花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

今朝は庭木を消毒

2018年03月29日 | ガーデニング・家庭菜園
幸いなことに今朝は無風状態。
隣家に「薔薇の消毒をしたいのですが、都合は如何ですか?」と聞きに行った。OKしてくれて、車を少し遠くに停めに行ってくれた。(石灰硫黄合剤は強酸性の薬剤なので、酸化作用が強く、金属を腐食するため)

私も身支度を整えてから、車を車庫から路上の離れた所に移し、物置から1年振りに消毒薬用の噴霧器を出して調子を確かめた。
薬を15%になる様に水と一緒に噴霧器に入れ、それに添着剤を少量加え、昨日冬囲いを解いた薔薇やツツジ、ブルーベリーなどに噴霧して行った。
約1時間半で3.5Lの消毒剤を使って終了した。
我が家の噴霧器は容量が小さく、液体を入れてもそれ程重くない4Lしかない小型噴霧器だ。しかし、内部空気を圧縮して容器内の圧力を高めても、短時間で圧力が低くなり散布できなるなる。それで何度も空気の圧縮動作を繰り返しながら作業するので時間がかかる。

昨年の日記を見ると、この消毒作業は4月9日だった。
今年は降雪量が少なく一気に暖気が来たので、薔薇の芽が動き出す前の春一番にしなければならない作業を11日も早く済ませる事ができてホッとしている。
この後は、冬の間に枯れてしまった薔薇の枝を剪定したり、堆肥や化成肥料を施肥したいが、今日は一仕事終えて疲れたので、このままゆっくりと休憩する事にしたい。

                           
(私の場合はこのイラストの人にプラスして、ジャンバー、首にタオル、サングラスという出で立ちで散布した)
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庭の冬囲いを解いた

2018年03月28日 | ガーデニング・家庭菜園
今週は気温が高くなり、庭にあった残雪も今朝は溶けて無くなった。
昨日は風が強く、まだまだ寒かったが、今日は気温が上がったので、薔薇やツツジ、ブルベリーなどの冬囲いを解いた。昨年よりも4日早い。

昼食を挟んで約3時間半、今春初めての庭仕事を精力的にした。
午前中仕事をしていたら、「カオ!カオ!」という声が聞こえて来た。オオハクチョウが群れを作ってシベリアへ帰る時の鳴き声だ。
空を見上げると100羽程の群れが大きいV字を作って北を目指して飛んでいた。時間を置いて3群れを見た。
午後には、その声は聞こえなかった。

作業では、竹や木を縛ってある荒縄の結び目をほどくのに、手袋を履いていては上手く行かない。
素手でしたら、手を薔薇の棘に引っ掛けてしまい、幾つもの刺し傷ができた。
それでもほどいた縄は大きな袋2つ分、地面から抜いて片付けた竹の棒は200本以上、それと木に巻いていた麻布やネット20枚ほどを片付けた。
これでようやく我が庭にも春が来たのだ。

「クロッカス」が1輪だけど咲いていたし、「チューリップ」の花芽は4~5cm顔を出していた。
薔薇の枝にもう芽が出ているのもあった。明日か明後日、風が吹かない日を選んで消毒作業をしたいが、どうなるだろうか。
今年もこれから10月末まで、この庭でまたガーデニングを楽しめたら嬉しい。

                   
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最近、伯母の物忘れが増えた

2018年03月27日 | 高齢期の生活全般
98歳と3ヶ月を迎えた伯母が、最近、物忘れが増えた。
その1。腕時計の電池が切れたと言って交換を頼まれた。その時に「この腕時計は誰からのプレゼントだったの?」と聞いたら「分からない。」という。
「数年前に私が文字の大きい時計を買って来て、誕生日プレゼントした物でしょう?」と言って見たが、最後まで思い出してくれなかった。

その2。伯母が我が家に越して来た3年半前の荷物の中に「折り紙」を見つけたので渡した。伯母の折りかけのものも幾つも入っていたのに「私のではない。」と否定する。30分も経ってからやっと「私のかもしれない。」と言ってくれた。
その後「鶴」を2人で折って見た。しかし、あんなに折り紙が得意だったのに折れないのだ。確かに「鶴」の行程は、袋折りや返し折などの高度な技術が入っているので難しい折り方なのだが、それにしても見本を見せながら何度教えても、上手く進まない。最後の「尾」と「首」も上手く折れない。
見ていたら、尾を作らずに頭を2つ作ったのには驚いた。全体を見ながら想像することが出来なくなった様だ。

その3。今朝、つながっている大きな薬を、線の所で1つずつに切り離すやり方を見せてから作業を頼んだが、「どうして分けたら良いか分からない。」と言う。これは物忘れと言うよりは、認知機能の低下だと思うが…

その4。連れ合いだった夫の命日を忘れてしまっていた。私が教えても、「そうだったかな?」と自信が無さそうだった。逝去してから12年経ったから、仕方が無いのかも知れない。

その5。最近、トイレの使用済みの紙を床に捨ててある。これも判断力が低下して来ていると思われる。認知症の入り口かも知れない。

私はその都度、「物忘れは認知症とは違うから、心配しないでいいよ。」「長い人生、良いことばかりでなくて嫌なこともあっただろうから、物忘れは神様のプレゼントかも知れないね。忘れても良いことばかりだから、気にしなくていいよ。」と伯母に言っている。
しかし、その内また「認知症検査」を受けさせた方が良いのかも知れない。
                                       
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「国連世界幸福度調査」の結果を知って

2018年03月23日 | 社会・事件・ニュース

昨日、耳鼻科医院の帰り、薬を受け取りに初めての薬局に行った。
「アレルギーの薬だけど、どうしたのか。」と聞かれたので、「病院に通い始めてかれこれ十数年になるけれど、未だに鼻炎が続いている。先月、「コスタリカ」の熱帯雲霧林に行った時は、そうでもなかったけど…」と話した。
すると、「今日、ラジオを聞いていたら、「コスタリカ」では国民の幸福度が高いそうだね。どんな国なの?」と言われた。

そこで、「中米にある面積は日本の数分の1しかない国で、人口は500万人に届かない国だけれど、憲法で軍隊を持たないことを決めている国で、軍事費に掛かる分の国家予算を全て国民の教育や福祉に回しています。」と答えた。
すると「社会主義の国?」と聞かれた。
「世界には社会主義国ではなくても、高福祉の国は幾つもあって、教育費がほとんど無料という国も多いです。北欧やヨーロッパ各国に多いです。」と話した。

例えば「社会主義国」を標榜している隣国のTでは、国家の教育予算が少ないためと、地方官僚の恣意などによって小学校から教材費が高く、農家家庭の所得が少ない田舎では子供を学校にやるのが大変だと言う。そのために両親が遠い大都市へ出稼ぎに行き、子どもは家で祖父母と暮らす家庭が多い。両親の帰宅は年に1度程だから、子供の精神的な安定が得られ難く、親子関係にも影響があるそうだ。この国の順位は、86位だ。

問題のこの調査は、国連が3月20日を「世界幸福デー」としている事から、次の指標をポイントに、国民に聞き取り調査をして、主観的なその得点を公表しているものなのだ。
≪ポイント化する項目≫
 ①人口あたりGDP ②社会的支援 ③平均健康寿命 ④人生選択の自由 ⑤性の平等 ⑥社会の腐敗度

今年の156カ国を対象にした調査結果でも、この数年上位に名を連ねているのは北欧の高福祉国だった。
1位フィンランド 2位ノルウェー 3位デンマーク 4位アイスランド 9位スエーデンで、5位にスイス 6位にオランダが入っている。
 
話題になった「コスタリカ」は13位で、乳児死亡率、識字率、高等教育進学率共先進国並みだ。
ガイドの話では、10%程度の健康保健料を払えば、医療費は無料、貧しい子どもに食事を与える場所もあるそうだ。

また、カナダは7位、オーストラリアは10位、ドイツ15位、アメリカ18位、イギリス19位、フランス23位、イタリア47位、そして日本は何と54位で、先進国の中ではかなり低い。

日本の国民の幸福度が低いのは、②社会的支援 ④人生選択の自由度 ⑤性の平等のポイントが低いからではないかと私は思う。
随分前から不定期雇用の若者が増え、年収が低いために結婚や子育てが考えられない人が多いという。

日本人の平均寿命は世界一だが、高齢者の中には独居者が多く、収入も少なく、体調を悪くしても支えてくれる人がいない人もいるという。先に火災で11人の死亡者が出た札幌の高齢者共同住宅には、それらの矛盾が現れている。特に長寿の女性高齢者で貧困者が多いらしい。

また、妊娠、出産、子育て、家事全般が、日本では長い間、全て「女性の仕事」として考えられて来た為の女性差別は根強く、日本の女性は一度結婚すれば、あたかも「千手観音」のごとく家でも職場でも休み無く働き続けなければならない。
職場や議会、国会でも、政策決定の場そのものに女性は少なく、相変わらず「男性優位社会」が続いている。

高校、大学教育も親の責任なので、多額の教育費を負担するのは親なのだ。
私も子供達の大学の合格発表の翌日に多額の入学金と前期授業料の請求書が来て、喜びも半ばになった経験を持つ。
だから、多くの国民が日々の生活に追われていて、なかなか「幸福感」を感じられないのが日本人ではないかと私は思う。
(因みに日本の前後に位置する50位代の国は、51位スロベニア 52位ルーマニア 53位ラトビア 55位モーリシャス 56位ジャマイカ 57位韓国 58位北キプロス 59位ロシア 60位カザフスタンである)
                               

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お彼岸は小豆ぜめ

2018年03月22日 | 医療・健康・食生活・衣生活
昨日は春分の日で、彼岸の中日だった。
今日が伯母の亡夫の命日でもあり、一昨日の夜から自家製の小豆をうるかして置いた。
それを昨日朝、圧力鍋で20分煮て、市販の角餅を入れて「汁粉」を作った。
伯母は、戦前戦後には手に入らなかった甘いものが大好きなので、角餅1個半に当たる量を食べてくれた。おかずは豆腐入りの「ニラの卵とじ」だった。
(そういえば、伯父の葬儀の帰り道、農道で沢山の「オオハクチョウ」が飛び交うのを見たのが忘れられない。今春は半月前に初めて、運転中に北へ帰る「オオハクチョウ」に出会った)

朝食の後片付けを済まして一息ついた頃、電話が鳴った。
近所の友人からで、昨秋、私が育てて差し上げた小豆で「ぼた餅」を作ったので届けるという電話だった。
昼近くに大きな「ぼた餅」が8個も入った包みが届けられた。
早速、あり難くいただいた。美味しい。

我が家には多過ぎるので、近所の友人にお裾分けをしに行ったら、80代の夫君一人が留守番をしていた様で、昼食に丁度良かったかもと思った。

夕飯になったら、伯母が食欲が無いと言う。朝「汁粉」を食べ、昼には大きな「ぼた餅」を食べたからだという。
私も夕飯は少量だけ食べて終らせた。              
         

話は変るが、一昨日、薬が切れたので伯母を内科の病院に連れて行った。
血液検査の結果を聞くと、医師から「栄養は十分に採られています。腎臓も肝臓も問題なく、血圧も年齢を考えると普通です。」と言われた。
伯母が我が家に来てから1年2ヶ月を迎えたが、この間、歯がない伯母にどのようにして栄養バランスを上手く採ってもらうか、日々献立と調理法の工夫と努力を重ねた結果が出たのだろうと嬉しい。

しかし、最近は微塵切りの野菜を飲み込むのも困難な時があり、じゃが芋や人参、キャベツなどはミキサーに掛けてからスープにしたりしている。
この先、余りにも手が掛かる様になったら、私一人では介護し切れない時が来るかもしれないと思う様になった。
しかし、現在は「要介護1」で「認知症ではない」から、入る公的施設は無いのが現状だ。

                                 
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北国にもようやく氷割りの季節が来た

2018年03月19日 | 日記
日差しが強くなって来たので、3日程前から氷割りをし出した。
道路に降った雪を除雪車が削って左右に振り分けて行くのだが、そのために道路脇には雪山ができ、大雪の後は、2車線の道路幅が1車線分に減ってしまう。
日中の気温がプラスになって来ると、雪が少なかった道路部分が最初に溶けるが、雪が山になっている両端は最下部の10~20cmが重みで凍結し氷塊になっているので、なかなか溶けないのだ。

          
 (写真左側の歩道と真ん中の車道の間(つまり車道の脇なので車道が狭くなっている)に積み上げられた雪山。いつもはもっと高く幅も広く大量になる時もある。余り高くなると車の見通しが悪くなるので、市のトラックと除雪車がやって来て、雪を全部雪捨て場に持って行ってくれる。3月2日撮影)

そこで、人手でその氷塊を割って表面積を多くし、太陽熱で早く溶かそうとするのである。
私も一昨日からし始めたが、初日は1時間、翌日は1時間2回、昨日は1時間40分、そして今朝は40分位した。
重いつるはしを何度も振り下ろして、端の氷から亀裂を入れ、徐々に割っていくのだ。力を入れるので両肩が痛くなるが、運動の為だと思ってやっている。
道路端の雪が無くなると、車も走り易くなる。

後3日程はしなければならないが、余り早く氷が溶けてしまうと、する事が減って寂しくなりそうだ。
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眼科検査と不明の暗証番号の結果

2018年03月16日 | 日記
昨日、眼科で視力を測定したら、伯母の左目視力が良くなっていた。3ヶ月前は右0.06左0.05だったのが、右0.07左0.1になっていた。
一方私も左右とも0.9と少しだが良くなっていた。
測定日の体調に因るのかも知れない。

それにしても、伯母は視力測定、眼底検査のための写真撮影など、どれも私の付き添い無しで検査を受けていたのには驚いた。年齢を考えると大したものだと思う。
前回同様、伯母には白内障の点眼薬2種類と私には目乾燥症の点眼薬が出た。

今日も郵便局に行って、通帳の暗証番号について心当たりの番号をATMに入れて見たが、やはり拉致が開かなかった。
もう仕方が無いので、本局に問い合わせてもらう事にした。1週間程で郵送されるらしいので、それを待つ事にした。
記憶力が減退しているので、今後は、どこかに記録して置く事にしたい。
                                  

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昨日は伯母の入浴、今日は眼科通院

2018年03月15日 | 日記
昨日は、伯母を入浴させることから始った。伯母は失敗する事無く入浴できたが、服の脱ぎ着だけでも体がきついという。
余り長時間浴槽にいると、心臓に負担になると思い、適当な所で上がるよう薦めた。
背中と頭は私が洗ってあげるが、後は自分で洗ってもらっている。残存能力をできるだけ維持するためだ。
伯母の頭を洗う時、1~2分、頭皮をマッサージする時間をとって来た。そのためか98歳の頭に黒い頭髪が沢山生えて来ているのだ。どうやらマッサージは、育毛に効果があるようだ。

それから風呂の残り湯を使って、洗濯をした。
伯母のシーツにタオルケット、下着類を合わせると大変な量だ。何故なら長袖シャツ、長ズボン下共に2枚重ねで着ているし、靴下も2枚重ねで履いているからだ。
やっとベランダの外に干せる気温になって来たので、大量の洗濯物を2階まで運び、いつもの様にベランダで干した。
3時半頃取り込んだが、まだ十分には乾きっていないので、居間に運んで室内用物干しに干し変えた。
                                
昨日は朝曇っていたが午後晴天になり、気温も上がったので、道路脇に積み上げられた雪をスコップで細かく崩して広げた。1時間汗を流した。

さて、今日は朝から曇天だが、気温はプラスだ。もう3月も半月が過ぎたから当然と言えば当然だが、寒かった数ヶ月を思い出すと夢の様だ。
朝、乾いた洗濯物を片付けた。伯母のは伯母にして貰っている。

今日は昼から伯母の目薬が無くなって来たので、眼科に行きたい。
同時に私も6ヶ月毎の検眼をしてもらおうと思う。瞳孔を開く薬を入れられるだろうから、半日仕事になるが仕方が無い。

それと、先日、郵便貯金をおろしに行ったが、何ヶ月か前に変更した暗証番号を忘れてATMで下ろせなかったので、今日は別の番号を試して見たいと思う。局員は「印鑑があれば下ろせるから大丈夫です。」と言って慰めてくれたが…
今回の事で、やたら暗証番号を変更しないほうが良いと思った。それにしても記憶力の衰えを実感させられる今日この頃だ。
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最近の伯母のトイレ事情と食事

2018年03月12日 | 高齢期の生活全般
今朝、トイレに3cmほどの便が落ちているので、「またか、大変だ。」と思って目が覚めた。夢だったのだ。
伯母に言うと、「夢でまで心配させてごめんね。」と言われた。

昨日は入浴させたが、浴槽に入れる前に下を洗わせたら、タオルにべったりと便が付いて来た。慌てて更に綺麗にしてから浴槽に入らせたが、浴室が臭くなった。
浴槽から伯母が出た後を見たら、湯の中に便が出ていた。
浴槽の残り湯は、いつも洗濯に使うが、これでは汚くて使えない。

排便後よく拭かないのか、と思っていたが、昨日は、「ひょっとして最初の排便後、3分程したら2度目の残り便が出て来るのを知らずに、全部出し切らないで風呂に来るのかも知れない。」と思い当たった。
それで伯母に聞くと、「そうなの?知らなかった。」という。
今度からは風呂場に便を持ち込まないで欲しいものだが、どうなる事やら。

また最近、微塵切りの野菜を、飲み込む力がかなり弱った。
キャベツを微塵切りにして、味噌汁にしても駄目だった。
私の旅行中預けている施設の食事は、ミキサーに掛けたようなとろとろ食らしいので、それも影響していると思う。

一昨日は、初めてミキサーでじゃが芋、人参、玉葱を摩り下ろしてスープを作った。伯母は全部食べた。
今朝は、じゃが芋の千切りと人参の摩り下ろしを加えたホットケーキを作った。これも全部食べた。

林檎は先日まで摩り下ろして食べさせていたが、直ぐに表面が酸化して赤くなるので、昨日は皮を剥いてから一口大に切ったのを砂糖を少し加えた湯で煮てみた。柔らかくなったのを供したら「美味しい」と言って食べた。
両方とも手間が掛かるが、仕方が無い。

まだ、ひき肉料理は食べてくれるので、炒飯やチキンライス麺類、煮物などにして食べさせている。
これからも私の試行錯誤は続く。
                           
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「中米コスタリカの旅」(11)

2018年03月11日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ

≪「サン・ホセ」のホテル≫

「サン・ホセ」に再び戻り、「ラジソン・サンホセ」というホテルに投宿した。2泊するのだ。
部屋は広いがホテル自体が古く部屋はかび臭いし、、防音措置が全くなっていなくて、おまけに金曜の夜は結婚式があったらしく、夜中、騒音が煩かった。
特に私の2階の部屋の位置とほぼ同じ高さのホテルの横に道路があり、そこを一晩中走ったり、ブレーキを掛けたりする車の騒音が酷くて、催眠薬を2回飲んだが、ほとんど朝まで眠られなかった。

≪体調を崩し「サン・ヘラルド・デ・ドータ」散策できず≫

6日目は、睡眠を取らないまま3時過ぎにモーニングコールの電話で起きて身支度した。高地に行くので寒いと聞き、沢山着込んだ。バスに乗る前にパンとジュースの朝食弁当を貰い、まだ暗い4時にバスでホテルを出た。目的は2時間走った所の「サン・ヘラルド・デ・ドータ」で幻の鳥「ケツアール」を見つけるためだ。
ところが少し走った所で、私に腹痛が起き、バスに止まってもらってトイレに行った。
20分もするとまた腹痛だ。
座席に戻ると今度は吐き気が起き、2回吐いてしまった。

目的の標高2400~3000mの「サン・ヘラルド・デ・ドータ」に着いても悪心が続き、バスから降りて散策する所ではなかった。皆が散策に出た後、私は仕方なくカメラを添乗員に渡して撮影を頼み、バスで休養していた。



2時間後、皆が戻って来た。「手塚治虫」の「火の鳥」のモデルになった「ケツアール」に何とか出会えたのだそうだ。
しかし、いる場所が余りに遠すぎて、上手くカメラに収められなかったらしい。
私は写真が上手な添乗員が、40倍にズームできる私のカメラで撮って来てくれたので感謝した。
この日の「ケツアール」探索が、今回の旅のハイライトだったので、私自身の目で「ケツアール」を見られなかったのが本当に残念だった。

 

また、2時間かけて「サン・ホセ」に戻り、市内見学とスーパーでの買い物だった。
物価は日本と同じ位か、果物などは安かった。私は珍しい調味料とコーヒーを買った。

 
 (入り口の前で座っている男性は乞食だ)    (卵は1ケースが15個入りだ)



      

夕食は中華レストランでの中華だったが、その頃には私の体調も次第に回復して、少し料理をたべる事ができた。



その夜はホテルで結婚式は無かったが、外部の車の騒音はまるで工事現場にいるように聞こえて来て、やはり半分も眠られなかった。

6日目は前に書いた通り、朝食後ホテルを出て「サン・ホセ国際空港」に行き、昼過ぎの飛行機に搭乗。3時間25分で「メキシコ・シティ国際空港」に着き、9時間待ち合わせ後、夜中の1時発ANA国際線で成田空港に戻った。14時間35分の飛行中、軽食1回と夕食、朝食が出た。どちらも美味しかった。
機内では咳をしていた人が沢山いた。また、往復共長時間の飛行だったが、今回は娘がくれた吊り式の「足置きマット」のお陰で快適だった。
その後新千歳空港に戻ったが、機内では良く寝たので、何とか体調を回復できたようで良かった。
                        (完 成)

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「中米コスタリカの旅」(10)

2018年03月10日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ

≪「サラピキ」の私営自然保護区「ビエーラ」観光≫(3)

更に進むと黒い模様がある青色の「マダラ毒蛙」や目が赤色の「赤目雨蛙」がいた。
両方とも四肢をたたむと2cm程の体の大きさだ。「赤目雨蛙」は、色は毒々しいが毒はないらしい。余りにも小さくて、写真がボケてしまった。

 

木の上方に「ナマケモノ」がいた。顔も見えた。毛が灰色なので「ミツユビナマケモノ」だろう。
小枝に「ナナフシ」がじっと留っていた。傍で見るのは初めてだった。

 

最後に木の葉に似た姿の珍しい蝶が群れているのを見た。名前は分からなかった。沖縄に「木の葉蝶」という枯葉に似た体型の蝶がいるらしい。いずれも「擬態」なのかも知れない。

         

この「私営自然保護区」を維持するのは大変な仕事だと思うが、真近に珍しい熱帯雲霧林の生物を観察できたことに感謝して経営者に別れを告げた。

≪「ブリット」コーヒー販売店≫

帰り道、「ブリット」コーヒー店に立ち寄った。色々な種類のコーヒーが試飲できた。
中には有機栽培のコーヒーもあった。飲んで見たらあっさりした味のコーヒーだった。
どれも350g入りで多かった。
店の前の植栽が美しく、ハチドリも来ていた。傍の公園には、コーヒーが「エチオピア」から「コスタリカ」迄、世界に広がって行った変遷図の立看板があった。

 



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「中米コスタリカの旅」(9)

2018年03月10日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ

≪「サラピキ」の私営自然保護区「ビエーラ」観光≫(2)

林の中に入って間も無く、太い木の幹にふくらみができていた。「蟻塚」だそうで、案内してくれた経営者の女性が手で表面の木屑を掴み取って口に入れた。蟻も木の味がするそうだ。



その次に声を出さないように指示されてから一人ずつ大きな葉の下を覗いた。1個が1.5cm程の灰色の毛球の塊だ。これがとても珍しい「ソロヘラコウモリ」の群れだそうだ。

体長は3.7~4.7cm、体毛は白くフワフワしていて、耳と鼻が黄色い。雄1匹、雌数匹のハーレムを作り、昼間は「ヘリコニア」という植物の裏側に止まり、大きな葉の葉柄を噛んで柔らかくし、手の爪で軸の両端をたたむ様に引き寄せて屋根を作り、その下に生息するという。
実は撮った写真を拡大して見るまでは、私の裸眼で生き物だと分からなかったのだが、よくよく見ると耳が写っていた。




(葉に開いた小さな穴は、指の爪で葉を引き寄せた時に開いた穴だろう)

次に「モルフォ蝶」が飛び回っている大型ネットの中に入ったが、速く飛ぶのでカメラで捕らえられなかった。
彼女が捕まえて見せてくれた。表と裏の模様や色が全く異なる珍しい蝶だ。これは天敵を驚かすためらしい。
表の羽の色は輝く青色で目立つ。毒があって、一度食べた鳥に警告する色らしい。羽をたたむと褐色なので目立たない。

長さが数cmある幼虫はマメ科の植物を食べて育つが、成虫になると腐った果物や動物の死骸などを食べるそうだ。

  

          

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「中米コスタリカの旅」(8)

2018年03月09日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ

≪「サラピキ」の私営自然保護区「ビエーラ」観光≫(1)

「サラピキ」は標高300m程の低地にあるので、結構蒸し暑かった。そこに夫婦が私設で営む自然保護区があった。
広い敷地に熱帯雲霧林さながらの自然環境を造ってあり、色々な鳥や小動物、蝶、珍しい蛙などが生息していた。

レストランと工房を兼ねた木造のロッジの横に、鳥の好きな「マンゴウ」や「スイカ」を取り付けた木があった。それを入れ替わり立ち代り小鳥が食べに来るのだ。丁度「ムナフチュウハシ」が沢山来ていた。珍しい光景だった。

  
                                    (ムナフチュウハシ?)




  (コスタリカの国鳥「パフムジツグミ」?)                  (メガネクロウタドリ)

それから、カカオの豆から「チョコレート」を作る行程を見せてくれた。
カカオの実から豆を取り出し、皮を除いて砕き、火で炒る。

 

それから磨り潰し機に何度も何度も少しずつカカオバターをかけると、しっとりとしたチョコレートの生地ができあがる。それを冷やし固めて熟成させると、チョコレートができるのだ。
ここでは本格的な摩砕機は無く、手回しのすり潰し機だった。試食したが美味しかった。

 

カカオは、北緯20度~南緯20度の地域で育つ木だそうだ。
花が咲いてからその一部が6ヵ月後に20cm程に完熟する。その実の中にパルプに包まれたカカオ豆が30~40粒入っていて、チョコレートやココアの原料となる。
歴史的には、「スペイン」が最初のカカオ豆プランテーションを「トリニダード」で始めた後、南米、インドネシア、カリブ海諸国、ブラジル、西アフリカに広めたという。
日本のチョコレートの歴史では、1871年に岩倉具視一行がフランスでチョコレート製造所を視察している。アメリカに洋菓子研究に行っていた森永製菓の創始者が、1899年東京赤坂に洋菓子製造所を造り、1918年にチョコレートの生産を始めたという。
なお、「バレンタインディー」を1936年頃日本に紹介したのは、ロシアから神戸に亡命していた「モロゾフ」だった。
今回そんなチョコレートの歴史も知る事ができた。

その後、林の中の小道を案内してくれ、幾つもの珍しい小動物類を観察させてくれた。

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「中米コスタリカの旅」(7)

2018年03月09日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ

≪「フォルトゥーナ」のホテル「カンポベルデ」の自然≫

「カバコン温泉」の後、その日は近くのリゾートホテル「カンポベルデ」に泊まった。
広い敷地に、一棟ずつ建物が分かれて建っていた。到着時刻が遅かったので、周囲の様子は分からないまま、広々とした部屋で寝た。

翌朝(4日目)、6時半ごろまだ薄暗い中外に出て、近くの「レストラン棟」(写真)に向かった。
枝に大きな黒い鳥がとまっていた。調べたら「カンムリシャクケイ」らしい。
庭には様々な熱帯の木が植えてあり、花も咲いていて実に美しかった。私の庭造りの参考にできそうなものもあった。



 

            
              (カンムリシャクケイ?)



8時にバスで約65km離れた「サラビキ」の町に移動したが、その途中で「イグアナ」がいるという街中の橋の傍でバスを降りて10分程観察した。他にも沢山の人が見ていた。
傍の住人が、付近に草食性の「イグアナ」の好物の「アボガド」と聞いた気がするが…を置いておいたら、いつの間にか住み着いて繁殖し出したのだという。
面白い話だが、私なら尾の先までなら1m近くもある大きな「イグアナ」が、付近に沢山いるのは嫌な気がした。




           
          





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「中米コスタリカの旅」(6)

2018年03月08日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ

≪コーヒー農園に立ち寄る≫

「モンテベルデ自然公園」を後に、4時間掛けて120kmはなれた「フォルトゥーナ」の町に向った。
その途中で「オリゾンテ」という小さな「コーヒー農園」に立ち寄り、傾斜している山肌と山道の両側に植えてあるコーヒーの木を見た。有機栽培をしているという。たまに残ったコーヒーの実が付いている木もあった。

山道横の木の上に「ナマケモノ」が1頭いたが、枝や葉の陰になっていて姿をはっきりと捉える事ができなかった。私が自然の中で「ナマケモノ」を見たのは初めてだった。
中南米には6種類の「ナマケモノ」がいるらしいが、その内「コスタリカ」には2種類、前足の指が2本の「フタユビナマケモノ」と3本の「ミツユビナマケモノ」だそうだ。前者は毛が薄茶色で長めで顔は白っぽいという。
この事からすると毛が長めの茶色だったので、「フタユビナマケモノ」という事になるが、顔を見られなかったので残念だった。
1日8gしか餌を食べないエコ動物だそうで、1週間に1回程度、排泄するために地上に降り、木の根元に排泄してそれを隠すらしい。1日に10時間も眠るそうだ。





          

花も実も付いている「バナナ」の木が珍しかった。旅行中、食事に「バナナ」の炒め物や揚げ物が何度か出たが、普通の甘い「バナナ」ではなく、調理用の味が無い種類なのだそうだ。
私はホットケーキに普通の「バナナ」を薄切りにして焼く。酸味が出て、味にアクセントが付く。



≪フォルトゥーナの「タバコン温泉」体験≫

バスが「フォルトゥーナ」に向う途中で「アレナル火山」と「人造湖」を見た。いつもならガスが掛かっていて、滅多に火山を見られないそうだ。



     



「タバコン温泉」は、川の上流に湧き出る温泉水が流れる川で、人の手が全く加えられない天然温泉だ。上流ほど温度が高く、下流では冷たくなる。そこに温泉リゾート施設が作られている。
(この施設の入場料はかなり高額だそうで、地元の人たちは車で来て、入場料がいらない施設から更に下流の川に入っていた。水温は下がってしまっているという)
更衣室で水着に着替えてから、温泉川の上流に行って見た。ドイツやアメリカからの観光客が沢山来ていたが、日本人は他にはいなかった。
1時間程何か所かに入ってからシャワー室に行った。どうした訳か湯が出なかったので、冷たくて頭を洗うこともできず残念だった。
添乗員がフロントに問い合わせたが、そんな筈が無いの一点張りだったそうで、とても不愉快だった。



その後、温泉のレストランでバイキング方式の夕食を食べた。焼きながら出してくれるステーキが美味しかったでお変わりをした。

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