花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

親友に会いに行く

2019年03月31日 | 高齢期の生活全般
昨日昼過ぎ、友人と待ち合わせのいつもの「回転すし店」まで車を走らせた。
土曜なのに国道は凄い車の列。年度末なんだと実感した。
1時少し前に寿司屋に入ってこれまたビックリ。40人近く待っている人がいた。
先に来ていた友人とは半年振りの再会だ。

友人は92歳の姉と88歳の兄の介護に通っていたが、手術した兄を、昨日退院させたと言っていた。
2人の介護は大変な事だろう。心なしか髪が伸びて、顔も疲れているように見えた。

私に伯母の葬儀をどうやったのかと聞かれた。自分の葬儀の参考にしたいのだそうだ。
最後は多分自分が「一人暮らし」という女性は多い。今回私が経験した「伯母の葬儀」を話した。
そして、この所何冊かの本で分かった話をした。
葬儀のやり方も心配な事だが、先ずは「孤独死」に備えて、誰に「家の鍵」を頼んでおくかが問題。
「財産相続」は、遺書を作って置く事。「葬儀や墓」の事なども、身近な人に託して置く事。「延命措置」の有無もだ。
そんな事を2時間ほど話し合って分かれた。
                             
私は、先日から家を整理していて、多く溜めすぎたと思った保存食品の幾つかを彼女に分けてあげる事にした。
「鰯の缶詰」や「レトルトご飯」「振り掛け」「茶碗蒸し」「林檎とデコボン」「チーズ類」などと、出かける前に漬けたばかりの「白菜ときゅうりの浅漬け」を紙袋3つに入れて持参し、土産代わりに渡した。
まるでいつも娘に渡すような雑多な「生活用品」だが、経済的にも余裕が無い「一人暮らし」の彼女は、喜んでくれただろうか。

最後に4月下旬に「日帰りバスツアー」への参加を誘った。珠には楽しまないと身が持たない筈だから。
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薔薇の冬囲いを解き、種蒔きを開始

2019年03月29日 | ガーデニング・家庭菜園
今日も朝起きたら一面真っ白。この三日間ほど断続的に雪が降り、気温もかなり低い。(昨日の最高気温は、2.5度だった)
そんな中、冬の間、庭に深く積もった雪の下になっても木が折れたり倒れたりしないように縄で縛り、竹を立てて木を支えていた薔薇や庭木の「冬囲い」を外す時期が来た。一昨日と昨日の二日間に分けて、合計3時間の作業をした
縛り付けてあった縄を解き、麻布を外して見たら、薔薇はもう新芽を出していた。
昨年の今日は、春の「殺菌剤」撒きをしたのだが、今年は今も雪が降っていて散布はできない。
2~3日中に晴天になるだろうか。

 

今年は、昨年同様に農園を借りていないので、狭い庭の菜園部分だけで野菜を作ることになる。
ホームセンターには大分前から春まき用の種が並ぶようになったので、早速「レタス」と「茎ブロッコリー」の種を買って来た
昨日、残っていた「培養土」を連結ポットに入れて、種を蒔いた。
外は気温が低くても、室内は暖房を入れているので20度はある。上手く発芽して生育してくれたら、近所の知人にも分けたいと思っている。
当地にもようやく春が来たようで、これからが楽しみだ。

            
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「おひとりさまの老後」を読み終えて

2019年03月27日 | 読書
(前回の記事に続いて)
たまたま他人の「孤独死」をニュースなどで知るが、現代は一人暮らしの高齢者が増えているので、本当は結構沢山あるのだろうなと思っていた。
その内何時からか、自分も「孤独死」するかも知れないと思い出していたが、その先は考えてはいなかった。

この本で上野千鶴子氏は、 「孤独死」は怖くない。「孤独死」してもなるべく早く発見されるように、対策して置く方が現実的だと書いている。本当にそうだ。

先ず、時々様子を見に来てくれる人を作って置いたり、近隣の人に異変に気づいてもらえるようにして置く事。
次に、家に入れる様に、予め鍵を渡しておく人を決めて置いて、鍵の管理をお願いする事。
絶対、自分以外の人に見られたくないものを、処分しておく事。
遺産、不動産の処分について、遺言を書いておく事。
後始末を託する人を決めたら、葬儀の形式やお骨の処理方法などを依頼して置く事。
世話になる人にその費用や謝礼を用意して置く事だという。


「死」は突然やって来るので、「孤独死」を避けようとしても難しいかも知れない。
それなら、上記の事を準備しておけば良いのだ。これなら、そんなに難しいことでは無い様に私は思う。
考えたら、伯母は大体の準備をしていた。だから私は迷わずに病院から自宅に遺体を引き取り、心を込めた簡単な「家族葬」を実施できたし、その後の年金や預貯金の処理がスムーズにできたのだと思う。
この本を入れて書架に置いてくれた市の図書館にも感謝したい。

                                    

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「四十九日」の法事から1週間

2019年03月26日 | 日記
「伯母の葬儀」から「四十九日の法事」まで、「儀式関係」の事やら「預貯金の凍結解除手続き」「未払い分の年金の処理」などで、毎日忙しい日々だった。
最後には今流行の「終活」や「相続」の記事が載っている「週刊誌」を図書館から借りて来て、伯母の死去に伴う諸手続きで漏れている事が無いかどうかをチェックした。
1つも手抜かりは無かった。「伯母の戸籍謄本がある市の市役所」に行ったり、札幌の「年金事務所」に行ったり、我ながら効率的に良くやったとホッとした。

加えて2月は、私自身の「確定申告」の手続きもあった。
前にも書いたが、伯母の「身体障害者手帳」は出したが「要介護4」の申告をしていなかった(聞かれなかったから)ので、市役所の税務課にも行って来た。
係りの人が調べてくれて、「『要介護4』を足せば障害者度は上がりますが、あなたの場合は既に控除の金額が限度まで行っているので、足しても減税額に変りはありません。」と言われて納得できた。
年金生活者なので、元々納付している今の税金が働いていた時の何分の一だから、還付される分もかなり少ないのだ。

暇になったので、図書館から本を借りて来て読書する事にした。市の図書館は、借用期間は2週間で、延長手続きをしたら更に2週間借りる事ができる。一度に借りられる冊数の制限は無いから、色々なジャンルの読みたい本を持てるだけ借りられる所が良い。
今回、先ず読んだのが「仏教」の解説本2冊だ。
中でも西条慎之介著の図解「仏の世界」が、分かり易く、興味深かった。
世界には沢山の宗教があるが、その内信者の数から言うと「キリスト教」「イスラム教」「仏教」が3大宗教になる。
3大宗教の基本的な考え方(教え)は、ほとんど変らない。ただ、「安息日」という教えは、「キリスト教」だけだという

「仏教」の考えの基本は、「無常」と「四苦八苦」だ。
「無常」とは「この世の動植物の生きとし生けるものは、全てが死ぬ。人も同じである」と言うこと
「四苦八苦」とは「人間の苦しみの種類」で、
「四苦」は「生」「老」「病」「死」に伴う基本的な苦しみ。
「八苦」は、

「愛別離苦(あいべつりく)」  … 愛する者と別離すること
「怨憎会苦(おんぞうえく)」  … 怨み憎んでいる者に会うこと
「求不得苦(ぐふとくく)」   … 求める物が得られないこと
「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」 … 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないことだ

また、仏教の教祖「釈迦」は、「死後の世界」については何も言わなかったそうだ。
質問した弟子に「帰って来たものはいないから、分からない。」といい、「そんな分からない事を考えるよりは、いかに生きるべきかを考えよ」と言ったらしい。
インドで「仏教」が誕生してから、日本に伝えられるまでに数百年かかっていて、その間に少しずつ変化していった教えや修行、作法がある。
また、日本に伝えられてからも、修行僧によって幾つかの宗派に分かれていった。
しかしどの宗派も、人生には「無常」と「四苦八苦」の苦しみがあるという基本は、ほぼ同じらしい。
これなら私にも理解できると思ったし、「仏教」に少し近づいたようにも思った。

昨日からは「上野千鶴子」著「おひとりさまの老後」を読んでいる。
今、夫婦で暮らしていようが、親子、兄弟で暮らしていようが、長寿の人は、最後は望まなくても「おひとりさま」になる可能性が高いのが現代だ。
その時に、どういう生活のあり方が良いかを著者が体験調査し、研究した内容が書いてあって、読んでいると私の考えと同じ下りがあったり、また「そうか」と参考になる部分がある。
「時々お茶を飲んだり一緒に食事をする人を、数人作っておくのが良い」という下りには「そうだな」と思って、親しい人達の顔を思い浮かべた。
本の残り半分には何が書いてあるか、楽しみだ。
                                     





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伯母の葬儀後の事(8)彼岸のお供えは「お汁粉」も「ぼた餅」も

2019年03月22日 | 高齢期の生活全般
昨日は伯母の初彼岸だったので、前日から小豆を煮て、朝、餅を入れて、伯母が好きだった「お汁粉」を作って供えた。
昼近くになったら、友人が「伯母さんが好きだったから」と言って、手作りの「ぼた餅」を沢山届けてくれた。手間が掛かるのにわざわざ作ってくれた事を考えると、実にありがたい。
両方を供えたので、伯母は驚いていると思う。昨日は、私自身も小豆を沢山食べた。
まだ「ぼた餅」が残っているので、今朝も食べる。

昨日あたりから起床時の居間の温度が16度に上がって来て、寒さを感じなくなった。確実に春がやって来たようで嬉しい。
庭の雪も、今日中には消えそうだ。
                        
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初春の片付け

2019年03月14日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
市の廃棄物収集日に合わせて、伯母の遺品に加え、家庭内の使用不可になった生活用品を処理したいと考え、やおら整理に取りかかった。

まず数年前まで外国旅行で使った大型「スーツケース」が一つ。
これは「スーツケース」としては4つ目に買った物だったが、今のに比べると大分重いので、使用していなかったものだ。
見ると2度程修理に出した痕があった。これを持って十数回旅行に行ったので、十分に元は取れたと考え、場所を取るので、使えない事は無いが中に鍵を入れて思い切って捨てることにした。

次は十数年前に買ったのと7~8年前に買い換えた2台の「プリンター」だ。
これもメーカーに修理に出した事があるが、使っているうちにまた不調になり、結局使えなくなり、昨年、3台目を新たに買い変えた。
屋内のクローゼットに置いてあったが、結局役に立たないので捨てる事にした。

また、台所の大きい「鍋」2つ「フライパン」1つ。
「鍋」の1つは、底が深くて正月の煮物などに使い勝手が良いテフロン加工の鍋だったが、表面の塗装が剥がれて底の金属が剥きだしになり安全性が気になっていたものだ。「フライパン」もテフロン加工が駄目になったものだ。
そしてもう一つの鍋は、凄く重たい「鉄製のすき焼き鍋」。肉を焼いてからタレを入れるすき焼き料理に適していたが、最近は煙が飛び散らないようにタレを煮立たせてから肉を入れる事が多いので、思い切って処分した。

さらに着なくなった私の「オーバーコート」2着、それに「伯母の衣類」などを合わせると、大量のゴミになった。
指定された袋に入れて、自宅前に置くと持って行ってくれるので助かる。

まだ使わなくなった「パソコン」もあるが、これは電気店に引き取って貰おうと思っている。
それと、クローゼットの片隅に、昔飼育していた「熱帯魚」の大きい「水槽」がまだ残っている。
時々外国へ出かけるようになってからは、「熱帯魚」の管理ができなくなって飼育を止めたのだ。
この水槽で今年は、比較的手が掛からない「金魚」を飼おうかと考え、捨てるのを止めた。ただ、最近頻発する地震を考えると、水槽を置く事に一抹の不安はあるが。
                                     
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今年の「確定申告」雑感

2019年03月08日 | 暮らしと経済・経済生活
長い間働いていた時は、事務職人が職員全員の所得税の年末調整をしてくれていた。
定年退職後、自分で確定申告をする事になってから十年以上が経った。
今までは主に支払った「医療費」と「生命保険」の掛け金分を申告して来た。
3年ほど前から、「ふるさと納税」の寄付金が加わった。
そして昨年は、伯母の「障害者認定分」も加えた。

今年も時期が来たので、先週、近くの確定申告特設会場に出向き、医療費の申告記載に取りかかった。
医療費は、保健所からの「支払い通知書」があれば、その金額を記入するだけで良くなったので、今までに比べると一覧表の作成が随分楽になった。
また、伯母の「障害者認定分」も申告した。しかし担当者からは聞かれなかったので「要介護4」の申請をするのを忘れた

そこで再び昨日、遠くなった別の地域の特設会場に行き、「「要介護4」だった事を申請しなかったけれど、申請するべきかどうか。」と担当者に尋ねた。
調べてくれたが、「もう上限枠まで控除額が入っているので、申請する必要はないです。」と言われた。
一緒に行った友人にも「要介護1」の家族がいるが、「申告書の写し」には、やはり控除の上限額が記入されていた。
このことから、結局「要介護」の認定を受けたら、段階は関係ないし、「障害者」の認定もその中に含まれる事が分かった。

それにしても申告事務をしてくれる税務職員には、「要介護に認定されている人はいませんか?」の問いかけを一言して欲しかったし、意外とこれらの事を国民は教えられていないと思った。
これらの事から、私自身、もう少し「確定申告」について勉強する必要がある様だ。

                            
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「仮性認知症」の存在を知る

2019年03月04日 | 医療・健康・食生活・衣生活
今、図書館から借りた本「認知症にならない!物忘れ外来 徹底ガイド」(日本認知症学会専門医・指導医 奥村 歩著)を読んでいる。
借りた理由は「認知症にならない!」というタイトルがあったからだ
この本で、今までの私の認識には無かった「治療できる認知症」という幾つもの病気の存在を知った。

「脳腫瘍」や「てんかん」などの「頭蓋内異常」、「脂質異常」や「不整脈」から来る「身体疾患」、「ビタミンB12・B1欠乏」や「低ナトリウム」などの「欠乏性疾患」、「甲状腺機能低下症」や「低血糖症」などからの「内分泌性疾患」、色々な「薬物」に依る「薬物性疾患」「アルコール」や「睡眠障害」「頭部外傷」「透析」なども「認知症」の原因の一つになると説明されている。
                                         
私の友人の一人に、幼い頃よりずっと六十年間、肉を一切食べない人がいた。
その人は60代に入ると間も無く「認知症」の初期症状を来たし、64歳で診断を受け、数年前より自立した生活ができなくなって施設に入所している。
その友人の事を考えると、正に豚肉などに多く含まれる「ビタミンB12・B1欠乏」から「認知症」を発症したのではないかと思われるのだ
この医師によると、早期に発見して欠乏症の治療をしていたら、もしかして「真性認知症」を発症せずに済んだかも知れないと思う。とても残念だ。
昨日、その友人と親しかった人に電話をして、このことを話した。

私達はもっとこうした「仮性認知症」の事を知るべきだと思った。そうすると普段から自分の健康生活に気をつける事ができるし、病気になった時に適切な治療を受けるべきだ。
また、身近な人の物忘れが多くなった事に気づいたら、直ぐに病院に連れて行って、その原因を探す事もできるからだ。
同時に、99歳で死ぬまで認知機能があまり低下しなかった伯母は、「基本的に健康だったから、認知症にならなかった」という事も言えるように思うのだ。
                                       
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伯母の葬儀後の事(5)刺繍のブラウスをリユーズ

2019年03月01日 | 高齢期の生活全般
1枚、見た事が無い刺繍の夏用綿ブラウスがあった。
これをどのようにるリユースするべきか色々と考えた。
刺繍部分を上手く切り取って、花瓶敷きにしようかとか、無地の布に貼りつけて、手提げ袋を作ろうかなど…
結論は、ほとんどそのままの形を維持したまま、裏側から裾以外の三箇所をぐるりと直線縫いして表に返し「食卓椅子のカバー」を作った。
そして、いつも伯母が座っていた椅子の背を覆って見た。良い感じだ。
伯母も、こんな日があるかと思って捨てられずに持ち続けていたのかも知れない。
これで元気だった時の伯母を偲ぶ事にしたい。

         

伯母の遺品の片づけは大方できたが、まだ少し残っている。
片付けながら、私自身のその時を考えさせられる。この家一杯に物があるから、片付ける人はきっと大変だろうと思う。
やはり、少しずつ始末をするべきなのだろう。
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