花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「中部ベトナムの旅」(4)

2017年02月15日 | 海外旅行「東南アジアⅡ」ヴェトナム、カンボジャ
≪ベトナム最後の「グエン王朝」の首都だった「フエ」≫観光(2)

③「グエン朝の王宮」

ベトナムの「グエン朝」は、1802年から1945年まで13代に渡って続いた。その王宮が残っていた。
広大な庭の2箇所に1803年から作られた9つの大砲が置いてあった。中国の五行思想(火・水・木・金・土に霊力があるという)に基づいて納められたという。実際に使われた事はない。



立派な堀にかかる橋を渡ると王宮門だ。高さ17mの中国式の二層門だった。入り口が3つあり、中央を皇帝が使った。



門を入ると、その向こうに「太和殿」が見えた。北京の「紫禁城」を模倣した平屋の建物だ。
ベトナム戦争中に破壊されたが、1970年に再建されたものだ。さすがに莫大な財を使って作った王宮だった。入り口の柱には、王の象徴である龍の彫刻がされていた。

 

奥に行くと「閲是堂」があった。皇族だけが楽しんだ宮廷舞踊劇場だという。立派だった。
現在はその宮廷舞踊がユネスコの「世界無形遺産」に登録され、日に4回、有料で公開されているらしい。私達は残念ながら見られなかった。


     
広大な庭園の南東部に「フラッグタワー」があった。1809年にザーロン帝が建設したという。
木製の旗台は三層になっていて、高さは17.4mあったが、現在のは1969年に鉄筋コンクリートで作り直したもの。

        


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「中部ベトナムの旅」(3) | トップ | 今朝の伯母の食事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

海外旅行「東南アジアⅡ」ヴェトナム、カンボジャ」カテゴリの最新記事