甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

寒い冬 いつの間にやら 暖冬に 雨多かりし 木の芽膨らむ

2021-01-28 20:41:10 | Weblog
     COVID-19の1年
 新型コロナウイルスが、一昨年の末、中国の武漢で発生してから1年が過ぎた。対岸の火事だったこの騒動は、あっという間に地球上を席巻。今現在、世界中の累計感染者は1億人を超え、亡くなられた方は216万人を超えている。
地球上の人口が約70億人。と言うことは70人に1人は感染者。


 1年前、誰が今の状況を予測していただろうか?世界の科学者、ウイルスの研究者の中には予測していた人も多くいたと思うが、悲しいかな、世界中の政治家、指導者には誰一人として予測できた人は居なかったようだ。

 最も、この状況を政治家、指導者に予測しろと言う方が酷なことかもしれない。この新型コロナウイルスは100年前5000万人が亡くなったと言われるスペイン風邪(当時、感染者は推計5億人、全世界の人口18億8千万人、4人に1人が感染者と言うことだ。ウイキペディアから)以来の状況だ。

 時系列で見て行けば、昨年1月15日、国内で初めての感染者確認。30日、WHO国際的緊急事態宣言。2月27日、小中高校に臨時休校の要請。3月24日、東京五輪、パラリンピック延期を決定。4月1日、アベノマスクを配布すると発表。16日、全国に緊急事態宣言。
5月20日、夏の甲子園中止決定。25日、緊急事態宣言解除。6月28日、世界の感染者1000万人超。29日世界の死者50万人超。7月20日、国内の死者1000人超。29日、国内の1日の感染者1000人を超える。岩手県で初確認。

 8月11日、世界の感染者2000万人超。9月5日、WHOワクチンの分配開始は来年中頃の見通しと発表。29日、世界の死者100万人超。10月2日アメリカ、トランプ大統領感染。14日、フランス3カ月ぶりに非常事態宣言、ヨーロッパで感染拡大。29日、国内感染者10万人超。

 11月20日、国内の死者2000人超。12月7日、大阪府知事、自衛隊に看護師派遣を要請。8日、イギリスでワクチン接種開始。14日、アメリカでワクチン接種開始。17日、フランス、マクロン大統領感染。20日、国内感染者20万人超。26日、政府は全世界から外国人の新規入国者を1月末まで停止を発表。

 今年1月13日、国内感染者30万人超。16日、世界の死者200万人超。23日、国内の死者5000人を超えた。
今日現在、国内の感染者は373000人、亡くなられた方は5298人。感染者は1000人中約3人。お隣韓国では感染者は76429人、亡くなられた方は1378人、感染者は1000人中約1.5人。地球上では1000人中140人が感染者だ。

 まさかこんな1年になろうとは・・・アメリカ、ヨーロッパでは主要都市がロックダウン。国内では自粛を国民に強いて、休業。外出自粛を要請。当然莫大な財政出動。休業、働かないのだから景気は悪くなるはずだ。企業存続のための金融緩和。しかし低金利のお金は何処へ?不思議なことに景気が悪いのに株価だけは上昇中という変な現象が起こっている。「行き場のないお金」が株に流れるだけの現象とは皮肉なものだ。「行き場のないお金」を金融緩和する必要があるのだろうかと思うのだが・・・

 令和3年1月28日 笹原 真二

追伸 NPBは、6月19日プロ野球を無観客で開幕。7月10日には、5000人を上限に観客動員に切り替え。無事年間120試合のペナントレースを、このコロナ渦の中乗り切った。単純にメジャーリーグが60試合だったこととは比べられないが、それでも、もし昨年プロ野球を見ることがなかったらなんてことは、やはり考えられないのだ。大相撲にしても同じことが言える。3月場所は無観客、5月場所は中止となったが、以降は観客制限をして開催。

 駅伝も、11月、全日本実業団女子駅伝が開催されて、以降、コロナ患者が目に見えて増え始めたが、暮れの京都での高校駅伝、元旦のニューイヤー駅伝、箱根駅伝と開催された。高校ラグビーも、大学ラグビーも、高校サッカーも、大学サッカーも、春高バレーも、いずれも無観客で無事開催され我々を楽しませてくれた。ラグビートップリーグの開幕は延期されたが、やはり無観客でも開催して欲しいと思う。

 さて問題は、東京オリンピックだ。観客制限、無観客という案も出てきている。国、IOCは開催に向けて準備をしているとは言っているが、そううまく事が進むのだろうか?

 コロナ渦を上手く乗り切っている国トップ5、ニュージーランド、台湾、オーストラリア、ノルウェー、シンガポール、日本はフィンランドに続き7位にランクされている。ちなみに韓国が8位、9位が中国(12月21日時点のインターネットニュースから)この状況で、世界各国が選手を派遣できる状況をこの半年の間で作り上げることが出来るのだろうか・・・まさに、今、歴史の真っ只中にいるようbな気がする。

 身近なことでは、昨年3回開いたライブ。更なるコロナ対策が必要だと感じている。素敵な、ミュージシャンが清水紹音さんを通して来てくれる。井原に来ることを楽しみにしてくれているミュージシャンがいる。いろんなことを探りながら道を切り開いて行きたいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする