雨の唄
♪ 雨、雨、降れ、降れ、母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいな、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪
雨の唄を探せば、童謡もポップスも、演歌も数えきれないくらい、いっぱいあるのだけれど、つい口ずさむのは、やはりこの歌だ。
しかし、この歌もあまり聞くことが無くなったような気がする。今の御時世に置き去りにされたのか?その上、気候変動にも置き去りにされてしまって、だからこの歌は60年近く前、幼稚園の頃の風景の唄なのかと思ってしまう。
ここ数年、毎年のように、日本のどこかで?「50年に一度の豪雨」に見舞われている。2年前は、天災の無い岡山県でも、西日本豪雨で、倉敷市真備町で、小田川の堤防が決壊して、甚大な被害を出した。今年は、熊本県の球磨川が氾濫、人吉市を始めやはり甚大な被害を出した。
大分県の日田市、福岡県の朝倉市などは、「50年に一度の大雨」が、毎年のように降っては、大きな被害を出している。報道も、「50年に一度」とか、「数十年に一度」という表現の仕方も考え直さなければならないのではと、要らぬ詮索をしてみたりもする。
晴天産業に携わって40年近くになるが、今年のような梅雨は初めてだ。例年なら、7月に入っての2週、14、5日あたりまで、梅雨の最後の大雨が降って、その後はカンカン照りの真夏日になる。晴天産業にとって、一番厳しい季節に入って行くのだが、今年は超長雨の梅雨、降り方がおかしい。
天気予報も未だに、曇りマークと傘マークが続いている。30日木曜日からやっとお日様マークが付いた。結果、7月の雨が降った日は、延べで15日を数え、weekdayで現場に出ることが出来なかった日が8日もある。言わば8日間は、日中ずっと雨が降っていたということだ。
この地域において今年は、確かに大きな災害は起こらなかった。しかし、我々のような屋根の上で仕事をするような業種においては、「50年に一度?の長雨」は少々痛かった。コロナ渦中で景気が下向く中の今回の長雨。それでも、熊本県の人吉市、八代市、大分県の日田市のような甚大な被害に比べれば、屁みたいなものだ。
♪ あらあら、あの子は、ずぶ濡れだ、柳の根方で泣いている、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪
♪ 母さん、僕のを、貸しましょか、きみきみ、この傘さしたまえ、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪
♪ 僕なら、いいんだ母さんの、大きな蛇の目に、入ってく、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪ (あめふり 大正14年、95年前の唄)
令和2年7月28日 笹原 真二
♪ 雨、雨、降れ、降れ、母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいな、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪
雨の唄を探せば、童謡もポップスも、演歌も数えきれないくらい、いっぱいあるのだけれど、つい口ずさむのは、やはりこの歌だ。
しかし、この歌もあまり聞くことが無くなったような気がする。今の御時世に置き去りにされたのか?その上、気候変動にも置き去りにされてしまって、だからこの歌は60年近く前、幼稚園の頃の風景の唄なのかと思ってしまう。
ここ数年、毎年のように、日本のどこかで?「50年に一度の豪雨」に見舞われている。2年前は、天災の無い岡山県でも、西日本豪雨で、倉敷市真備町で、小田川の堤防が決壊して、甚大な被害を出した。今年は、熊本県の球磨川が氾濫、人吉市を始めやはり甚大な被害を出した。
大分県の日田市、福岡県の朝倉市などは、「50年に一度の大雨」が、毎年のように降っては、大きな被害を出している。報道も、「50年に一度」とか、「数十年に一度」という表現の仕方も考え直さなければならないのではと、要らぬ詮索をしてみたりもする。
晴天産業に携わって40年近くになるが、今年のような梅雨は初めてだ。例年なら、7月に入っての2週、14、5日あたりまで、梅雨の最後の大雨が降って、その後はカンカン照りの真夏日になる。晴天産業にとって、一番厳しい季節に入って行くのだが、今年は超長雨の梅雨、降り方がおかしい。
天気予報も未だに、曇りマークと傘マークが続いている。30日木曜日からやっとお日様マークが付いた。結果、7月の雨が降った日は、延べで15日を数え、weekdayで現場に出ることが出来なかった日が8日もある。言わば8日間は、日中ずっと雨が降っていたということだ。
この地域において今年は、確かに大きな災害は起こらなかった。しかし、我々のような屋根の上で仕事をするような業種においては、「50年に一度?の長雨」は少々痛かった。コロナ渦中で景気が下向く中の今回の長雨。それでも、熊本県の人吉市、八代市、大分県の日田市のような甚大な被害に比べれば、屁みたいなものだ。
♪ あらあら、あの子は、ずぶ濡れだ、柳の根方で泣いている、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪
♪ 母さん、僕のを、貸しましょか、きみきみ、この傘さしたまえ、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪
♪ 僕なら、いいんだ母さんの、大きな蛇の目に、入ってく、ピッチピッチ、チャプチャプ、ランランラン♪ (あめふり 大正14年、95年前の唄)
令和2年7月28日 笹原 真二