月日が過ぎ去るのは早い!75歳を超してからは、まるで特急列車に乗っている感じに思える。
昨年の記録と比べたら、この所の気温は確かに2~3度低い。
2階の寝室で寝ているが、一昨日は初めて寝ていても冷気を感じた。室温を見たら何と6度しかない。寒いはずだ。家中、各部屋の天井には自分ではOFFにできない換気扇が付いていて、24時間365日作動しているから、夜間でも外の冷気が常に屋内に入って来て換気しているためだと思う。昨日の明け方の外気温は-19度と信じられないような気温だったので、家中本当に冷え切ったのだ。
(15年ほど前から「建築基準法」で「常時換気」が義務づけられたが、沖縄の家も北海道の家も同じ仕様で換気している。住む場所により、外気温は10度以上も違う事を国は考えていないと思わざるを得ない)
それで考えた。昨日からはパジャマの下に袖なしの下着を着ることにした。これだと夜中にトイレに起きても、少しは温かいかも知れない。
夜寝る時は、10分間ほど灯油ストーブを焚き出した。それで大分気分良く寝られる。
朝もストーブを点火して10分ほど布団に潜ってラジオを聞きながら「薪を拾っていると」室温が10度を超すので着替えが楽だ。
この家に住みだしてから今まで、起床時は暖房を入れて来なかったが、今年は駄目だ。年齢のためだと思うが、寒さに身体が耐えられなくなって来ている。99歳で亡くなった伯母は、驚くほど上手に重ね着をしていたことを思い出す。
建築屋は、「一日中暖房を切らずに炊き続けた方が「オールガス」のセントラルヒーティングの家には良い。」とアドバイスをしてくれるが、高騰しているガス代を1円もくれる訳ではないので、私は就寝時には全ての暖房を止めている。
1階の居間に下りて来てからは、カーディガンなど重ね着をしっかりとして(今は中国の奥地「麗江」で求めたウールの肩掛けもしているが、凄く暖かい)、昼間も暖房を最小限にする努力を続けている。ニュースで家を壊されたり、電気や暖房が使えなくなったウクライナの市民を思いながらだ。
北海道の冬の5ヶ月間は、誰もがこうして寒さと戦っていると思う。今日は市立図書館に行く予定だが、冬になると図書館に来る高齢者、特に多くは男性高齢者が増える。その方達は新聞を読んだり、ソフアーでうたた寝をしている。多分一人暮らしなので、暖房代を節約するために暖房が効いている近くの公共施設を利用しているのだろう。
また知人は、肌着の上に携帯カイロを張っているらしい。これも北国の住人の知恵の一つなのだと思う。