analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

差動プリの動作確認 その2

2022-08-28 00:03:46 | CfD‐8 (差動)

差動アンプの動作について誤解があった。

某HPでは信号の合成はないとあったので、これは信号はシングルと同じと思った。

2本の真空管が同相だと輪っかになるだけで「?」と思った。

差動増幅を考える(差動プリ1/7) - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

 

 

 

コメントを頂いた。

逆相で動作だと。

ならばオシロで波形を見てみよう。

2本の真空管の波形は逆相だ。

念のためリサジュー波形も見てみた。

私のオシロは軸が曲がってるのでそれに合わせて角度を変えてみる。

これだと位相差は180度(逆相)・・・になるのかな?

これらを考えると以下のようななる。

右管と左管が逆相だと電流が流れる。トランスには同時に2つの逆相信号は流れない。

波形の合成も起こらない。

輪っかになるだけでおかしいなと思ったのは、電流が流れないからだ。

 

 

ふつうのPPだと以下のようになる。

なるほどね。

 

20220814


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