甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

暮れなずむ 師走を前に思い出す 時の流れの夢のひと時

2017-11-28 20:26:39 | Weblog
   師走を前に思い出す
 「お寺のお坊さん(師匠)も走るほど忙しい」というのが師走の語源だだが、この時期になると、お坊さんばかりでなく、皆が忙しくなってくる。

日本郵政のCMは「年賀状はお早めに!」分かっているのだが、12月の10日くらいまでに出したことがあるのは、年賀状を書き始めて50年、1回あるだけ。例年、クリスマスにポストに入れることが出来たら良い方だ。

2000年を少し過ぎたころまで?14~5年前まで、12月は忘年会の日程がカレンダーに赤いマジックで書き込まれていた。時には重なることもあったくらい忘年会で忙しかった・・・今、当時の事を思い出すと、「兵どもが夢の跡」そんなことを思うと寂しくもある。
19991年、青年会議所の初めての忘年会、福山でタクシーが捕まらなかった。卒業した2000年の頃は、タクシーが拾えないなんてことは無かった。

昨年の12月、お袋が福山の太田病院へ入院していた時の帰路、久しぶりに夜の福山の繁華街を通った。テナントビルの灯りが、ネオンが付いていない。やはり地方は景気が良くない。株価上昇、人出不足、景気が良いのはマスコミ、報道の世界だけ?過疎による少子高齢化のこの地域はまるで別世界。

11月25日の土曜日は、恒例の荒神様の神楽があった。子供の頃の事、夜には大人たちが、田んぼの中で大きな火を焚いてくれた。その大きな焚火で暖を取りながらの神楽、なんと言っても大黒様の福の種、そして夜店が楽しみだった。

そんな荒神様の神楽へは、親父に連れて行ってもらった。倅の卓真が保育園の頃、親父に連れて行ってもらった道と同じ道を通って神楽を観に行った。卓真と二人玄関で靴を履きながらこれから神楽に行こうとしている写真がある。だから余計にこの時の記憶が残っている・・・この小さな地域に、荒神様の神楽が秋の終わりを告げ、冬の到来を知らせる。

卓真が、小学校6年生のクリスマス前のことだった。彼の友達が来て、クリスマスプレゼントの話をしていた。今年のサンタクロースは、何を持ってきてくれるか?卓真は大まじめで話している。そんな彼を信じられないという表情で苦笑いしながら聞いている友達との様子は面白いひとコマだった。

「うちの倅は大したものだ」「うちの女房も大したものだ」小学校6年生で、サンタクロースがいると本気で思っている倅が誇らしく思えたくらいだ。ただの幼稚で単純だけなのかもしれないが、素直に育っている証だ。

 師走を前に思ったことは、「年賀状の事」そして思い出したことは、「忘年会の事」、「荒神様の神楽の事」、そして「倅卓真のサンタクロースのこと」だった。

 暮れなずむ 師走を前に思い出す 時の流れの夢のひと時 (瓦 真二)

 年賀状はお早めに!             2017年11月28日            笹原 真二
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気が付けば、いつの間にやら 夕暮れも 早く日は落ち 師走も間近

2017-11-26 18:07:42 | Weblog
 ブログで書くことは、高校駅伝の予選会のこと、全日本大学駅伝の事、いろんなことがいっぱいあったと思うのですが、ブログを久しぶりにひと月近く書かなかったですね。やはりちょっと無理しても書かなければと思います。
 今日、全日本実業団女子駅伝が仙台で行われましたが、仕事の打ち合わせ等で結局最後まで見ることが出来ませんでした。これからインターネットで結果を見てみようと思います。
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