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さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

18 オーストラリア (2009.02.28 福島フォーラム フォーラム1)

2009-03-01 21:54:06 | 映画日記2009
二コールキッドマン、ヒュージャックマンの大自然の残るオーストラリアを舞台に英国貴族の女性とカウボーイ、そしてアボリジニの少年の絆を描いたアドベンチャー・ロマンス?らしいが・・・。

正直な感想は「美味しいものを食べてるけど、何を食べててるかわからない・・・」

と言う感じ。別につまらないわけではない。ただ、そもそも何を伝えたいか全くわからないという部分がこの映画の本筋を見たような気がする。ロマンス?アドベンチャー?絆?戦争?なんだろう。全然わからない。意味もなく3時間弱の尺のような気がしてならない。

無駄に金をかけてる。見る価値が見出せない。やっぱり「テーマ」がブレブレなんだと思う。

あまり語ることもないかな。

さんちゃん評価:2点(誰か、この映画の見方を教えてください)

17 チェンジリング (2009.02.28 福島フォーラム フォーラム6)

2009-03-01 21:14:23 | 映画日記2009
アンジェリーナ・ジョリー主演の行方不明になった息子とすり替えられた息子、警察との戦いなど様々な葛藤の中で生きた女性の実話に基づいた映画。

仕事に出かけている時間帯に行方不明になった息子。数日後に現れた息子はまったくの別人。そこからこの映画は母親と警察との戦いの日々を描くことになる。
明確に違う現れた息子なのに、警察は疑いどころか母親を精神異常者に仕立てあげてしまう。見てる側がかなり腹立たしく感じてくる・・・。しかし、母親が精神病院に入れられた事に対する支援者の活動や、別件で行方不明だった少年が突然帰ってきたことによって、自体は一転。

見る側はイライラするが徐々に謎が解けていくとかなり快感を感じるという、うまくできた映画だ。

後半、どう展開するかは、いえないが、そうかだよなぁ~と思える状況になってるだけに最後まで見て、「よかった」と思える。

なかなかいい映画だったと思えた。

さんちゃん評価:5点(アンジェリーナ嬢は嫌いだが・・・)

16 マンマ・ミーア! (2009.02.21 福島フォーラム フォーラム3)

2009-02-22 10:38:39 | 映画日記2009
アバのヒット曲を隅々にまで配したポップミュージカル。
明るいアバの曲がここまでも並んでいると、アバが嫌いでも気持ちがよく、懐かしく感じられると言うところが、この映画の重要なポイントになっいる。

内容は、父親を知らない娘が自分自身の結婚式に父親らしき3人の男性に招待状を出し、3人とも現れてハチャメチャになると言うコメディ色の濃い楽しいミュージカルになっている。

ま、やっぱりメリルストリープが結構笑わせてくれるところがなんともいい感じ。昔からの親友3人組がそれぞれのキャラクターを十二分に発揮して笑わせてくれる。

しかしなぁ~アバが好きじゃないから、それがちょっとキツイ。アバが好きなら文句はないのだろうが、でも、あまりに明るい曲ばかりで、作品自体も脳天気な感じはぬぐえない。そういう意味では個人的に「アクロスザユニバース」の方がメッセージ色も強く、ビートルズなんでよかったかな?と言う感じ。

ま、でも、見て楽しめる映画ではある。

さんちゃん評価:3点(アバをどう感じるかがキーポイントかなぁ~)

15 7つの贈り物 (2009.02.21 福島フォーラム フォーラム2)

2009-02-22 10:15:06 | 映画日記2009
ウィルスミス主演の感動ストーリー・・・と言うのは、最後にならないと分からない。最後の15分で、そこまでの1時間半の意味が解明されるものだが、その1時間半が思いっきり面白くない。退屈だ。サスペンス映画のようにハラハラドキドキするのであれば1時間半も楽しめるのだろうが、この映画の1時間半はかなり見ていて辛い。退屈な時間が過ぎていくだけだ。途中退場しても仕方が無い。

最後の15分で全てが分かるようになっていて、その場面では涙が止まらない映画ではあるが、やっぱり1時間半がしっくりこない。わざわざ最後にネタバラシを持ってくる意味があるのだろうか?映画全体を見渡すと、どうしても納得がいかなくなる。
最初から最後まで楽しませる映画を作ってもらいたい。こんな映画を作るからハリウッドは終わってるって言われるんだよな。

ストーリーは満点だが、映画は0点だな。

さんちゃん評価:1点(ストーリーだけ評価しましょう)

14 その日のまえに (2009.02.21 福島フォーラム フォーラム2)

2009-02-22 09:44:26 | 映画日記2009
ウンナン南原と永作博美共演のヒューマンドラマ。
永作が死を宣告されてから、二人で歩む懐かしい道。
「人」も「町」もどんどん変わっていく普通の事が特別のように思い感じられるそんな生き方はなかなか出来ない。死に直面すると視野が変わること、周りの人の思いも変わっていくこと、イロイロな変化を上手く描いている。

しかし、やっぱり、永作ですなぁ~。彼女の表情は映画をキリッとしてくれるような感じがします。まあ、きっと贔屓目でしょうが。それでも、彼女が出演する映画には期待を持ちたくなる、今回もそんな映画だった。

ナンチャンの夫役にちょっと疑問はあったが、作品のよさ、流させてくれる涙の方が重要に感じたのでここでは目をつぶることにしよう。

こういう映画はたまには見直したいなぁ~と思える作品だ。かなり満足しましたね。

さんちゃん評価:4.5点(ナンチャンがもう少しよければ5点かな)

13 その土曜日、7時58分 (2009.02.11 福島フォーラム フォーラム4)

2009-02-16 07:59:51 | 映画日記2009
金に困った兄弟が強盗する計画を立てたのが、自分の親の宝飾品店。計画が実行されるが、失敗する。実際に強盗に入るのが次男の知り合い…。

話は失敗した強盗の行く末を描いている。

ミスを隠し、いかに警察に疑われないために更に罪を犯していく…。最期は最初に手を出さなかった兄が関係する人間を銃殺していく…

全編を通して緊迫感があり、みる側もその場での目撃者になった気分で、また仲間で強盗に入った気分にもなれる。なかなかの佳作になってる。

まぁ、強いて言えば、この兄弟の兄貴が何もせず気にかかる。で、困ったら人殺し…。短絡的過ぎるなぁ~。ま、それが犯罪者かなぁ~。

作品的には良かった

さんちゃん評価:4点(人は簡単に犯罪者になるだろいか…)

12 ヘブンズ・ドア (2009.02.11 福島フォーラム フォーラム1)

2009-02-16 07:38:37 | 映画日記2009
長瀬智也主演のちょっとしたロードムービー。

脳腫瘍で余命短いコトを知った男が末期ガンでも前向きに生きる少女との最期の想い出に海に出かける話。

車を盗み、車には拳銃、金がなくガソリンスタンドを襲撃、次第に海に行くコトより逃亡を強いられる。車の中で隠された大金を発見したあたりから謎の人間から命を狙われ…

なかなか面白く良く出来ていたなぁ~と。ロードムービーに必要なのは仕掛けだと。見る側を飽きさせないような仕掛け。まぁ、脳腫瘍と言う病を抱えているので困ったら発作を起こせば中継ぎくらいには成るので、作る側の戦略の勝利だな。

まぁ、楽しいロードムービーで最後にホロッとさせてくれるいい作品だったかと。

さんちゃん評価:3.5点(長瀬の魅力に頼り過ぎてる気もするぞ)

11 あぁ、結婚生活 (2009.02.11 福島フォーラム フォーラム2)

2009-02-13 06:43:59 | 映画日記2009
浮気をする男性。妻は自分が居ないとダメだと思い込む。その妻も自分が居ないと旦那はダメだと言いながら浮気する。

二人とも別れを切り出せない。

そして映画はうだうだ浮気の話が淡々と続く…。テンポ悪くてかなり鬱陶しい。途中で抜け出したい。

私が独身だから分からない?でも、そんなん映画として成り立ってないでしょう。分からないことも解らせる、それが映画の楽しいところの筈なんだけど…。

ま、結果は若い愛人女性は親友に寝取られ元のサヤに戻ると言う何のギミックもなく…そりゃ、眠くもなるよ。

さんちゃん評価:1点(作り方次第で面白くなるはず)

10 007/慰めの報酬 (2009.02.07 福島フォーラム フォーラム1)

2009-02-09 00:01:14 | 映画日記2009
ダニエル・クレイグになって2作目の007だ。ワイルドさやアクションなどは、ショーン・コネリーよりも十分に勝っている。そういう感覚で見るとダニエルこそジェームズ・ボンドで、実は原作を読んだ方に言わせるとダニエルがボンドに一番近いイメージがあるそうだ。

以前、愛した女性の死が実はイロイロなことと密接に関係して・・・というストーリーだが、ちょっと手が込んでいて、007っぽくないと言う問題が露呈してしまっている。もっと分かりやすいから楽しい007だったんだがなぁ~と言う感想だ。
そういう意味で、アクションOK、ストーリーOKの前作の方が良かったかなぁ~と思った。

ミッションの遂行と復讐への思い・・・映画はそのまま後半戦に・・・。後半は一段と激しいアクションの連発で、内容もどうでもよくなってくる。(だから、手の込んだ話の展開は要らないんだがな・・・)

007としては十分に楽しめるからいいんじゃないかと。

さんちゃん評価:3点(もっとストーリーを分かりやすく!)

09 誰も守ってくれない (2009.02.07 福島フォーラム フォーラム5)

2009-02-08 23:52:12 | 映画日記2009
佐藤浩市・志田未来が共演する、殺人容疑者を家族に持ってしまった「容疑者家族の保護」と言う微妙な問題を扱った作品。

内容は「容疑者家族の保護」にフォーカスしているが、それよりも現状のネット社会の恐ろしさを明確に伝えているような気がした。奇しくもちょうどニュースでは芸能人のBlogが炎上して書き込みをした人間が書類送検されるニュースが入って来る昨今、かなりシビアな作品のように思えた。

文字の暴力、写真の暴力・・・個人情報の保護、様々な問題が解決されないままに、インターネットが生活の一部に定着してしまっている現代には大きな問題提起になるんだと思う。

そういう違った視点がこの映画には色濃くでてきる。当然、税金で殺人者の家族を守るのはどう言うことなのかという問題も投げかけてくる。ただ、実は、それも現在では被害者になってしまっている現状も僕らは意識しなければならないんだと、この映画は伝えている。

一見の価値は十分にあった。

さんちゃん評価:4点(自分も気をつけないと・・・簡単に加害者にも被害者にもなるんだと・・・)

08 わが教え子、ヒトラー (2009.02.07 福島フォーラム フォーラム6)

2009-02-08 23:39:55 | 映画日記2009
ヒトラーは、かなりの鬱病に悩まされており、5日後に控えている演説までに鬱病を回復させて演説までを成功させると言う命題を背負わせられた収容所から移送されてきたユダヤ人俳優の苦悩や葛藤を描いたフィクション映画。これが旨い具合にユーモアたっぷりで見るが側を楽しませくれる。

ユダヤ人を迫害してきたヒトラーが実はユダヤ人に教えを乞うていたと言う設定がなんとも無理があるだけに面白い。うそぉ~と思うところにこの映画の本当の面白さが隠されているような気がする。このユダヤ人もヒトラーを殺そうと試みるが結局は出来ない。そして最後は・・・そう来るかぁ~と言う結末もなんか納得が行くだけに、本当に嘘なのかなぁ~と思ってしまう。しかし、孤独だったというのは事実なのかも知れないな。

しかし、残念な事に、この映画の主演でユダヤ人俳優を演じていたウルリッヒ・ミューレは53歳の若さで胃がんで他界している。この作品が遺作になった。
とても残念だ。それだけ良い俳優だったように感じる。

さんちゃん評価:4点(話がうまくできていて、映画の面白さがある)

07 俺たちダンクシューター (2009.02.05 福島フォーラム フォーラム2)

2009-02-08 23:11:50 | 映画日記2009
パフォーマンス優先のプロバスケットリーグが昔本当にあったらしいが、そのリーグがNBAに合併する中で生き残りを掛けて奮闘すると言う、コメディ映画。

そもそも、パフォーマンス優先だから強くない。ダメダメチームで魅せるものもなく、観客も身内程度しかいない。そんな状況の中、リーグ運営が苦しい中でのNBAとの合併。当然、全チームがNBAに行けるわけではない。でも、可笑しい事に、プレーのほか、パフォーマンスも鍛えると言う訳のわからない方向へ・・・。笑いが止まらない。

主演はウィル・フィレルというオースティン・パワーズでは有名らしい。
とぼけた役どころがこの映画には思いっきりはまって面白かった。

ただ、全然ストーリーとは関係がないが、女優モーラ・ティアニーが個人的に思いっきり気になった。ERなんかにも出ている女優で美人という感じでもないが、安心感を抱けるキャラに思えた。そんな女優を意識できただけでも、メッケものかもしれない。そこは満足。

さんちゃん評価:3点(お金払ってまで見る映画でもないな)

06 20世紀少年 -第2章- (2009.02.01 福島フォーラム フォーラム2)

2009-02-02 07:48:54 | 映画日記2009
話題の映画の2作目。今回は姪が主役で唐沢なんかはちょっとしか登場しない。トヨエツがかなり重要な作品になってる。

まず、さんちゃんの前提だが、原作を知らずに、前作も映画館でみている。と言う立場だ。

まぁ、しかし、上手く作ってるなぁ~と言うのが率直な感想だ。

前作から十数年後、姪が高校生。世の中も「ともだち」に支配された世界。今回も「ともだち」を巡って色々なことが起こるところは、前作と同じだ。ただ、前作の様な巨大なモノが現れるようなギミックではなく、支配者だからこその圧迫感と言う感じで攻めてくる。組織の怖さ、独裁者の怖さなど感慨深い。

たた、見終わって思うことは、早く次作が見たくなることだ。次作で完結するがどこが落とし処なんだろう~。

こんなにさんちゃんの心を奪う映画はすごいかも。

さんちゃん評価:4点(次回の評価がこの作品の評価だな)

05 かけひきは、恋のはじまり (2009.01.29 福島フォーラム フォーラム6)

2009-01-31 17:35:40 | 映画日記2009
ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガーのラブコメらしい。しかし、話の内容はラブストーリーと言うよりも、アメリカンフットボウルをベースにした人間模様と言う感じが強い。まあ、当然、ラブストーリーもあるが・・・。

まだ、アメリカンフットボールがアメリカ国内でも定着していなかった頃の話、プレイヤーとしてはそろそろピークも越えた選手の若手相手での葛藤や美人新聞記者との恋や、なかなか見る側を楽しませる内容になっている。ちゃんとフックのきいたギャグも満載で十分に満足。まぁ、でも、ジョージとレニーのキャストがうまくはまっていた事がこの映画の勝因だろう。

ちょい古のアメリカを描いたところがとても心地もいい。こんな映画をもっと見たいなぁ~と思った。

さんちゃん評価:4点(満足満足)

04 252 -生存者あり- (2009.01.10 福島フォーラム フォーラム4)

2009-01-11 12:17:31 | 映画日記2009
伊藤英明主演、日本ではちょっと珍しい、パニックヒューマンドラマ。
まあ、「海猿」を見てる方にはそう違いもない映画になっているのかもしれないが、さんちゃんは「海猿」を見てないので、なんとも語れないところ。

内容は、異常気象による影響で東京に台風が直撃、東京湾からの津波で東京がパニックを起こすと言うもの。その中で旧新橋駅に逃げ込んで閉じ込められた男性3人、女性1人、子供1人のパニックを描いた映画。

しかし・・・序盤の東京でのパニックシーンがやっぱりなじめなかった。まあ、さんちゃん自身がパニック映画が好きじゃないから仕方ないのかもしれないが、あまりに「作り物」と分かりやすく、ガッカリ感充満だ。

しかしなぁ~、山田孝之は"ヤッパリ"アツかった。そこに居るだけでアツい。うっとおしい位に・・・。反面、キムはいつも通りいい感じで演じていた。ちょっとボケたオッサンという感じで、彼の存在はかなり見る側に安堵感を与えてくれる。

さて、作品全体の評価だが・・・やっぱり、なんか面白くない。ものたりない。ただ、きっとそうだろうと思って全く期待しないで見に行ったら、結構はまった。まあ、はまったからいい映画ではないと言う良い例だろうな。

やっぱ、どう言う意識で見るかによって評価は変わるんだろうな。

さんちゃん評価:2点(標準作まで届かないな。やっぱ、日本の作るパニック映画はNGだな)