花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

経験が無い少雪の年明け

2020年01月13日 | 日記

今冬は、まだ除雪作業を1~2回しかしていない。それも小雪の除雪だった。

北海道のTVニュースでは、こんな事は観測史上2回目だとか言っていた。

除雪をしないで済む分には楽で良いが、気候が温暖化に向っている影響だとしたら気になる。

気象予報士の解説では、(私の記憶によると)何でも太平洋の海水温が上昇していて、熱帯低気圧による台風が多く発生し、それと共に北からの寒気団の勢力は弱いので、熱帯低気圧は日本の関東以南に停滞し易いのだそうだ。そうなると今後、日本に来た台風の動きは鈍くなり、何日も雨や強風が続くそうだ。つまり、台風の被害は、益々大きくなりやすいということなのだ。

地球温暖化の影響は、海面が上昇すると現在の陸地の海岸線を維持できなくなると言われている標高が低い国や地域ばかりではなく、赤道から離れた位置にある日本への影響も心配しなければならない訳だ。

脱二酸化炭素のためには、発電方式を自然エネルギーに変えたり、牛肉に依存し過ぎず、鶏肉や豚肉の利用を増やすなど、少雪に喜ぶだけでないかにも疑問を持って行きたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月から35%も安くなった「米国産牛肉」関税の裏側

2020年01月10日 | 医療・健康・食生活・衣生活

昨日、近所の車がない友人を誘ってスーパーマーケットに行った。

肉の棚を見て、「アメリカ産」の「アンガス牛」や「味付けカルビ肉「鶏肉」のスペースが、一気に凄く広くなったと気づいた。

昨年12月10日にワシントンDCで締結した「日米貿易協定」が、今年1月1日に発効したからだと思う。

今朝の朝日新聞は、≪「米国産牛肉」の関税率は協定発効前の38.5%から26.6%になった。≫と報じ、続いて≪「イオンリテール」は9日「米国産牛肉」の定番2品目を1割ほど値下げした。「イトウヨーカ堂」は13日までの還元セールを始めた。≫と報じている。

年末でも「米国産牛肉」は、国産牛肉に比べてかなり安いため、私の見ている前でも次々と立ち止まる人や籠に入れる人が多かったが、今後、「米国産牛肉」を選ぶ人たちが更に増えることが予想される。

多くの人達が食品を選ぶ基準は、「美味しさ」「鮮度/消費期限」「価格」が優先されて、「生産地」や「食品添加物」は余り気にしないらしい。

私が肉類を買う場合は、「生産地」と「食品添加物」を先ず注意する。

 

前に「輸入食品の食品添加物」について書かれた本を読んだことがある。

衝撃的だったのは、家畜に与える「飼料」に「抗生物質」や「女性ホルモン剤」が加えられているという下りだった。

日本国内で飼育する家畜は、病気になった後にだけ、「治療のため」だけに薬品の投与が許可されている。しかも、例えば牛乳の出荷については、薬品の投与後の出荷制限が法的に規制されているという。

しかし、「アメリカ」では、例えば牛が乳房炎になる事を「予防するため」に、日常的に薬品、それも「抗生物質」が使われているというのだ。そうすれば、病気になる家畜を大幅に減らして、生産効率を上げることができ、経済的な利益になるからだ。

(「抗生物質」は過密飼育されやすい豚や鶏、それに生簀で人工的な餌で飼育されている「養殖」の魚介類にも同様に与えられることが多い.

それで随分前から私が魚介類を選ぶ基準は、人間の手が加わる餌で育てられる「養殖魚」ではなく、大海で自然に育ち捕獲されたものだ。これだと餌に人間の手を加えることはできないからだ。だから養殖された「海老」や「ハマチ」「うなぎ」などはほとんど買わない。青魚の多くは、大海を回遊し、大量に捕獲され、価格も安く、DHAやEPAを含み健康的なので嬉しい。最近は骨まで食べられるそれらの缶詰を良く買う)

また、牛の皮下に埋め込んだりする「女性ホルモン剤」の投与によって、雄牛の肉質を牝牛の肉質に近い「脂肪分」にして柔らかくできるという。これも、また利益が大きくなる。

 

そうした薬品やホルモン剤を私達が知らない内に日常的に食品から体内に取り入れれば、どんな問題が起こるのだろうか。

その本には、「アレルギー症状」や「発がん性」「女性化の進行」などが懸念されると書かれていた。

食品を選ぶ時、誰しもそれを食べる自分と家族の健康を願う筈だから、「安全性」には最大の注意を払って選ぶことが大切だと思う。

米国産牛肉の値が下がって来た今、「価格」だけで食品を選んで欲しくないと私は思う。

                           

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道の「お節料理」と加工食品への危惧

2020年01月07日 | 医療・健康・食生活・衣生活

前回の記事に寄せられた「お節料理」に関するIさんのコメントに、今、こんな返信をした。

「新年の家族へ供した食事は、我ながら頑張ったなと思います。一人なら、ある材料で簡単に済ませば十分だと思いますよ。

マア、私にすれば、調理は科学実験みたいなものなんです。 上手く出来上がれば「良かった」。 できなくても「今度はこうして見よう」と反省すれば良いのです。 だからIさんが思うように、そんなに大変ではありません。

ところで北海道は、江戸時代から明治にかけて、主に本州の関西から日本海を航行していた「北前舟」を相手に、豊漁だったニシンや美味しい昆布を交易して繁栄した歴史があります。一方近代になると、明日は何が起こるか分からない危険な漁業や鉱山で働く労働者が多かったので、年末年始の祝い膳は、国内でも5本の指に入るぐらい豪勢に用意する風習ができたのではないかと思います。そしてその風習が、今もそのまま残っています。

なので、北海道の主婦の多くは、正月の大晦日と元旦には、今も大変な「御節料理」作りをするのですが、最近は市販や仕出しの「御節料理」を利用する家も、多いそうですよ。

市販品は手軽だけれど塩分が高いし、防腐剤なども入っているので、私はほとんど買いません。 私が買うのは材料だけで、後は自分で50年近く調理して来ました。 」(文の一部を手直しした)

 

昨年までは「茶碗蒸し」や「伊達巻」なども作っていたが、今年は簡素化して、家族が好きな「すき焼き」や「おでん」「魚介類の鍋」などを取り入れてみた。

また、友人達から届けられた「餅」や「漬物」も、食卓を飾ってくれて有りがたかった。 

 

一方、北海道の良いところは、「冬は屋内以外は、どこでも冷凍庫になる事」だ。

私は物置に発泡スチロールの箱を置き、その中で肉類、魚類、冷凍食品などを冷凍保存していて、今年も北海道に住んでいる事に感謝した。

ただし、今年の12月は暖冬で、物置に「白菜の漬物」樽を置いておいたが、何度か凍ったり溶けたりしたらしく、白菜から水分が抜け、瑞々しさが少なくなってしまって残念だった。

現在住んでいる石狩地方は、北海道の中では気温が中位の場所だ。しかし、更に寒さが厳しい地域に住んでいた時は、お年寄りの女性達は晩秋に獲れる生の秋鮭で「イズシ」を作っていた。しかし、初めて食べようとする時は、まず猫に食べさせると聞いた。猛毒の「ボツリヌス菌」が恐ろしいからだ。

今も市販で「イズシ」は売られているが、致死率が高い「ボツリヌス菌」が繁殖しないように、市販品には必ず「殺菌料」や「防腐剤」が使用されている。私はその添加物が嫌で、買う事はまずない。

また、その他の加工食品も「保存料」「殺菌料」「合成甘味料」「合成着色料」「合成香料」他の「食品添加物」が、普通に何種類も入っている。

私が前に読んだ本では、日本で許可されている「食品添加物」の種類は約300種類。次いで2番目に許可数が多い国の2倍以上の数だった。つまり、世界中でどこの国も「発がん性がある」などの理由で禁止している「食品添加物」を、私達日本人は170種類も、様々な加工食品から日常的に体内に取り入れているのだ。

しかも「食品添加物」の有毒性は、「発がん性」「急性毒性」「慢性毒性」「催奇形性」などの項目について、1種類ごとには検査がされているというが、多種類を取り続けた場合の「相乗効果毒性」については、全く検査がされていないというのだ。

加えて保存性を高めるため「塩分」も高いものが多い。

「癌サバイバー」であり「高血圧」の薬を飲んでいる私は、発がん性のある添加物や高血圧患者に悪い成分は、できるだけ摂取しないようにして来た。また、無農薬に近い野菜を栽培する努力もして来た。

だから「お節料理」も、多少見た目や味が不十分でも、「自分の力でできる料理を材料から調理すれば、それが一番良い」というのが、私のやり方なのである。

                         

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多忙だった年末年始

2020年01月05日 | 日記

あっという間に今日で新年も5日目となった。今年もどうか宜しくお願いします。またブログを通してお互いに交流し、私のセカンドライフを見守ってくだされば嬉しいです。

例年なら年末には制作して出す私の年賀状だが、伯母が亡くなったので新年の挨拶を遠慮して、15日に「寒中見舞い状」を出す事にし、デザインと文章は既に作って置いた。他に年末に来宅した家族の年賀状を従姉に続いてデザインして85枚印刷した。

今年の抱負は、第一に「健康保持」である。足腰の筋力の衰えを感じているので、努力したいと思う。

第二は、続けて「庭仕事をしっかりとすること」だ。昨年の内に考えて移植をして置いた薔薇や宿根草が、しっかりと育ち、開花してくれるように植物たちを世話したい。

第三は、ネコブ病菌に感染した菜園で、今年も工夫しながら「色々な野菜を育てる」ことだ。

ネコブ病に強い「ホウレン草」「サラダ菜」「春菊」「葱」「大根」「トマト」「豆類」を主として配置し、秋作にはまた「CR白菜」などを種から育てたいと思っている。

第四は、足腰に自信が戻ったら「再び海外旅行に行きたい」。この2~3日、旅行社から届くカタログを見て、検討している。

                               

他に年末は「お節料理」の準備のための買い物、料理に3日間程要したが、全てやり終えた。

にこの間に作った料理を記録の意味で載せて置きたい。

31日は、娘が札幌から寿司の上ネタを買って来てくれたので、お陰さまで年越しの主役の「生散らし寿司」を作ってたっぷり食べた。その他「旨煮」、保存してある大根で「ナマス」、そして私が収穫した金時豆を圧力鍋で煮た「煮豆」、それに「ホウレン草のお浸し」などを供した。

31日が驚くほど暖かく雨が降り、雪が溶けたので、菜園に残しておいた「秋蒔きホウレン草」を収穫して来て「お浸し」を作る事ができた。珍しいことだった。

新年の朝食は、年末に食べられなかった「蕎麦」と、花友さんが作って届けてくれた「餅」で「雑煮」を作り、その他の「お節料理」と共に食べた。勿論、仏壇前にも供えた。夕食は「十勝牛」の「すき焼き」と「刺身」などを供して喜ばれた。

年末に「昆布巻き」を作ろうとして、用意していた「日高昆布」を水で戻してみたが幅が狭い。それで急遽、圧力鍋で「昆布の佃煮」を作った。最後にたっぷりと鰹節を加えたら柔らかく美味しくできて、家族に好評だったし、娘が帰る時に持たせたので、また後日作った。沢山あった昆布が、皆なくなった。

2日朝は、「赤飯」を作った。初めて圧力鍋で「赤飯」を炊いてみたが、レシピの吸水時間が短過ぎ、案の定固めに出来上がった。夜は「寄せ鍋」を作った。

3日朝は、色々な「お節料理」の残り物を処理した。夜は私だけだったので、残りものを食べた。

4日目は、「蜜柑」の残りを娘に持たせてしまったので、新聞の折り込み広告にあった初売り出しの「蜜柑」を買出しに行った。売り出し時間より少し早めに店に着いたので、少なかった目玉商品を買うことができた。美味しい「蜜柑」だ。

夜は、家族がいたので、「十勝牛」を買い足して、また「すき焼き」をした。

5日目は、再度「赤飯」に挑戦した。もち米の浸水する時間を長くしてから蒸した。圧力鍋よりもふっくらと美味しく炊けた。

夕食には「おでん」を作った。保存してある「秋大根」が柔らかく美味しかった。また、「鰯」の煮付けをしたが美味しかった。

今日辺りからまた日常に戻る。今朝7時の外気温は-8度だった。その後は本格的な雪になって、20cmほど積もり、除雪を2回した。暦どおりの真冬だが、今年も心は縮まらずに前を向いて明るく行きたいと思っている。

                        

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする