※以下に出てくる回路図は実験的なものであって実際の使用はご遠慮ください。動作するかの確認は取れてません。
位相反転回路はトランスが良いと思っている。
真空管による位相反転は上下で対称ではない、と考えてるからだ。
まあこれは私の偏見なのだが、じゃあトランスも完璧か?というとそうでもないらしい。
センタータップから両端の巻線、例えばP1とP2の巻線は、普通は対称にはならない。
P1側を巻いてからその上にP2を巻いたりとなる。
その点ラジ技誌のBW‐PP‐5kは巻線を二つ並べて“ロ”の字型のコアを貫通させる。
二つ並べた巻線がそれぞれP1、P2だったらほぼ対称といっても良いのではないか。
その点今使っている私のパワーアンプはプッシュプルとしては完成に近いのではないか?っと思ってしまう。
まあ正直初段の電圧増幅段も差動にしたらもっと良いのかもしれないが、今ので特に不満が無いのでやるつもりはない。
・・・そのうち気が向いたらやるかもしれないが。
話がそれたがプリにもIPTが使えないか?と考えた。
プリのゲインをもう少し上げたいと思っていた。
最近ブレーカーを交換してから解決したっぽいが、少し前には11時の位置にボリュームを上げると「もう限界」って感じの音になっていた。
これが頭に有ったのだが、実は最近は「もう少し行けそう」な感じになっていたが。
幸い手持ちにタムラのTD-2が有る。他にもTSMのトランスが有るがこちらは大きすぎるように思う。
直流流すならばまだしも、信号の交流だけなので小さい方が励振できるのではないかと思う。
TD‐2は600:5kだ。TD‐1というものは600:600。
このTD‐1はサンオーディオのプリに使われてた。これ使ってバランス入力としてたが、今の私はバランス入力は考えてない。
ということでIPT計画を始める。
お断りしておくが、今のプリに不満がある訳ではない。
興味があったため。
ちょっと回路図を書いてみた。
そういえば、以前コメント貰ったはずなので見直したら、グリッドはトランス上側ではなく下側に繋ぐらしい。
IPT二次側はターミネート抵抗が30kのATTで音量調整、5687のグリッド抵抗になるIPT二次側の各巻線に抱かせる抵抗が3k。
これでIPT二次側が5kとなるハズ。
※のちに間違いが発覚します。
20240218
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