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さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

63 いけちゃんとぼく (2009.09.05 福島フォーラム フォーラム3)

2009-09-05 23:47:03 | 映画日記2009
意味もわからない、「ぼく」にしかみえない「いけちゃん」と過ごす、毎日を描くドラマ。実はいけちゃんとは・・・それを知ってしまうと、エンディングにもうひとつ描いて欲しかったな。「ぼく」と「いけちゃん」の出会いシーン。それで終わりにして欲しかった。

しかし・・・何の説明もなく最初から登場する「いけちゃん」、かなりイタイ。そういう意味で、イントロダクションは何か欲しかったな。で、最初が最初なんで段々うっとおしくなってくる。早く、意味を伝えてくれよ。お前は誰なんだよ!って感じ。

まあ、後半でその謎は解けるが、そこまでがやっぱりつらい。

個人的にはわざわざ時間使ってまで見る映画じゃないなって言う感じだな。

さんちゃん評価:2点(かったるい)

62 クヌート (2009.09.05 福島フォーラム フォーラム6)

2009-09-05 23:03:22 | 映画日記2009
ベルリンの動物園で母親から見捨てられたホッキョクグマの赤ちゃんを育てていくドキュメンタリー映画。いわば、テレビ番組で以前あった「野生の王国」と言ったところだ。
この映画が良く出来ているのは、クヌートの成長だけでなく、北極圏で暮らす母親と3匹で自然に立ち向かうホッキョクグマの家族とロシア・ベラルーシの母親を失った二匹のヒグマの子供。そのそれぞれとの対比を描きながら、自然の厳しさを伝えるという、色々と考えさせられる作品になっている。

当然、動物園で育てられると、自然の厳しさを知ることなく生きていけるが、普通に親から教わる生活で必要な術を、親の居ない状況で覚えていけるものなのか、同じホッキョクグマの居るエリアでほかの熊と暮らしていけるのか・・・そこがテーマになる。

そんな現実を目の当たりにすると、自然というのは良く出来ているんだな。長年の地球上の摂理なんだなと言う思いにかられていく。

たまにはこんなドキュメンタリーもいいもんだ。

クヌートの育ての親、トーマス・デルフライン(享年44歳)のご冥福をお祈りします。

さんちゃん評価:4点(じっくり堪能できます)

61 アンティーク -西洋骨董洋菓子店- (2009.09.05 福島フォーラム フォーラム6)

2009-09-05 22:14:58 | 映画日記2009
一見すると青春ドラマ的なんだが、後半はスリリングなサスペンス。
そもそも、日本で書かれた漫画のようで、日本ではドラマ化までされている。

昨年11月、前もって知識を入れずに見た「言えない秘密」のような感覚で、見てきた。あの時と全然違ったのは、人の数だった。今日は、結構お客さんが多くてビックリした。(ドラマ化されてたから?有名なキャスト目当て?どっちかなぁ~?)

場面設定が、ケーキ屋でケーキの話やらゲイの話やらで、複雑ではあるがそんなに入り組んでいないから見易さはある。楽しい反面、ハラハラする場面など、映画として思いっきり楽しめる。キャストもルックスと役どころがうまくマッチしているところも好感もてる。良く出来た1作品だと思えた。
ただ、欲を言えば、ゲイな場面はそんなに出して欲しくはなかったな。ま、仕方ないところかもしれんが・・・。

ぜひとも見て損はない映画だと思う。

さんちゃん評価:4.5点(ベッドシーン・・・あれ、いらないだろ?)

60 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 (2009.08.29 福島フォーラム フォーラム5)

2009-08-30 19:31:01 | 映画日記2009
シリーズ三作目であり、最終作。
これまでの二作は、さんちゃん的には十分期待にこたえるものであった。
で、そんな二作に続く完結編を期待しない訳がない。

当然、見る前は「ともだち」は誰なのか、その戦いの結末はどうなるのか・・・。
そもそもなぜ「ともだち」はそうなったのか・・・。と言うところを期待しちゃうわけだ。

どの疑問にもちゃんと答えてくれているが、そう落とすかぁ~と言う感覚が強い。まあ、ちゃんと納得はさせてくれるので、いいのだが、もう少しストーリーの中に前フリはほしかったかなぁ~。かなりの唐突感があるような気がする。とは言え、その後の説明に関しては十分に納得。

まぁ~でも、この三部作、トヨエツが思いっきりカッコ良かったな。かれが一番得をしたんじゃないかと思うくらいの活躍だったと思う。

で、最後、謎解きシーンではあの有名な彼が登場。
フーン、そんな話があったんだ。そっかぁ~と、「20th Century Boty」を聞きながらいい感じに浸れるかな。

さんちゃん評価:4点(もっと前フリがほしい)

59 G.I.ジョー (2009.08.15 福島フォーラム フォーラム1)

2009-08-16 15:40:44 | 映画日記2009
人気フィギュアから派生したドラマを映画化したもの。
映画のコピーに「この戦い、かなり刺激的」とあるが、作品を見るとわかるが本当に刺激的だ。あまりに刺激的で嬉しいのか笑いもちゃんととってくれてる。

G.I.ジョーとコブラなる組織の戦いだが、普段のキャラクターはキャストの問題もあるが、代わり映えしないものだが、G.I.ジョーは専用のモビルスーツを着ることで思いっきり「らしい」姿にもなるし、技もすごい。一気に、映画も迫力あるものになっていく。

しかし、加えて、この映画を面白くさせているのが、因縁の関係がいくつかあるということだろう。無駄な説明かなぁ~と思う部分もないこともないが、でも、その部分が映画に厚みを設けているのは確かで、その因縁は映画を見て確認をしてほしい。

さて、問題の何でも食べつくしてしまう「ナノマイト」だが、キアヌリーブスの映画にも同じようなモノが登場してたぞ。パクリじゃないか?

とは言え、暑い暑い夏休みに見るには持って来いな内容・映像になっている。トランスフォーマーなど好きな方には十分に納得できる内容になっている。

しかしなぁ~、大統領、怪しいよなぁ~。

さんちゃん評価:4点(アクションが刺激的)

58 ボルト (2009.08.15 福島フォーラム フォーラム4)

2009-08-16 15:01:22 | 映画日記2009
HACHI、ナイトミュージアムに引き続き、映画館都合で日本語吹き替え版のみの上映。まあ、こちらは子供対象になるので致し方ないところか。

話は、映画に出演している犬が俗世間から隔離されているが為に、映画の世界が現実であり、大きな勘違いを起こしている犬のおもしろおかしい、連れ去られたと思い込んでる飼い主ベニーを救出する旅に出る映画。

映画の中でのボルトはスーパーパワーを持ち合わせているのだが、実はそんなものは映画の作りモノであり、徐々にその現実を知る事になり、意気消沈しながらも仲間に励まされ、助けに行くが・・・。

まあ、夏休みの数多くの映画の中で子供とともに見るにも、大人が見るにしても、なかなか良く出来ていると思った。
一応、吹き替え版の評価をしておくと、ハムスターのライノをやっている天野くんだ。かなりの活躍に思えた。

と、いうことで、話のラストはグッとくるように出来ているので、一応、手ごたえのある作品になっている。今日の1本目に比べたら雲泥の差だが、だからと言ってオススメ出来るほど手ごたえのある映画ではないな。

さんちゃん評価:3点(あまり深くないので、何も残らないかな)

57 そんな彼なら捨てちゃえば? (2009.08.15 福島フォーラム フォーラム4)

2009-08-16 14:27:31 | 映画日記2009
恋愛に悩み、男の言動に悩む女性の姿を描いた作品だが・・・ハッキリ言って役者に金をかけて過ぎで、大事な作品自身がおざなりになっている。と、言うか、一流の役者が数多く出ているせいで、そのためのカット割が必要で、見ている側はめまぐるしく場面がチェンジする事に違和感を感じて疲れてしまうという情けない状況が展開される。

ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、ケビン・コノリー、スカーレット・ヨハンソン・・・いやいや、こんなに使っちゃいかんぜよ。でも、今回のスカーレット・ヨハンソンは水着着ずにプールに入るが・・・。いまいちだった。ドリュー・バリモアは、彼女である必要がなかったし、この面々の中ではあまり生きないな。(製作総指揮と言う立場らしいが、わざと死に役なのかなぁ~)で、この中で得をしてたのはジニファー・グットウィンかなぁ~。役はいい役ではないけど、それも印象的に感じられるところで、Misonoに似たルックスも印象的だ。

結局、話も筋書き通りと言うか、何のギミックもなくなんとなく思ったとおりに終わってしまうところを見ると、映画としては疑問の残る作品になっちゃったなって言う感じだし、所詮、仲良しの俳優仲間がやりたい事しました的にしか感じられない。

さんちゃん評価:1点(まあ、女優人よりどりみどりなカタログ映画だな)

56 山形スクリーム (2009.08.13 福島フォーラム フォーラム3)

2009-08-14 06:45:34 | 映画日記2009
竹中直人が監督のコメディホラー映画という表現が正解か?

歴史研究部という女子高生4人と担当の女性先生が訪れた山形の奥地の村で、とある祠(ほこら)を倒したことをキッカケに落ち武者が蘇り、復讐のために村人を殺す場面に出会っていまうが、一人の女子高生が落ち武者に惚れられてしまい、話は複雑怪奇な方向に行ってしまうと言う抱腹絶倒な映画。

だが、上の様に書いて見るとバレてしまうが、Vシネレベルを超えていない。わざわざ映画じゃなくともVシネでOKではないか?と思わざるを得ない。

と、言うのも、なぜか、落ち武者の殺された村民はなぜかゾンビのようになり、「ギョイ、ギョイ、ギョイ、ギョイ・・・」と怪しくうごめいている。そのゾンビと戦う女子高生もなかなか面白いが所詮、そんなレベル。

どう評価していいのかわからないが、ただひとつ言うなら、竹中ワールドはちゃんとココにはあって、竹中ワールドを堪能するには思いっきりOKだ。

ま、わざわざ映画館で見る映画かなぁ~と思った。

さんちゃん評価:3点(並?かなぁ~。まあ、不思議な映画ではあるな)

55 ナイトミュージアム2 (2009.08.13 福島フォーラム フォーラム4)

2009-08-14 06:19:50 | 映画日記2009
夜になると謎の石版の力によって色々なモノが動き出す博物館を舞台にした抱腹絶倒な映画の二作目。

まあ、前作でおおむねのキャラクター設定が出来ているので、二作目にいい感じに引き継いだ上に、中途半端な悪のキャラクターが新たに登場して、今回の作品に大きなインパクトが与えられている。それがまた、笑いを誘発させているところが何ともおいしい。

当然、二作目なので、人形などが動くことへのインパクトがないので、非常にマイナスで厳しい状態からスタートになるのだが、まず、舞台が変わったこと、それによって、色々な登場人物をつくり出すことが出来たこと、ヒトでなくとも動き出すキャラクターをつくり出したことなど、+αがしっかりしている事で成功を収める事だろう。

ただし、この作品も福島では日本語吹き替え版のみに上映になっていた。大きな失敗だと言うことを感じてほしいな。日本語吹き替え版が好きなヒトもいるが、感情が違って感じられる部分もあり、感心もできないな。

さんちゃん評価:4点(日本語吹き替えで-0.5点)

54 HACHI 約束の犬 (2009.08.08 福島フォーラム フォーラム2)

2009-08-09 10:53:43 | 映画日記2009
日本人なら誰でも知っている「忠犬ハチ公」の忠犬ぶりを思いっきり描いた作品。

作品の責任ではなく、配給会社や映画館側の責任だと思うが、最近、何でも吹き替え版で上映されて字幕スーパー版を上映しないと言うパターンが多くなったが、完全に失敗だと思う。リチャード・ギアの「ハチィ~」と言う声を想像するのだが、北大路の声を聞いてガッカリする・・・。

作品自身は、ご存知の通り、駅に迎えにいくハチの姿がうまく描いているし、主人と犬との係わり合いがなんともいい感じに描かれている。
そして、主人のいなくなったハチは帰ることのない駅に迎えに出るが、見る側の涙しか出てこない。

映画最後には、実際のハチのことが紹介され、渋谷の銅像まで出てくることは、ハリウッドではハチが話題になってくれるといいな。

あまりに悲しくて後半の涙はぜんぜん止まらない。こんな映画をたまに見て心表れる気分になるのは重要かな。

DVDでまた見る事にしよう。今度こそは字幕スーパー版で。
リチャード・ギアの「ハチィ~」のセリフを堪能することにしよう。

※急遽、行きつけの映画館でも、8/29から字幕スーパー版上映決定!

53 おと な り (2009.08.06 福島フォーラム フォーラム5)

2009-08-09 10:29:28 | 映画日記2009
薄い壁をはさんだアパートの隣の住人の発する音をふと思うと恋しくなっている、微妙な心の動きを描いたヒューマンな映画だが・・・ちょっと臭いが、なんとも言えない方向に・・・。後半ドキドキしつつ映画は最後を迎える。

岡田君は以前からいい感じの役者にあるのかなぁ~と思っていたので、今回も同じように感じることが出来て良かったが、問題は麻生久美子だ。パッと見た目は冷たい感じもするが、実は奥行きがあるんだなぁ~とこの映画を見て思った。少し、これまでのイメージと違ったかな。それが良かったかもしれない。

そして、前述の通り後半が肝ではあるが、ちょっと反則かなぁ~と思いつつどっぷりはまれるから映画としては十分なのかもしれない。こういうハラハラドキドキはウェルカムかな。

ま、結局、よかったぁ~と思えるので気持ちもハッピーでいられるのでいいかな。エンドロールは、音声だけ聞こえるが、それが何ともいい感じだった。

さんちゃん評価:4点(まあ、臭いが満足した)

52 アマルフィ (2009.07.25 福島フォーラム フォーラム3)

2009-07-26 00:58:58 | 映画日記2009
織田裕二と福山雅治が競演することで話題になっている作品。
でも、競演はしているけど、果たしてその意味は?と疑問しかない。
そもそも福山の役所があまり重要じゃないから、むりくりに話題づくりに競演させたと言うだけに感じる。

映画は、日本人旅行者の娘が誘拐され、それを解決しようとすると、話は一気に大きな話になって・・・。って言う部分に無理はあるが・・・。

ま、でも、意外に楽しめたと思うかな。期待感がない分楽しめたのだろう。

ただ、映画のレベルではないなぁ~。イタリアでのロケが映画ならでわかもしれないけど、内容的にはテレビドラマ以上のものではない。

しかし・・・織田裕二が出てくると安心するようになってる自分がいたね。
今回も織田裕二に安心感もってみていた。
さぁさぁ、「踊る」つくろうよ。

さんちゃん評価:3点(良くも悪くも、「踊る」の期待も込めて)

51 ハリーポッターと謎のプリンス (2009.07.18 福島フォーラム フォーラム4)

2009-07-20 20:48:49 | 映画日記2009
既に何作目かわからなくなっているが、おなじみのハリポタの最新作。
基本的に魔法をベースに扱っているので、何が起ころうと珍しくないと思うようになってかなりたつので、かなり変わったギミックがなければ、「おっ!」とは思えなくなっているので、そういう意味で厳しいかもしれない。

これまでのシリーズはある意味「学園もの」なので、かなり話も限定されてくるが、今回の作品は、今後の展開をエッセンスとして取り入れたハザマにいる作品であり、それが逆に中途半端さを感じさせるものになっている。

正直なところ「2時間40分のネタフリはかなりキツイ!」と言った感じだ。
この1本の中での起承転結もあるのだが、かなり次の作品への"ツナギ"を意識しすぎて面白さに欠けている。

来年秋、再来年夏に公開される2部作でかなりの局面を迎えるんだと言う感じがちゃんと伝えているから、それはそれでいいんだろうな。
ま、招待券でみたんでまあ、よかろう。

さんちゃん評価:3点(可もなく不可もなく・・・かなぁ)

50 エイアンvsモンスター (2009.07.11 福島フォーラム フォーラム

2009-07-15 09:28:19 | 映画日記2009
かなり迷走してる様に感じる。
地球上にいるモンスターが地球に攻めてくるエイリアンと戦う…その設定から迷走っぷりが伺える。
モンスターズインクは夢が多くて好きなんだか、この映画は夢があってもワクワクしないと言うか、しっくり来ない。

キャラが弱い訳でもないが、日本語吹き替えが良くないのかも知れないな。

ある程度の面白さを見つけることが出来るが、わざわざ見に行くほどのものじゃない。


さんちゃん評価:2点(ちょっとねぇ~)

49 ノウイング (2009.07.11 福島フォーラム フォーラム3)

2009-07-13 19:40:52 | 映画日記2009
ニコラス・ケイジ主演のSFファンタジーサスペンスと言う感じだろうか。非常に修飾が難しい。

映画は小学生がタイムカプセルを埋めるシーンからスタートするが一人の少女が乱数表の様な紙一杯にかかれた数字の並びで、50年後に開けられたタイムカプセルのその手紙、息子のもとに手渡される。

その意味するものは何か?
選ばれし者とは何か?
人類の最期とはどういう事か?

まぁ、ある意味、有らぬ方向に行ってしまうが、なんか『A.I.』を思い出してしまった。

何故だろう:-p

まぁ、アリって言えばアリなんだろうけど…そうかなぁ~って感じがする。納得は出来ないけど、時間潰し程度。オススメ出来ない。

さんちゃん評価:2点(楽しくないもんなぁ~)