読書日和

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民主党、ピンチ

2010-07-13 23:58:10 | ウェブ日記


先日の参議院選挙で敗北した民主党。
参議院では野党が過半数を占めることになり、ねじれ国会になってしまいました。
民主党内では早くも不穏な空気になっているようで、菅総理、枝野幹事長の責任を問う声が出ているとのことです。
菅総理はその声を押さえ込むのに苦労しているらしく、落選した千葉法務大臣を引き続き留任させるなどの措置を取っています。
これは法務大臣が変わるとなるとポスト争いが起きて、それに乗じて菅総理を批判する声も高まるのを警戒してのことと推測されています。
ただ、選挙で落選した人をそのまま留まらせるのはいかがなものかと、個人的には思います。
有権者からNOを突き付けられたわけですし。
枝野幹事長はともかくとして、法務大臣のほうは変えるべきなのでは。。。
党内的には「最低でも枝野幹事長辞任」のような雰囲気が漂っていますが、今回の選挙を振り返ってみると枝野幹事長のせいで負けたわけではないので、責任をかぶるのは可哀相な気がします。
となると消費税を巡る発言で支持率を下げた菅総理が辞任するべきという理屈になるのでしょうが、これも「これ以上総理大臣がころころ変わって良いのか」という観点から見るといかがなものかと思います。
また、菅総理とは別に鳩山前総理、小沢前幹事長のときに既に民主党の支持率は大幅に下がっていました。
なので、今回の敗北を全部今の執行部のせいにするのはどうにも違和感があるんですよね…
つまるところ、誰それが悪いというのではなく、みんなで受け止めたほうが良いのではないでしょうか。
事実この10ヶ月を振り返ってみると色々な人が悪かった気がします。
近いうちに民主党全体で今回の参院選の総括をするようですから、そこで菅総理が謝罪して、党内の結束を図る以外に道はないのではと思います。
党内で争っている場合ではないはずです。
少なくとも昨年の夏には多くの国民が期待した政党なので、何とか立て直していってもらいたいと思います。