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衆議院選挙5 日本外交の復活

2017-10-14 19:34:38 | 政治
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2009年9月から2012年12月まで続いた民主党政権で、経済だけでなく日本の外交も壊滅してしまいました。
まず、鳩山由紀夫元首相が米軍普天間基地移設を巡って迷走します。
アメリカに「トラスト・ミー(私を信じなさい)」とまで言っておきながら移設先を見つけることができず、出した答えはあれだけ批判していた、自分達民主党政権でひっくり返したはずの「辺野古移設」でした。
しかし自民党が丹念に協議を重ねようやく合意に到ったものをひっくり返し、その後で「やっぱり辺野古で」という態度に沖縄が激怒し、移設問題は立ち行かなくなります。
そしてこの迷走によって日米関係が冷え込み、悪意ある諸外国からの侵略を牽制する重要な抑止力である「日米同盟」に亀裂が入ります。

これを好機と見た中国が2010年9月、尖閣諸島沖漁船衝突事件を仕掛けます。
菅直人元首相と仙谷由人元官房長官は中国の圧力に屈して犯罪者の中国人船長を釈放、さらに中国に気を使い中国船が衝突する様子を記録したビデオを国民に公開せずに隠蔽する酷い対応をしていました。
この事件以降、中国は日本固有の領土である尖閣諸島侵略への野望を露わにするようになり、領海侵犯を頻繁に繰り返すようになりました。

民主党政権の中国への弱腰ぶりを見て、今度はこれを好機と見たロシアが日本に対し露骨に横柄な態度を取るようになります。
2010年11月、メドベージェフ元大統領が日本側の反発を無視し、旧ソビエト時代以降、元首として史上初めて北方領土を訪問します。
ロシアは「北方領土はロシアの領土であり、返還するつもりはない」と強硬なことを言ってくるようになりました。
北方領土を巡る交渉が大きく後退し、またしても日本外交が大打撃を負うことになりました。

韓国は日本に対し嫌がらせの限りを尽くしました。
2012年8月、韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領が大統領として史上初めて竹島に不法上陸します。
さらに天皇陛下を侮辱する暴挙に打って出ます。
李明博元大統領に続き金星煥(キム・ソンファン)元外相も天皇陛下を侮辱しました。
この2012年8月、韓国は日本が送った親書を送り返すという外交儀礼上あり得ない非常識な行為までしていて、日本に嫌がらせをすることしか考えていない最低な国だなと思いました。


外交が壊滅してしまった状況下で再び政権交代が起き、安倍晋三首相率いる自民党政権が誕生し、日本外交の立て直しが始まります。
安倍晋三首相は2012年の総理大臣就任以来、歴代首相で最多の世界70ヶ国を訪れました。
「地球儀を俯瞰する外交」を体現しており、一つの国に複数回訪れたのを入れた「のべ訪問国数」は127にもなります。

まず民主党政権によって冷え込んでしまった日米関係を素早く立て直し、「日米同盟」も亀裂を修復します。
ロシアに対しても現在のプーチン大統領と良好な関係を築き、民主党政権時代とは違う対等な外交を行っています。
韓国に対しては、異常な反日ぶりが言い訳のできない形で世界に対して明らかになるような外交を行っています。
2015年12月の日韓合意で「慰安婦問題を最終的かつ不可逆的に解決(二度と蒸し返さないという意味)」とし、その後韓国がこの合意を無視してまた蒸し返しているため、「韓国は国家間での公式な約束を平気で破る国」だというのが日本国民全体、そして国際社会に知れ渡ることになりました。
もう韓国のことを信用して外交をする国はほとんどないのではと思います。

中国に対しては徹底した中国包囲網外交を行ってきました。
中国周辺のアジアの国々をたくさん訪れているのが印象的で、次の18ヶ国に及びます。
インド、ベトナム、タイ、インドネシア、モンゴル、ミャンマー、マレーシア、シンガポール、フィリピン、カンボジア、ラオス、バングラデシュ、スリランカ、トルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、キルギス、カザフスタン。
これらの国々の多くが日本と同じく中国の「覇権主義(力で他国の領土や領海を奪うこと)」の脅威に晒されているため、関係を強化して一緒に中国の脅威の問題に取り組むのはとても大事なことです。

また、日本、アメリカ、インド、オーストラリアの4ヶ国による「セキュリティダイヤモンド(安保ダイヤモンド)」が形成されました。
セキュリティダイヤモンドは安倍晋三首相が提唱したアジア太平洋地域の安全保障に関する構想で、日本、アメリカ(ハワイ)、インド、オーストラリアの4ヵ国によって、中国が現在進行形で侵略している南シナ海を包囲する菱型(ダイヤモンド)の防衛網を構築するというものです。
この4ヶ国の防衛協力はいくつもの国の領土や領海を奪おうとしている中国への牽制となります。


アメリカとの「日米同盟」がかつてないほど強固になっているのも印象的です。
2016年4月、広島で行われたG7外相会談にて平和記念公園に行き、G7外相が全員で原爆慰霊碑に献花をしました。
核保有国であるアメリカ、イギリス、フランスの外相が原爆慰霊碑に献花をするのは史上初のことでした。
今まではこの国々の外相は献花をしてくれておらず、これはそのまま安倍晋三首相率いる日本政府の外交力の高さを物語っています。
特に印象的だったのが岸田文雄元外務大臣とアメリカのケリー元国務長官が互いに手を添え合う場面でした。



原爆を落とした国と落とされた国の外相が、広島の平和記念公園で原爆死没者慰霊碑を前に手を添え合った歴史的な一日が、オバマ元大統領の広島訪問へとつながります。
2016年5月27日、アメリカのオバマ元大統領が広島の平和記念公園を訪問し、原爆慰霊碑に献花をしました。





史上初めて現職のアメリカ大統領が広島を訪れる歴史的な日になりました。
これは安倍晋三首相率いる日本政府だからこそ実現できたことでした。
おそらく歴史の教科書に載ることになると思います。
オバマ元大統領の広島訪問により、日米同盟は一層強固なものとなりました。

北朝鮮による拉致が明らかになってから未だ実現できていない残された拉致被害者の全員奪還も、最も実現できる可能性が高いのが安倍晋三首相率いる日本政府です。
安倍晋三首相は日本の国会議員の中で最も真剣に拉致問題に取り組んできた人です。
私は安倍晋三首相でも無理だった場合、この先拉致被害者を救出するのはかなり厳しいと見ているので、何としても救出を実現させてほしいです。


日本外交はかつてなく活発になっています。
2012年12月に首相に就任して以来の圧倒的な外交実績が示すように、安倍内閣の外交力は歴代最強なのではと思います。
この圧倒的な実績を見て、私は安倍晋三首相率いる現政権を支持します。
尖閣諸島侵略を狙う中国、ミサイル発射と核兵器開発で脅迫してくる北朝鮮という、日本が直面している国難に対し、対峙できるのは安倍晋三首相しかいないです。
活発になっている外交を生かし、他の国々と協力して国難と向き合い、日本を守っていってほしいと思います。


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