦争遂行のためには女性の人権を踏みにじっても構わないとの発言で、激しい憤りを感じる」と酷評。しかし私には、あの橋本発言の文面文脈からは、石破幹事長のいう懸念は感じても、他の党首たちが言っているような発言には感じられなかった。橋本発言は問題発言ではなく、改めてこの問題をよく考えろ!という問題提議発言だ。   2013年5月28日           笹原 真二
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梅雨入りしました。

2013-05-29 11:20:36 | 瓦のこと
 梅雨入りしましたね。昨日、現場に出たら、雨が降り出して一組は帰ってきましたが福山組はあまり降らなかったみたいで仕事ができたようです。、井原は午前中降ったり止んだりで帰ってきた組は片付けとか雑用、午後から現場に出てもいいかなというような雰囲気の空になったのですが、パソコンの天気予報では弱い雨雲だけど近くにあるし、現場には出ませんでした。結果、雨が落ちたのは2時頃にパラパラとほんの少しだけ、現場に出ておけばよかったですね。残念!
 今朝、起きたときは降っていましたが、8時半くらいから雨も上がってきました。片付け、野暮用をしていましたが、10時頃から現場へ行きました。
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出雲大社へお参りしてきました。

2013-05-04 16:15:24 | ツーリング
 4年前、50歳の手習いで取ったバイクの免許、本格的なツーリングはその年に鳥取県の大山に一度行ったきりでしたが、昨日、新見高校、北校地の副校長をしている妹尾先生(幼なじみで、やはり50歳の手習いでバイクの免許を取得)と二人で出雲大社へ、ツーリングに行ってきました。朝8時半に出発、寒さ対策も冬用の下着、ズボン下着用で万全を期したつもりでもまだ寒かったですね。約1時間で広島県の東城の道の駅。ここでトイレ休憩と熱いコーヒータイムをしましたが、寒かったのでヤッケのパンツをはいて、三重の防寒。それでも備後落合の手前くらいからさらに冷えて気温は8℃。桜の花はとうに散っているのに、八重桜は満開、ソメイヨシノは散りかけというような、もちろん新緑はしっかり来ているのですが・・・予報でも寒くなると言っていましたが、本当に寒かったですね。おろちループのある平家平の展望台でゆっくりしたいという思いもありましたが、そのまま通り過ぎて奥出雲の横田の手前の八川そばで出雲そばをいただきました。ここまで東城から1時間、近くのスーパーで妹尾先生いわく「ここの焼き鯖がおいしい」ということで購入後、一路出雲大社を目指しました。やはり1時間くらいで着きました。GWの真っ只中でしたが、案外に込んでいなくて、駐車場手前で500mくらい、車は渋滞していましたが、我々はバイクでスイスイと。さすがに境内は多くの人たちがお参りにきていました。60年遷宮ということで、この5月の10日、遷宮が行なわれるわけですが、どこに新しく神殿を建てられたのかと捜しても見つからない。警備をしていた職員の方に聞いてみると「みなさん、伊勢神宮と同じように建替えると思われている方が多いのだけど、出雲の遷宮は屋根の桧皮を葺き替えるのが60年に一度で、神様の頭の上で、仕事をするわけにいかないから遷座してもらってるんですよ」ということでした。
 せっかく出雲へ来たのだからということで、2回目のそばをいただいて帰路につきました。コースは宍道湖の北岸を走って、松江にそこから9号線を走って安来、米子へと向かいました。米子からは180号線を南下。新見へ明地峠は変化のある道で気持ち良く走れました。新見の街ではJA阿新によって、妹尾先生お薦めの千屋牛の筋肉をこれが旨いそうです。これから家に帰ってこれを煮込んで食べてみようと思っています。新見からは哲多町、高梁の備中町を通って帰りました。少し前ににわか雨が降っていたみたいですが、我々は一度も雨に打たれる事無く無事午後8時に帰宅できました。これも出雲の神様のご加護があったのだと思います。総距離370kmのツーリングは面白かったですね・・・感謝!
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