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読書日和

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第48回衆議院選挙 安倍晋三首相率いる現政権が勝利

2017-10-25 19:57:27 | 政治
※「衆議院選挙1 民進党の矜持とは」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙2 民進党と立憲民主党」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙3 民主党政権時と現在の経済の比較」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙4 マスコミの立ち位置」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙5 日本外交の復活」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙6 憲法九条に自衛隊を明記」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「衆議院選挙7 強引な立憲民主党持ち上げ報道」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

10月22日、第48回衆議院選挙の投票日を迎えました。
そして20時の開票開始と同時に、与党の勝利が確実との速報が出ました。
現政権は経済、外交ともに力強く復活させてくれているのでこれは嬉しかったです

自民党は単独過半数を大きく上回る情勢、さらに自民党と公明党で「憲法改正の発議(発議の後、国民投票が実施されます)」に必要な衆議院全体の3分の2の議席(310議席)をうかがう情勢とありました。
最終的に各党の議席は次のようになりました。

自民党284
立憲民主党55
希望の党50
公明党29 
共産党12 
日本維新の会11 
社民党2 
無所属22

与党の自民党と公明党を合わせた議席数は313議席となり、憲法改正の発議に必要な310議席を超えました。
さらに安倍晋三首相はこれで民主党政権に終止符を打った2012年12月の衆議院選挙以来、国政選挙5連勝になりました。
3ヶ月前の都議会議員選挙で小池百合子東京都知事の新党「都民ファースト」に敗れていただけにこの復活劇は凄く嬉しかったです

今回、衆議院解散の直前にまず小池百合子東京都知事が新党「希望の党」を作り、そこに民進党の議員が議席欲しさに希望者全員で入党しようとします。
しかし「憲法九条改正賛成、集団的自衛権賛成」の希望の党の考えに合わない議員は入党を断られたため、枝野幸男氏が代表となって新党「立憲民主党」を作ります。
立憲民主党幹部の枝野幸男代表、菅直人最高顧問、辻元清美政調会長らも、一度は民進党での「憲法九条改正反対、集団的自衛権反対」とは考えが真逆の希望の党に入ろうとしていました。

一気に新党が二つ誕生し、衆議院選挙を前に政局が慌ただしくなりました。
テレビ、新聞を中心としたマスコミは当初、希望の党を持ち上げる報道をしていましたが、希望の党の考えがマスコミの政治主張(憲法九条改正反対、集団的自衛権反対)と真逆と分かると戸惑いを見せ、立憲民主党(憲法九条改正反対、集団的自衛権反対でマスコミの政治主張と同じ)が誕生すると一気に立憲民主党持ち上げ報道に舵を切っていました。
この報道の変節と露骨な特定政党持ち上げの「偏向報道(偏った報道のこと)」はひとえに、自民党の足を引っ張りたかったということだと思います。
本来政治的に公平であるべきマスコミ、特にテレビは放送法という法律で「政治的に公平であること。」と定められており、このような偏向報道はやってはいけないことです。

慌ただしい政局とマスコミによる情報戦の中で、国民は冷静で現実的な選択をしたと思います。
私は民進党に代表される(現在は参議院民進党、希望の党、立憲民主党、無所属に分裂)、批判ばかりでまともな政策を打ち出せない人達より、経済も外交も民主党政権時代の壊滅状態から力強く復活させてくれた安倍晋三首相率いる現政権を支持します。

憲法改正の発議については、憲法改正に賛成の立場の希望の党と日本維新の会を加えると、議席数は衆議院全体の3分の2を大きく上回り、約8割に達します。
ただし私は希望の党については、代表を務める小池百合子東京都知事の政策の中身のなさに加え、民進党の議員が多数入り込んでいるため、信用できないと考えています。
議席欲しさに民進党を捨て希望の党に入党しておきながら、選挙が終わった途端に今度は思ったほど勢力を拡大できなかったことについて、小池百合子東京都知事に恨み言を言っている元民進党の議員もいるようです。
これを見て、やはり民進党の人達は自身が議員として生き残ることしか考えておらず、「義理」「節操」を持ち合わせていないのだなという印象を持ちました。
憲法改正についても、民進党時代の「憲法九条改正反対」の主張を今回の選挙を前にあっさり「賛成」に変えたくらいなので、選挙が終わった今、また「反対」に寝返る可能性も十分あると思います。
なので希望の党のことはあまりあてにせずに憲法改正の発議を目指したほうが良いと思います。

厳しい選挙戦であったにも関わらず与党で過半数を大きく超え、憲法改正の発議に必要な310議席をも超えたのは凄いことだと思います。
引き続き経済、外交、安全保障、憲法改正それぞれ力強く邁進してほしいです。