花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

膝痛の病院を変えた経過と新たな薬

2022年09月22日 | 医療・健康・食生活・衣生活

3年半前、外国旅行を続けるために、毎朝、10,000歩前後のウオーキングを1日も休まずに続けていたら、7ヶ月後に左側の膝に痛みが走るようになり、ベットでも足を伸ばしたり、寝返りしたりできなくなり、起床時や歩き始めが痛くて辛く、膝をまげられなくなったので、近隣で評判の整形外科専門病院に行った。

レントゲンを撮った後、医師から「歩くのは1日置き、1回3000歩で良い。」と言われて、飲み薬の「ロキソニン」と胃腸薬、湿布薬を処方された。

1ヶ月後、2回目に行った時には「ヒアルロンサンの注射」を膝にされた。それから2ヶ月置きに通院して注射も受けていたが、3回目の注射をした時に針の先が骨か神経に当たった様に感じた。その夜から膝が痛み出し、痛みが続いた。

また、2ヶ月後に行った時に「前回の注射後、痛みが出、続いている。」と言って、注射するのを断った。

更に2ヶ月後に行った時、まだ痛かったので、その事を医者に言うと、「注射は1~2週間で吸収されるから、いつまでも注射のせいの筈がない。」と言われた。

この言葉でその担当医を信頼できなくなり、次から担当を他の膝専門医に変えて貰った。

所がその医者には、「この膝は治りません。」と言われた。直らないなら、もうその病院に行く必要は無いと考え、「転院したいので、手紙を書いて欲しい。」と申し出た。しぶしぶ認めてくれた。

昨日、循環器、糖尿病科、消化器科でもう十数年間診て貰っている「総合病院」に行き、受付に手紙を渡して整形外科の診察を希望した。

先ず膝のレントゲン写真を撮られた。思いの他混んでいて1時間半ほど待った。

初めての医者は、映像を見、膝を触診した結果、「5段階で言うと今は3段階の症状です。足が浮腫みませんか? 身体は冷えやすくないですか?と聞かれた。早速浮腫んでいる足を診て貰い、10月末になると足が冷えて寝付かれないと話した。

(半年程前に循環器科の医者に足が浮腫みやすいことを伝えた時、「それは年のせいで、朝、収まっているなら問題はありません。」と言われたことを思い出した。その事があって以来、循環器科の担当医も他の医者に変えて貰った)

今回の初めての医者は、「私は漢方薬(ツムラ製薬の「防已黄耆湯/ボウイオウギトウ」)を出しています。1日3回、空腹時に飲んでみてはいかがですか。」と言われた。私は「TVで漢方薬の話しを聞いたことがあるので、飲んでみたい。」と言って、「ロキソニン」は大分余っているので、1ヶ月分の漢方薬とシップ薬の処方箋を出して貰った。

処方箋を持って薬局に行くと、薬剤師から新しい医者の年齢を聞かれたが答えられない。すると、「漢方薬を処方する医者は、年齢が高いと思います。それに症状をきちんと説明してくれるのは安心できて良いですね。」と言われた。

昨夜から先ず就寝前に漢方薬を飲み始め、今朝も起床後飲んだ。今は1ヶ月後、膝がどうなるか期待したいと思っている。

 

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「キムチ風白菜漬け」を作る

2022年09月18日 | 医療・健康・食生活・衣生活

昨日1年ぶりで近隣に住む知人が来た。玄関に出ると「白菜」を1個渡された。昨年もいただいたが、今年は随分早い。知人の家は、80代の夫君と二人暮らしだから、一度に沢山採れてしまったので、持って来てくれたのだろう。

我が家の白菜は、来月末にならないと収穫できないので、この時期の思いがけないプレゼントに嬉しかった。

それで直ぐに「キムチ」を作る事にした。「白菜」は1.5kgあった。それに家にあった「大根」「キャベツ」「人参」「キュウリ」を加え、2kgほどになった材料を適当に切って樽で下漬けしてから水を切った。

味付けは、手持ちの杵島直美著『おいしい漬物 基本の便利帳』を参考にすることにし、スーパーに行って「ショウガ」、タイの発酵調味料「ナンプラー」「しらす干し」(あみの塩からの代用)「リンゴ」を買って来た。さらに「ニンニク」「ショウガ」「リンゴ」を摺り下ろし、「葉葱」「粉唐辛子」を加え、砂糖、塩を少し加えて本漬けした。一部、本物の「キムチ」の原料では無いが「キムチ風白菜漬け」ができた。

一晩おいて朝見ると漬かっていた。味を見ると、2%では塩気が少なく感じたので、更に少し足して再度一混ぜし、中サイズの袋に入れて冷蔵庫で保管した。

    

沢山できたので、友人や「キムチ」が好きな娘にもお裾分けし、早めに食べ切りたい。

本格的な「キムチ」ではないが、「キムチ風」を作るのは初めてだった。このやり方なら簡単で一晩でできることが分かったので、これからも「白菜」が手に入れば作って見たいと思う。我が家の白菜が収穫できる10月末には気温が下がり、保存もしやすくなるだろう。

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秋の庭と菜園(3)ダリアと堆肥作り

2022年09月18日 | ガーデニング・家庭菜園

「ダリア」は、先日の台風で倒れかかったが、ようやく立ち直り、元気に花をつけている。

「ポンポンダリア」は1個の球根から4本もの茎が出て、大きく四方に広がっている。

     

こちらは既に紹介して来た「銅葉ダリア」。今年は背丈が少し高く、土手の上で目立っている。

昨日は「人参」を数本収穫した。今回で「人参」の作付け方法が理解できた。まだ土中に少し残しているが、前に掘ったのは友人3人に4本ずつ差し上げた。

また、これから菜園は「トウモロコシ」「枝豆」「小豆」など、収穫後の沢山の残渣を片付ける。

「ロシア」による「ウクライナ」への武力攻撃で「化成肥料」が品不足に成り高騰しているので、今年は「トウモロコシ」「枝豆」「小豆」「花豆」の施肥は、例年の半分しか「化成肥料」を施さずに「自家製堆肥」で育てたが、作柄は良かった。それでそれらから出た残渣に「米ぬか」を加えて土に埋め、来年の堆肥にしようと思う。

これからは「循環型農業」を目指すべきだと言われているので、私も今まで通り、台所の生ゴミ(塩味の魚や惣菜は、塩分を抜いてからコンポストに入れている)、摘んだ花殻や雑草、野菜の残渣で堆肥作りを続けたい。近くの無人の小型精米所に行けば、新鮮な「米ぬか」が無料で手に入る利点もあるから。

今日は台風の影響で10時頃から風雨が強まり、3日間ほど続くらしい。その前に今朝は赤くなった「トマト」や「春菊」を収穫したり、「ニンニク」を植える場所に石灰や元肥を入れておきたいと思う。

一段落したら、悪天候で庭仕事ができない時間に読む本を、図書館へ借りにも行きたい。

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秋の庭と菜園(2)今の花々

2022年09月16日 | ガーデニング・家庭菜園

今年は菜園の野菜類に手が取られ、薔薇の手入れが例年よりも大分おろそかになった。

玄関前の「スーリール・ドゥ・モナリザ」は、繰り返し次々と真っ赤な花を咲かせている。

最後の花を見せてくれている「アンジェラ」と赤い薔薇

       

華やかながら優しさを感じる「ラジオタイムズ」だが、写真からは棘がビッシリとあることは想像できないと思う。

敷地の入り口で来訪者を迎える「ゴールド・マリー」

   

「ブラック・ティー」は、いつも花がなかなか咲ききらない。うどんこ病に弱いからかも。

10日程前から「秋明菊」が咲き出した。高さは1.5m程ある。

  

冬の大雪ですっかり根が弱ったのか今年の「芙蓉」は大きな株にならなかった。花はこれで最後かもしれない。

 

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幼稚園児の「バス内置き去り事件」と私の体験

2022年09月14日 | 社会・事件・ニュース

今回静岡県で、認定こども園の一つが、通園バス内に3歳の女児を放置したことに気づかず、熱中症で死亡させてしまった事件があった。

この女児は徐々にバス内の気温が上昇する中、持参した水筒の水を飲んだり服を脱いだりしたものの、力尽きて亡くなった。置き去りにされた孤独感、極度の暑さにどれほどの恐怖感を抱いたことだろうか。想像するだけで悲しく恐ろしい。

実は私も1度、アメリカ西海岸地方へ旅行した時、大型バスに1人だけ閉じ込められた事があった。

2010年6月の事だったから、まだそれほど気温は高くはなかったが、その日は午前中に「グランドキャニオン」観光の最後として、警告の下を流れる「コロラド川」の近くまで降りて行ってまた上に戻るという観光だった。帰りは山登りと同じだったので、私はすっかり疲れ果て、バスに戻ってから、最後部の空席に行き、横になっていたら眠ってしまったのだった。

どれだけ時間が経っていたのかは分からないが、目が覚めた時にはバス内に誰もいなかった。バスは広い原っぱの中央に停められていたので、唯一開いた助手席の小さなガラス窓からいくら大声で叫んでも、付近には人影は無かった。大型バスの内側からドアのロックを外す見当が付かず、仕方なく諦めた。誰とも連絡が取れず、閉じ込められてしまった時の気持ちは、焦りと世界中から自分だけが切り離せられた様な強い孤独感と恐怖心に襲われた。

仕方なく暫く一人でいると、その旅行に同行した友人と運転手、添乗員が来てくれて、ドアを開けてくれた。皆は少し離れた場所の観光ホテルでランチを取っていたのだという。

私が行った時、食べ終わった人達がバスに戻ってくるのとすれ違った。

私は急いで食べようとしたが、喉が渇いていて、少量しか食べられず、味も分からなかった。

聞くと友人は、私が先に下りたのだろうと思ってそのまま会場に行ったが、そこにもいなかったので、トイレに行ったのかも知れない、その内来るだろうと、余り気にしなかったらしい。

食事が終わりかけても来ないので、初めておかしいと思い、添乗員に友人の姿が見えないと告げたらしい。バス駐車場からホテルまでは距離があり、開けた場所の先に私の姿を確認しなかった事が気にならなかったらしい彼女の意識は、同行者としての私ならあり得ないことだと思った。

時間にして30分程だったと思うが、今回の女児の死亡事故を知り、100回以上外国旅行をした私に起きた苦況体験の1つを思い出した。

 

 

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「長寿大国日本と『下流老人』」を読んで

2022年09月12日 | 読書

この度、タイトルにある文庫本(森 亮太著、幻冬舎出版)を図書館から借りて読んだ。

今までも似たような内容の本を数冊は読んだが、今回の本は、日本の高齢者を取り巻く様々な状況が、時には国際比較のグラフを伴って実情が分かりやすく書かれていて、実に理解しやすく編集されているお勧めの本だった。

著者は、超長寿国である日本の高齢者が経済的に追い詰められる第一の原因は、高額な医療費の負担によるものだと説く。

癌で死亡する人が2人に1人と言われるが、著者は、癌などの治療に求められる高度な治療費負担、「胃瘻」施術による長期間の経費、1日5千円にもなる多額の個室利用料、過剰な投薬料の他、介護保険でまかなえない出費の個人負担分などが年金と少しの預貯金で暮らす高齢者の大きな経済的負担になり、「相対的貧困」線以下の「下流老人」に陥ってしまっていると説明する。

*「相対的貧困」とは、日本人全体の年収平均値の半分の年収に満たない世帯の事で、2012年の日本は年収122万円が貧困線とされていた。

「首都大学東京」の阿部彩による2012年「世帯別貧困率」では、高い方から「単独世帯」男性29.3%女性44.5%、「一人親と未婚子のみ」男性23.1%女性30.2%、「夫婦のみ世帯」男性14.2%女性14.8%の順で、「三世代世帯」は男性8.4%女性12.5%と低いが、「三世代世帯」の割合は少なく4%に満たないという。

また2010年の「相対的貧困率」を国際比較した場合、日本はイスラエル、メキシコ、トルコ、チリ、アメリカに次ぐ6番目の高さだった。

本の最後に著者が薦める生き方がまとめてあり、

⑴過剰な検診を避け、必要な検査だけを2~3年置きに受ける。

⑵自分の身体は自分でチェックし、病院依存症を脱する。

⑶信頼できる医師を見つけ、最小限の薬を処方して貰う。

⑷最後は自宅で迎えるよう、医師、家族などの協力を得ておく。

⑸身体と頭が健康な内に自分の希望をまとめ、書き残して置く。

だった。

この5項目の生き方を皆さんはどう思うだろうか。機会があれば、この本を是非手に取って見て欲しいと思う。

 

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秋の庭と菜園(1)収穫の時

2022年09月09日 | ガーデニング・家庭菜園

台風を挟んで、この10日間ほど収穫に追われた。「枝豆」「トウモロコシ」「カボチャ」「トマト」だ。

「枝豆」は「茶豆」と「黒豆」の種を蒔いたが、「茶豆」の方が早く熟成した。10日間ほど遅れて「黒豆」を収穫し、たっぷり茹でて沢山食べた。近所や知人にもお裾分けし、喜んでもらえたので良かった。今はさや付きが良い「黒豆」を2株完熟させ、来年の種にするために畑に残してある。

「トウモロコシ」は、ホク連の「マーガレット83」という品種の種を蒔いたが、穂までの背丈が2m26cmと書いてあった通り凄く高くなった。収穫して分かったことは、雄しべの穂とめしべが付いた場所が離れすぎていて、受粉が上手く行かないのが多く出た事だ。背が高すぎるのは欠点になる事を知った。40本も取れたので、朝晩、主食代わりにせっせと食べた。

「カボチャ」は、同じ種から作った手製の苗を知人の草畑と我が家の菜園の2カ所に2本ずつ移植した。元肥も追肥の肥料もほぼ同じに施したが、でき具合は全く違った。

我が家の菜園のは、市販されているような大きさのを5個収穫したが、知人の草畑のは大きさが1/2程のが3個採れただけだった。

この後10日程追熟してから味を見ることになるが、味にも差があるかどうかを確かめたいと思っている。

「トマト」は、3週間ごとに追肥をしているためと、2本仕立てにしたからか、まだまだ実が付いていて、次々と赤くなる。今年の品種「アイコ」と「中玉」は、皮が少し厚めで肉汁が少ないためか、雨が降っても皮が破れにくい。最近は、前より甘みが強いようにも感じる。

写真は今朝収穫したものの一部だ。今日は隣家と知人達にお裾分けしようと思っている。

知人の草畑に種を蒔いた「小豆」も鞘が黄色くなり始めた。台風の影響で木が倒れてしまったので、昨日熟した鞘だけ収穫した。中位の収穫ネットに一杯になった。

品種名は不明だが、1カ所に2~3個の鞘が付き、1鞘に数個以上の「小豆」が入っている優良な品種だ。日光で数日乾燥させてから豆を取り出したい。3~4日したら、2度目の収穫をしたいと思う。菜園の地主の友人にも分けて、お汁粉にでもして貰いたいと思っている。

先日満91歳を迎えた友人は、来年のことを話すと直ぐに「来年は、生きていられるかどうか分からないよ。」という言葉が返ってくる。気持ちは分かるが、私は、「今の元気なら大丈夫!最近では100歳を目指す女性も多いそうよ。」と言う。何かさみしい気分になる。

 

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