花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

8月の庭(10)雨上がりの庭仕事

2020年08月31日 | ガーデニング・家庭菜園

2日間降り続いた雨のお陰で、今朝の大地は水みずしく、草花に触れると葉に乗っていた水分が水滴になって転げ落ちる。久し振りの光景に思える。

2日前に最後の「サラダ菜」を収穫した場所を起こして石灰を撒いて置いた所に、今朝は「本紅かぶ」と「青梗菜」の余り種を蒔いた。両方とも一昨年の種なので、発芽、生育がうまく行くかどうか不安だが、もったいないので実験することにしたのだ。これらは「アブラナ科」野菜なので、堆肥、化成肥料の他に「根こぶ病」の殺菌剤を入れてから種まきをした。

また昨年は、11月中旬には朝の気温が氷点下になったから、その頃まであと2ヶ月半。何とか収穫できると見て種を蒔いたのだ。種まきが終わったので、「後は寝て待て」だ。

次は昨日雨で収穫できなかった「トマト」を収穫した。「雨降りトマト」は、急激に吸収した水分量が増えたので、薄い皮に亀裂ができやすい。しかし、「中玉トマト」は皮が厚めなため、ほとんど割れていなかった。

古い片手鍋を2つ、作業用に回しているが、今朝は一つの鍋2/3程の収穫量になった。早速隣家へ届けて喜ばれた。

いよいよ明日から9月、残り少なくなった庭を、道路を通る人達と共に精一杯楽しみたいものだ。

 

「秋明菊」は、昨秋、花後の堅くて長い茎の処分が大変なので、大分根を掘りあげて処分したのだが、少し残してあった根から「赤色」と「ピンク色」の「秋明菊」が今朝咲き始めたのを見つけた。

         

      

「クレマチス」の二番花だ。

植えて十数年になる名無しつるバラが空に届きそうな高さで咲いて私を見下げている。

 

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8月の庭(9)雨の前

2020年08月29日 | ガーデニング・家庭菜園

このところ当地にも、例年にない暑さが続いている。昨夜も気温、湿度ともに高く寝苦しかった。

最高気温が30度ほどでこうなのだから、もっと高い本州以南で暮らしている方たちの苦労は、大変だろうと想像する。

日中、外で仕事をしなければならない職業の方たち、どうか熱中症に気を付けて猛暑を乗り越えて欲しい。

予報では、当地に今日午後から明日にかけて大雨が降ると言っているが、まだ降らない。しかしさすがに気温は3度ほど下がって来た。乾燥している大地に、恵みをもたらし、心地よい気温になってくれますように…

 

今年、暑すぎて、我が家では葉物野菜がぐったりしているが、トマトの生育は良かった。

娘が毎週末に来て、ビニール袋一杯の「中玉トマト」を持って帰ってくれた。それでも食べきれない分は、近所におすそ分けして来た。今日は遅くに種を蒔いた「サラダ菜」の最後の1つも持たせた。

「サラダ菜」と「結球レタス」を植えていた場所が空いたので、1~2か月で収穫ができる野菜の種を蒔きたい。やはり「青梗菜」になるかな。

 

雨の前の花木の写真を撮っておきたかった。

ドイツの薔薇「スーリール・ド・モナリザ」の二番花は、この1週間で大分増えた。この通路は名付けて「薔薇の小道」。狭い庭に数年前に庭に作った最後の通路だ。この通路1本のお陰で、通路の両側に薔薇を植えることができ、その薔薇の手入れもできるようになった。

一か所に5つも房咲きで咲き、花持ちが良く、病気に強い素晴らしいバラだ。

「ピンク・アイスバーグ」は茎が細く、花の色はすぐに白っぽく退色するが、かわいらしい。

     

イギリスの薔薇「ラジオタイムズ」は、花弁が多く優雅に次々と咲く。堅い棘が多いが、香りが素晴らしい。

  

土手の上で咲く「アンジェラ」の隣はピンク色の「ミニダリア」、奥に「銅葉ダリア」も見える。

    

今朝の「アメリカ芙蓉」。これも土手の上で咲いている。つぼみがまだ沢山あるので、まだまだこの大きい花を楽しめそうだ。毎年冬の間に地上に枝を残すが、6月初めに新たな茎が伸びて来るので、株の高さは変わらない。

昨日午後、「安倍総理大臣」が体調悪化を理由に辞任の意向を表明した。昨夜から自民党の各派が時期総裁を決めるための対応に慌ただしくしているという。

誰が時期総理大臣になっても、多くの国民の意見を聞き、経済界の方を向いて秘密裏に事を進めて国民に不信感を持たれるような政治はやめ、国会で強行採決をしたりせず、憲法の精神を尊重して平和主義で外交を進めてほしいと切に願うが、無理だろうか。

 

 

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8月の庭(8)「秋明菊」が咲き出す

2020年08月26日 | ガーデニング・家庭菜園

信じられないことが起きた。「大玉トマト」2個が9割り方色づいたが、翌朝収穫することにした。

ところが、次の朝庭へ出て驚いた。その2個のトマトが消えていたのだ。信じられないことなので我が目を疑った。しかし明らかに無いのだ。傍の「中玉トマト」に異常は感じられない。とすると「大玉トマト」だけ誰かが持ち去ったことになる。

比較的静かな住宅地にある我が家の庭は開放的に作ってあるので、歩道を歩く人は庭全体を見渡すことができる。「コロナ感染」の今、色々な人が一日中散歩のために庭の前を通る。今まで無かったので安心していたが、何となく気味が悪い。

また同じ事が起きないように、今朝は中途半端ながらネットを張った。心理的な効果になるかも知れないと思ってのことだ。

隣家の人に話したら、その家でも数年前にやっと色づいたトマトが数個無くなったことがあったと言っていた。トマトの数個なら大して問題にはならないが、これからは知らない間の紛失を心配しなければならないなんて気が滅入る。

8月も終わりに近づいているのに、当地の今日、明日の最高気温は30度近いらしい。

秋の花「秋明菊」が、先日から咲き出した。花は開花の時をどのようにして判断しているのだろうか。

「薔薇」の二番花は、今の所順調に咲き出している。

   

       

「アンジェラ」の花も増えた。

      

ニューヨークの「ツインタワー」が破壊されたテロ事件の後、復旧の募金を集めるために作られた薔薇「ソワリング・スピリッツ」(舞い上がる士気)も一重の花びら、色が個性的だ。

    

今月19日に開花した「アメリカ芙蓉」の花は1日で枯れて、翌日は控えていた蕾が新たに開花する。

「銅葉ミニダリア」も、元気よく咲いている。花友さんの庭に差し上げた球根の花も咲き出したので、嬉しい。

    

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8月の庭(7)(「ダリア」「芙蓉」「リコリス」が咲いた)

2020年08月22日 | ガーデニング・家庭菜園

今月14日に知人の庭に大根の種まきをしてから1週間たった。その間に雨が2度降ったので、順調に発芽しただろうと思い、昨日見に行った。

蒔いた種は皆発芽し、双葉がしっかりと立ち上がっていて、私が言った通りに友人は3本のうちの1本をすでに間引いていた。

後は本葉が2~3枚ほど出たら最後の間引きを注意深くやって追肥した後、軽く土寄せすると良いと話した。これで友人は、「大根」約30本「聖護院大根」約30個を10月半ばには収穫できる筈だ。それまでたまに生育状態を見せてもらおう。

 

私の庭の「ダリア」が開花しだしてから10日程になる。庭が狭いので数株しか無いが、「ダリア」には「薔薇」とは違った美しさ、可愛らしさがある。茎が長いものは、切り花としても楽しめて良いが、難点は早霜に弱いことと、当地では球根を掘り起こして凍らないように春まで室内で保存しなければならない事だ。この保存が結構難しいのだ。

            

これは昨年の初秋に売れ残っていたつる性の「ディプラデニア」を一鉢買って、室内で冬越しした花だ。

鉢植えしてあるが、半月前から開花し始めた。

次は大きい花が咲く「アメリカ芙蓉」だ。6月に遅れて発芽し出し、開花する。一日花なのが残念だ。

         

赤い花の方は「芙蓉」。昨秋土手の上に移植した。残していた茎が冬の間に根元で枯れて折れ、今春、新たに1本発芽した茎が背が低いが、沢山蕾をつけた。移植に弱いのかも知れない。駄目になってしまわぬように大事に育てたい。

 

次は友人からもらった「女郎花」だ。鉢植えにして庭に放置状態に近く、大した世話をしないのに3年目の花が律儀に咲いた。

    

次は「リコリス(夏水仙)」だが、地面から茎が50cmも伸びて来て、先に百合に似た花が数個咲く。今の所、葉は見当たらない。

      

最後のは「アルストロメリア」。これも変わった特徴の球根植物で、花持ちが良く、良く増える。花は多様な色があるのでネットの販売店で他の色の球根価格を調べたら、もの凄く高価だ。1個500円~1000円で送料別らしい。欲しいが買えないな~。

 

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8月の庭(6)「薔薇」の二番花が咲き出す

2020年08月21日 | ガーデニング・家庭菜園

8月も下旬になり、昨日まで暑かった当地も一気に秋の気候になった。

今朝6時の気温は15度。タオルケット1枚で寝ていたら、寒かった。どこか窓を開けて寝たはずだと調べたが、どこも閉めてあって驚いた。(我が家は、365日24時間、家中を「強制換気」している家だから、夜間、冷たい空気が入って来たためだろう)

 

毎朝欠かさずに最盛期が過ぎた薔薇の花を剪定して来たので、新たな蕾ができた。ここへ来て薔薇の「二番花」が次々と咲き出し、庭が少し前に比べると賑やかになって来た。

また今夏は、雨が少なく気温が高めだったので、花びらの枚数が多い薔薇の花は開花しきらない内に茶色く変色するものが多かった。しかし、先日2回ほど降った雨のお陰で、ようやくいつもの花らしくなって来た。

昨日朝の写真だ。

「アンジェラ」も、これからまた賑やかに咲く。

      

下の「ピエール・ド・ロンサール」は、春先に太かった枝2本が枯れてしまい、もう駄目かと思っていたら、下から新芽が出て来て、遅ればせながら1mほどに伸びた枝先にこの度花が咲いた。嬉しい。

           

歩道に飛び出すように伸びた枝先に開花した「ロビンフッド」

    

つる性の名前が不明の「ピンクの薔薇」が、地上1m程の所で咲き出した。下に黄色い「夏菊」が見える。

 

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伯母の夢を見た

2020年08月20日 | 日記

今朝明け方、久し振りで伯母の夢を見た。

「伯母と二人で買い物に出て、帰る時にバスに乗った。伯母が住んでいた家の傍のバス停に着いたので、下りようとして横の伯母に手を差し延べた。すると伯母がいないのだ。そうだ。伯母を乗ったバス停に置いてきてしまった様だと気づく。でも大丈夫だ。伯母は迎えに戻らなくてもタクシーで来るに違いないと考える。だが、目が見えなくなった伯母が、どうやって一人でタクシーに乗れるのだ。お金も全く持っていないのにと、伯母の事を心配して絶望的になる。」そこで目が覚めた。

余りにもはっきりとしている夢だったので、すぐには夢だったとは思えなかった。

どうしてこんな夢を見たのだろうか。お盆の終わりに夢に来てくれたのだろうか。分からないが、夢でも会えて嬉しかった。

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8月の庭(5)「聖護院大根」の古種が発芽した

2020年08月19日 | ガーデニング・家庭菜園

この3~4日、当地も最高気温が30度近い。本州では40度を超えた地域もあり、息をするのも苦しい様子がTVで報じられている。

昨夜はさすがに寝苦しかったが、今朝は涼しい朝を迎えた。今日は寒気が下りてくるらしく、北海道は一気に昨日よりも10度も低くなりそうだ。

先日蒔いた「聖護院大根」の種は、今回新たに買った種だが、4年前の古種が残っていた。捨てようと思ったが、蒔いてみて発芽しなかったら捨てようと考え直した。それで早速、「アスパラガス」を十数年植えてあった土に蒔いてみた。

昨日朝見ると、発芽している。ほとんど期待していなかっただけに驚いたが、嬉しかった。

しかし待てよ。果たしてちゃんと生育するだろうか。疑問を抱きながら、見守ることにした。

(左は7月19日に種まきした小松菜、右は7月17日に蒔いた青梗菜、間引きしながら食べて行く。真ん中が発芽した古い種の聖護院大根、まだ小さくて分からないかも)

一方、8月10日に苗を移植した「白菜」が、順調だ。今朝は虫よけネットを半分上に上げて、追肥を施した。ネットをまくり上げるのが大変なので、いつもよりも少し多めに施した。これからしっかり葉を育て、何時になるか定かでは無いが、やがて巻き出すのを待ちたい。

ニラが2度目の発芽を始めた。花が咲き出したので、根元近くから切るつもりだ。

       

トマトは既に随分収穫して食べたり、近所に差し上げた。下は今朝のトマト。

大玉トマト2本は、2本立てにしたり、3本立てにして育てている。実は初めの頃、元肥が少し多めだったらしく、茎が太くなってきたので、肥料を分散するために摘む脇目を1”箇所でそのままにして育てたのだ。下のは2本立てしたトマトだ。茎2本ともに花が咲き、遜色ない実が付いて育っている。

 

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8月の庭(4)「弦なしインゲン豆」の収穫順調

2020年08月17日 | ガーデニング・家庭菜園

「大根」と「聖護院大根」の種まきをして3日後の朝、見たらもう発芽していた。このところ気温が高く、雨も降ったからだろう。

先程、一昨日「大根」の種まきを手伝った家の庭を見せてもらった。今日は3日目だが、きれいに発芽していた。

また、ひょろひょろしていた「トマト」に追肥を施してあげたが、雨が降ったので肥料分を吸収できたのか、葉の色が良くなり、真っ赤なトマトが生っていた。何個か収穫できた知人から「お陰様でうれしい。」と改めて礼を言われた。

庭の「弦なしインゲン豆」も数日前から収穫し始めた。

          

初収穫の10本は、インゲンが大好きな隣家へ差し上げた。2回目に採れた10本は、私が茹でてサラダにして食べた。3回目は20本採れたので、近所の花友さんへ差し上げた。彼女はきんぴらにして食べるのが好きだという。4回目は30本採れた。これは少し離れたところの知人宅へ。5回目の30本は、また隣家へ。明日採れたら、今度は私が煮物にしたい。こんな風に、2日に1度収穫しては、近所の友人、知人と分け合っていただいている。

実は少しほうれん草の収穫を終えて空き地ができた所に、蒔いて良い時期を1週間ほど超えてしまったが、7月28日、また「弦なしインゲン豆」の種を買って来て1袋蒔いたのだ。「鳥よけネット」をかけていたが、発芽したのでそれも先日外した。明日は追肥をする予定。晩秋までに豆を収穫できれば嬉しいのだが。

       

 

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花友さんとの買い出しで思うこと

2020年08月16日 | 高齢期の生活全般

毎週1回程度私が食品の買い出しに行く時、夫君が高齢になって車の運転を止めた近所に住む花友さんを買い出しに誘う。

今日も誘い合って車で10分程度のスーパーマーケットに行った。

車の中では、夫君が彼女の言うことをなかなか聞いてくれなくて困っている、などという昨日今日の出来事を話す。私も愚痴を聞いてもらったりして、ストレス解消になる。

店に着くと15~20分それぞれが好きな様に店内を回る。私はそんなに沢山の買い物をしないが、彼女は背負ったリュックと買い物袋2つ分が一杯になる程いつも買う。彼女の買い物は大変だ。

自分の体験と彼女を見て、考えさせられる事がある。

女性が家族の生活を支えるためにする食料品の買い物は、「鮮度」など食品を見る目がいるし、「献立」を考えた食品を選ばなければならない。また「懐具合(予算)」に合うかどうかも考えなければならない。

結果的に大変な量と重さの買い物を手にして帰宅する事になる。そしてその後は、買って来た食品を、一旦、冷蔵庫などの所定の場所に分類して「保管」する作業がある。

今度は家族のための「食事作り」だ。買ってきた材料で今までの調理技術を駆使して短時間で美味しいものを何品か作る。これを一日に2~3度、365日繰り返すわけだ。

食事作りは、家族が生きている限り、生命と健康の維持のために続けなければならない「食べ物を用意して食べる」という極めて動物的な行為は、その家族の食習慣や好み、時代の文化にも左右されて来た。

この作業の主な担い手は、古代より家庭内の女性の手に委ねられて来た。つまり、一家の主たる女性は、日々の家族の食べ物を用意して、命と健康、果ては生業のための労働力を養って来たのである。

考えると、家族の中で「食事作り」を主に請け負って来た女性こそが、重ねた経験で得た知識や調理の技術を駆使して家族の健康、生命の維持と労働力を産みだし、子供を産み育てて、次代の家族と社会をつくって来たその人だと言えるのでは無いだろうか。

近年、買い物を協力してする「男性」が増えて来ているが、まだまだ少数だ。まして、台所で日々の「調理」を家族のためにしている男性となると、かなり少ないだろう。

働く女性が多くなった現在は、この大変な、ある意味で創造的な楽しみでもある「調理作業」と、その前段の「買い出し作業」を「女性の仕事」と決めつけずに、男女で融通しながら共に行うようになってほしいものだ。

高齢化に伴い「買い物難民」が増えつつあるが、私のように緩やかなつながりの中で買い物する機会を作る事も大切だと思う。既に行われている「乗り合いバス」や「配達サービス」、山間部の「移動スーパー」なども広がって欲しい。

 

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知人の庭で大根の種蒔きを手伝う

2020年08月14日 | 高齢期の生活全般

知人とは息子さんと2人で近所に住む女性だ。10年ほど前から交流しているが、年齢はもうすぐ90才になる方だ。30年程前に夫君は亡くなり、息子さんは30代初めに脳梗塞を発症して障害者になったという。他に3人の息子さんがいる。

庭は我が家の1.5倍程の広さがあるが、最初に見せてもらった時、一部に花木を植えてある他は大半が雑草地になっていた。それを知ったので、「土地があるのに使わないのは勿体ないから、野菜を植えた方が良いのでは……」と話した。

ところが知人は自分では庭仕事をしたことが無く、夫君が生きていた頃は彼がしていたらしい。そこで言い出した私が手伝うことになった。持参したスコップで庭土を耕し、種や肥料も私が用意し、幾つかの春植え野菜を植えて上げたりしていた。

ところが私が伯母の面倒を見るようになってからは忙しく、余り行き来していなかったが、今年になって我が家で育てた「レタス」や「大根」を届けたり、「手作り布マスク」を差し上げたりと、再び前の様な交流が始まった。

半月ほど前に庭を見せてもらったら、「大根」の種をまるで「小松菜」の種を蒔くように蒔いたらしく、葉がひしめき合っているのを見つけた。これでは大根の太さに育たない。

それで「私が秋大根を植える時期が来たら、種はどうしても余るので、その種を半分分けして一緒に蒔きませんか?」と誘った。

今朝8時半の約束の時間に行ってみると、昨夕、息子さんに耕してもらって「石灰と堆肥、化成肥料は入れてある。」と言う。それで、私がホウで溝をつけ、「大根の種は、肥料や農薬に負けやすいから。」と説明してから、溝の片方に持参した農薬「ダイアジノン」を、もう片方に25cm間隔に種を3粒ずつ知人に蒔いてもらった。

土を掛けてから、種の上を足で踏んだら、「そんなことをして良いの?」と聞かれた。「この方が土の隙間が亡くなって、下から水分が上がって来ると言うから……」と答えたら、「知らなかった。」と驚いていた。また、「今まで種を無駄に蒔いていたことも分かった。」とも言っていた。

息子さんが用意した耕地が足りなくなったので、私が堅い空き地を1㎡程スコップで起こし、知人に石灰と堆肥を入れてもらった。見るといずれも少なめなのが分かったので、「もう少し撒いた方がいい。」と促した。

私が植筋をつけてから、彼女に農薬と肥料を片側に、もう一方に種を蒔いてもらった。種は25cm間隔でと言ったのだが、だんだん間隔が狭くなって最後は15cm程になってしまった。「25cmのつもりだったんだけど……」というので、笑ってしまった。まあ、そこそこに育った頃に間引きすれば良いと思い、そのままにした。

全部で「秋大根」28本、「聖護院大根」25本ほどの種を蒔く事ができた。今後は2回に渡って「間引き」し、「追肥」をしていくことを説明した。

ここまで40分かかったが、簡単な作業で、10月下旬には沢山の「大根」と「聖護院大根」を収穫することができるのを、とても喜んでくれた。息子さんや妹さんの家庭にも上げたいと言っていた。

見ると傍にひょろひょろとした「トマト」が3株植えてあった。「まだ一度も追肥をしていない。」と言うので、「この時期なら普通2回ほど追肥していますよ。」と言って、傍にあった化成肥料を根元に撒き、土を掛けた。

帰りに種代と「指導料だから。」と言って「経口補水液500mL」2本をもらった。

最後に来春の「ジャガイモ」の植え付け手伝いを約束した。「じゃがいも」は、品種が違うと味、性質、向く調理法、芽が出る時期などが違うので、ざっと説明して何の品種をどれだけ植えたいか、考えて置いてもらうことにした。

誰かの役に立てるのは、どんな時でも嬉しいものだ。天気予報では、今日は午後から雨が降るというので、丁度良かった。

 

※反省したこと→カメラを忘れたこと。来年90才になる知人が種まきをしている姿を写しておきたかったのだが。

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8月の庭(3)猛暑の中、大根を蒔く

2020年08月13日 | ガーデニング・家庭菜園

昨日の札幌は、最高気温が32.6度だった。今夏の最高気温だ。

北海道の多くの家と同じく、我が家には「クーラー」など無いので、昼間は外気温よりも室温が低いので、窓を皆締め切り、内輪でしのいだ。夕方、ささやかな風が感じられるようになった頃、窓を全開した。

夜も一カ所窓を開けて寝たが、朝起きたら汗をかいていた。30度位でこの状態なので、40度近い地域の方々はどんなだろうかと思ってみるが実感できない。

 

今朝は6時前に起き、6時半から庭仕事をした。6時の気温は21度、最高気温は昨日より少し低い予報だ。

この時期に「秋大根」を植える習慣なので、あらかじめ前作の野菜を片付けて耕し、石灰と堆肥を入れてあった「秋大根」の場所に、半分は「大根」、もう半分は「聖護院大根」の種蒔きをした。

「大根」の種は化成肥料や農薬に触れると発芽しないので、鍬でつけた溝の片方に肥料と農薬、溝の反対に種を置いて土を掛け、水をやった。これで10月の末には収穫ができるだろう。

その後、「トマト」を収穫した。今年は「大玉トマト」の木が2本、「中玉」が4本、「ミニトマト」が2本あるが、今朝は写真のように収穫できた。

娘は切らなければ食べられない「大玉」は面倒なのでいらないと言っているから、「中玉」「ミニ」を次に来た時に渡したい。

       

その後、さやが若い「弦なしインゲン豆」を20本ほど収穫して、花友さんに届けた。「きんぴら」にすると言っていた。

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新型コロナの時代、断ち切られる人の絆

2020年08月12日 | 社会・事件・ニュース

先日、近所の80才代の女性が逝去したという広告が、新聞の「お悔やみ欄」に出た。いつもなら町内会の家庭には通知されるのだが、今回はないので、同じ町内だという知人が我が家に聞きに来た。私も全く知らなかったので、近所に聞きに行って亡くなった事を教えられた。

今は「不要不急の外出、三密を避けよ!」という指示が国から出ているので、考えたら結婚式のような「祝賀会」ばかりか、「通夜や葬儀」に人が集まる事も表向きにはしてはならない事になる。だから、「不祝儀」が起きても近隣の人にも知らせない事になるのだろう。

この様なことは「新型コロナウイルス」に感染して入院したり亡くなった場合、家族さえその人の傍に行けず、埋葬にも立ち会えないという理不尽な事実が、世界のあちこちで起きていると既に報道されているので、既に世界的な常識になっているのかもしれない。

「新型コロナウイルス」は、人間が長い間脈々と築いて来た人間関係の絆や文化を、いとも簡単に破壊してしまっている。

「コロナ後」人類の文化はどう変化して行くのだろうか。また一方で変化させてはいけない事は何なのだろうと考えさせられる。

緊急事態宣言が解かれたら、若者を初めとした人々は、人が大勢いる場所へ繰り出してコロナ感染を増加させている。でもこれは、人間本来の欲求なのだろうと思う。

   

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墓参りで分かったこと

2020年08月11日 | 高齢期の生活全般

娘の休暇の最終日の昨日、墓参を予定していた。ところが朝から強い雨。天気予報を見ながら、昼に二人で出かけた。

庭に咲いている「リアトリス」「アルストロメリア」「ダリア」「小菊」「オニユリ」と、朝花友さんが朝届けてくれた「ダリア」を花束にして、果物や菓子のお供えも持ち出かけた。

墓は昭和6年に私の祖父が建てた「先祖代々の墓」なので、90年経っていて、見た目にもかなり古く小さめだ。

だが古くても小さくても、墓があれば宗教や寺院とは関係なくても納骨ができるとても便利な場所なのだ。

今回、昨年2月に亡くなった伯母の名前を墓碑に刻むことにしたので、墓の地番を聞きに管理事務所に行った。すると、『現在も墓の「使用権者」があなたの伯母さんになっているので、新たに「継承者」を決めて届けて欲しい。そうで無ければ「無縁墓」になってしまいます。』と言われ、届け出用紙を渡された。

帰宅後、妹と叔父の娘に電話で伝えた。誰かが継承しないと市は「使用権者」を知ることができなくなるので困るのだ。

念のために墓地の使用権を返す「墓じまい」について、今、市に問い合わせた。

担当者の答えは「墓じまいは、まず石材店に頼んで墓石を撤去してもらう。石は産業廃棄物になる。遺骨はその時に持参してもらうが、市の共同墓地に埋葬し直す場合は一体ごとに費用がかかるので、合わせると結構な金額になる。」という事だった。

今では少子化時代になって、独身者も多い。死後の墓の管理は新たな問題なのだ。 

 

 ※この「ダリア」は、「チェコ」に行った時にスーパーで買った種袋の種(日本円で150円程だった)を昨春蒔き、育てたら、赤、ピンク、黄、橙色と沢山の「ミニダリア」が咲いた。そのミニ球根を屋内で冬越しさせ、春に植えたものの1つだ。歩道横の土手に植えてあるが、背丈は現在30cm程。次々と花が咲き可愛い。今年も球根を冬越しさせたい。

後部の木はピンクの花で包まれる「サツキ」だ。15年前1本600円のを10本買って等間隔に植えたものだが、今では凄く大きくなった。

    

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8月の庭(2)白菜の苗を植えた

2020年08月10日 | ガーデニング・家庭菜園

7月14日にポットに根こぶ病耐性の「CR白菜」の種を蒔いたが、植え頃に生育したので菜園に移植することにした。

植え床は4日前に作って「石灰」を撒き、昨日は2列の植え場所に「牛糞堆肥」と「化成肥料262」を施して置いた。

今朝は雨が降り出しそうな天候だが、思い切って植え付けることにした。

まず床に植え穴を12個作り、「オルトラン」をパラパラと撒いてから苗を植えて行った。それから水をたっぷりやり、去年購入した「虫除けネット」を掛け、虫が入らないように周りを土で押さえて完成。これで青虫やヨトウムシの心配をしないで良い。ここまでするのに40分かかった。今年も美味しい白菜が取れることを願う。

写真後方は「弦なしモロッコ」だ。ようやくさやが育って来たので、今朝は「インゲン豆」が大好きな隣家に20本初収穫したのを「大玉トマト」1個と「紫蘇の葉」と共に届けた。

先日の強風でずり落ちてしまった「大玉トマト」。そろそろ収穫できそうだ。

  

この「ミニトマト」は驚くような鈴なりだ。

            

その後、バラの剪定をしてから花の写真を撮ったが、曇天なので色が十分でない写真になった。

「ゴールドマリー」の2番花が咲き出した。

「オニユリ」が咲き出した。

3本植えてある「木槿」が、今満開だ。

歩道の隅にプランターを3個置いている。「ジニア」「マーガレット」「ペチュニア」は、秋まで咲き続けるだろう。「カサブランカ」は蕾が大きくなった。

今日はこの後、少し早いが、休みが今日で終わる娘と一緒に、墓参りに行く予定だ。

 

 

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強風で庭の支柱が倒れた

2020年08月07日 | ガーデニング・家庭菜園

昨夜から今日の午前中にかけて強風と雨が続いた。台風の余波だそうだ。

ほぼ雨が収まるまで待って、庭に出た。数カ所の竹の支えが倒れている。雨で地盤が緩んだ所に、強い風で揺り返されるから、支柱が抜けて倒れるのだ。

それでもトマトは去年ほどでは無い。去年は合掌作りのように支柱を一列に並べてつなげていたので、端の竹が倒れたらトマトの重みでドミノの様に次々と順番に倒れ、私一人の力では如何することもできず、隣家の方の力を借りてやっと立て直す事ができた。

それで今年は連結せず、1本の木を3本の支柱で支えておいた。その甲斐あってか倒れそうになったのは1カ所だけ。直すのも簡単だった。

丈が高く伸びた「バラ」「クレマチス」頭が重い「ダリア」の支柱も地面から抜けて倒れていたのを、ほぼ直した。中には「バラ」の横枝が折れたのもある。

作業に1時間ほどかかった。

今は雲の隙間に青空がみえる。低気圧が完全に去ったら、まだ直していない場所を続ける予定だ。

 

昼のニュースによると、道北、特に利尻島、礼文島に豪雨の警報がでている。

また、北海道は、今日「七夕祭り」をするところが多いが、残念ながら星空は期待できそうに無い。

コメント (4)
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