異色の映画だ。ゲイの世界を描きつつ、家族の愛情やゲイに対する偏見などをベースに人の心をうまく描いた映画だ。なんでも否定から入っちゃいけないんだと言うメッセージがこめられている。しかし、なんといってもここ数ヶ月、オダギリジョーが熱い。パッチギあたりからかなり興味深くみているが、どうしても映画の中で大きなポジションである感じがたまらない。今回は主演となっているが、ゲイ役でゲイ同士のキスシーンや、柴崎コウとのラブシーンなどかなり体当たり的なシーンでイメージ良く演じている。一方、競演の柴崎コウもゲイへの偏見から理解するまでに至る演技が良くできている。最後のオチにほのぼのとした納得感が得られるのは柴崎コウの貢献だろう。最近の邦画はかなりがんばってるぞ。
さんちゃん評価:4点(かなりいい!)
さんちゃん評価:4点(かなりいい!)
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