湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

重い面白いハンドブック

2015-08-21 18:39:50 | 湘南ライナーで読む


シゴトの関係で(笑)、なぜか手にした「記者ハンドブック」(共同通信社刊1800円+税)。
新聞記事というものが、一定のルールに従っていることがよくわかる本だ。
そういえば、新聞を読んでいて「えっ?」と思うことがあるけど、なるほどそういうことなのかと納得。
例えば、「テイクアウト」は「テークアウト」
「メイン」は「メーン」とのこと。
これはいつも迷ってたけど、新聞では「プレーヤー」で「プレイヤー」ではないそうだ。従って「プレイボーイ」じゃなく「プレーボーイ」である。

数字の表記も、漢字だったり、数字だったりと面白い。
ただ、「1人前」の例がなぜ「ギョーザ」だったのかは不明。
ちなみに、この「ギョーザ」も「ギョウザ」ではない。試しにキーボードを打ってみると、いずれもちゃんと「餃子」と変換された。

酢豚丼

2015-08-20 20:58:58 | B食の道


「酢豚丼」である。
ここのところお気に入りで、週イチくらいのペースでお願いしている。
そう、我が家の料理なのだ。

小ネギが山盛りだが、その下の豚肉は大好きな豚バラ。しゃぶしゃぶ用に薄くスライスされているやつだ。僕はぺらぺら肉と読んでいる。
薄ければ薄いほど、脂が多ければ多いほどよい(笑)。
この肉にどのような味付けが施されているかは不明。ちゃんと聞いたことがないんだけど、たぶん普通の豚丼のシンプルな味付けだと思う。

で、なんでこれが「酢豚丼」なのかというと、実は豚肉の下のご飯が、酢飯なのである。
だから、正確には「酢飯豚丼」なんだけど(笑)。

まだ、これで終わりではないところが味噌醤油味の素なのだ。
このぺらぺら肉に、た~っぷりわさびを付けて食すのである。

これがですね、実にさっぱりといただける。
味が少し薄いかなと思ったら、さらに味ぽんをぐるりとやると、またうまさ倍増。

こんなレシピ、どこかに出ていたのかなぁ。ちゃんと聞いたことがないのでよくわからないけど。
ま、とにかくさっぱりとうまい。脂身が嫌いな息子も、これだと気にせずイケルというのだから不思議。

とびきりのB食は我が家にあった。

アヒルグッドラック

2015-08-19 21:36:00 | あんな話こんな話


久しぶりの平塚八幡宮。
かつてはニワトリであふれかえっていた境内に、今日はアヒルや鴨が歩いていた。
ニワトリは夜店で買ったひよこがでっかくなり手に負えなくなって八幡山に放したのがはじまりだったらしいが、このアヒルや鴨たちにはどんないきさつがあるのだろうか。
のんきな彼らの様子を見ていると、そんなことどうでもよくなってくるけどね。

ガリガリカリカリくん

2015-08-18 23:08:33 | B食の道


以前にも投稿した『大船軒』の「冷やしたぬきそば」(380円)は、あきらかに揚げ玉がさらに増量されていた。

20円値上がりしている分は、もしかしたら丸々揚げ玉なのか(笑)。そう思えるほど、そう、もう麺もツユも何も見えないほどの量が全面を覆っているのだ。

ガリガリカリカリ、アゴの付け根あたりがうるさくってしゃーない。でも、うまい。そばをズルズルやりながらスナック菓子を食べているよう。温かいそばだと、とっくにブヨブヨになっていて、それはそれでうまいんだけど、いつまでもつづくこのガリガリカリカリもまたいい。楽しい。もちろんうまい。そして幸せだ(シアワセ安あがり)。

さてさて、こうなると温かいそばの揚げ玉の量はいったいどうなっているのか知りたくなる。いちど確かめないとね。ただし、今は大汗は必至。涼しく・・・いや、すっかり冷え込むようになってからにしよう(笑)

ハレとアメの俯瞰

2015-08-17 22:15:45 | 室長日記


お盆休み最終日のにぎわいがウソの様に、今日は雨音だけが響く静かな鎌倉駅前。

いや、急な豪雨に悲鳴がこだましたか。

東急ストアの搬入口に逃げ込んだはずの親子が、吹き込む雨に追われてさらに中へ中へと後ずさる一幕も。恐そうだけど、なんだか楽しそう(笑)。

先日購入したポケットWifiの具合が芳しくなく、仕事もいっこうにはかどらず、外と同様に暗~い気分だったけど、ちょっと気が紛れた。




こちらは昨日の様子。このときばかりはみなさんさすがに読書できず(笑)。

白い変人たち

2015-08-16 22:09:31 | あんな人こんな人
お昼前、降り立った鎌倉駅のホームで白い彫刻のような人影が目に飛び込んできた。
動き始めた電車に向かって、白い四人組が手を振るポーズのまま動かない。周囲が驚いて一斉にケータイのシヤッターを切り始める。
すると、四人組は急に動き出して、また周囲を驚かせた。



全身白塗りのパフォーマンス軍団のようだ。周囲に愛想を振りまきながらエレベーターを降りて改札へ向かう。全身白塗りなのに、ポケットから取り出したSuicaの緑が、妙に鮮やかである。

今日も混雑している駅前。驚きの波紋を広げながら、僕の前を歩いて行く。
中の一人が手にしているボードには、由比ヶ浜にあるエイベックスの海の家という文字が見える。どうやらそこでパフォーマンスを行うらしい。





トイレにでも行った一人を待つ三人は、注目される度に、動きを止める。写真を求められれば応じる。なかなかステキな人たちではないか。
僕も調子に乗って(笑)、看板を指差してもらい写真撮影。



パントマイムのように、絶対に喋らないのがオキテのようで、僕の質問には全員が「そう、そう」と小声で答えてくれる(笑)。
いい人たちだ。

そして、一人がカバンを開くと内側も真っ白。そして、名刺入れも真っ白なのには驚いた。

僕らを笑顔にして去っていった彼らの名刺には、「幸運の白い人 東京Hack」とあった。

初かまくらそば

2015-08-15 23:04:22 | B食の道


長いこと乗り換えで大船駅を利用しているけれど、立ち食いそばといったら笠間口の『大船軒』にしか入ったことがなかった。
大船駅には横須賀線ホームにもあるらしいんだけど、なぜか一度も見たことがない(笑)。

さらに、メインの改札口近くに『かまくらそば大船店』という店がある。こちらの存在は知っていたが、勝手に『大船軒』党と決め込んでいたので入ろうと思ったことがなかったのだ。

ところが、フェイスブックでいつのまにか入会していた『駅そば研究会』への投稿がこのところ滞っていたこともあり(笑)、仕方なく挑戦した。

食べたのは「かき揚げそば」(450円)。
細めで歯ごたえのある麺は好み。出汁も濃すぎず甘過ぎずで、洗練されている感じ。それほどの揚げおきではないかき揚げはぶ厚く具だくさん。
さらに、嬉しかったのがペラペラのカマボコ一枚。どんなに薄くても、心意気が伝わってくる(笑)。ん~、いいじゃないか。

と思ったら、ここも他のJRの駅同様に「JRE(日本レストランエンタプライズ)』の傘下になっていたようだ。チェーン化でだんだん個性が失われていっちゃうんだろうなぁ。
ペラペラのカマボコの命も、そう長くはなさそうだ。
どの駅に行っても同じそばが出てきたんじゃあ、『駅そば研究会』員の研究が行き詰まっちゃうよ。

子どもの居場所

2015-08-14 19:57:56 | あんな話こんな話


前を行くベビーカーを見ると、座席にいるはずの幼子が荷物を置くスペースに。なんだかかわいらしい。

思い出すなぁ。子どもは思いがけないところ、妙に狭いところなんかを見つけて、そこに居たがる。うちの子もそうだった。

スーパーのショッピングカートは安全を考慮して子どものシートが備え付けられているのに、一番下のカゴのスペースにもぐりこんで最後までなんてこともあった。しかも、けっこう体が大きくなるまで(笑)。
危ないからダメだと、いくら言ってもきかない。
覗き込むと必ずニコニコしていて、その顔を見ると怒れなくなっちゃうんだよなぁ。

アジフライのハシゴ

2015-08-13 20:36:10 | B食の道


もともとアジフライが好きということもある。
それにしても、昨日は「鯵なカツカレー」と出会い、帰りがけには西湘のパーキングエリアで「鯵じゃが」(150円)なるもとも出会ってしまった。
出会ったからには、食ってみないと気がすまない(笑)。

ホットケースに品切れで、揚げてもらうところから。
「鯵じゃが」というネーミングから、コロッケの具に鯵のほぐしたやつがチョロチョロ入っているイメージで、アツアツにかぶりついた。

ところが、ちゃんとしたアジがメインのフライだったのだ。

鯵の開きを、片側から薄切りのじゃがいも、反対側から大葉で挟んで揚げていて、初めての食感と味。しかも、とびきりアツアツだからとてもおいしかった。
アジフライ好きはおいしいアジフライを呼ぶなぁ。

「西湘PA名物」的なP.O.Pが貼られていたが、前が海なので鯵はわかるけれど、なぜじゃがいもと大葉なのかの説明はなかった。

鯵な老舗洋食屋さん

2015-08-12 19:11:31 | B食の道


前回の熱海でも入ってしまった『ゆしま射的場』の並びで見つけた『宝亭』という昭和22年創業という洋食屋さん。
その存在をすっかり忘れていたのだが、今日妻と娘と昼飯を探していたときに不意に思い出した。
思い出したら、熱波の中だというのにもう早足。

ナポリタンを食べようと思っていたのに、「鯵なカツカレー」(950円)という名前にひかれて変更。実は、入店した途端に鼻を刺激した洋食屋さん的カレー臭にもやられていたのだ。



冷静に考えてみれば、これは単なる「アジフライカレー」だろう。

「アジフライカレー」に間違いはないけれど、あれ? そんなカレー、食ったことないじゃん。
ありそうでなかったカレーだ。
しかも「鯵なカツカレー」と名乗っただけで、なぜかとっても高級感まで漂ってきた。

食べてみたら、カレーにアジフライが載っていただけだったけど(笑)。
でも、このカレーが実に正しい洋食屋さんのカレー風で、これがうまかったから、アジフライがまた活きてきた感じ。ちょこんと添えられたポテトサラダも懐かしく、満足、満腹。

家族が食べた『NewB定食』(1200円)も、大人のお子様ランチ的な一皿なのに、その一つ一つにしっかり手がかけてあって素晴らしい。やっぱり老舗なんだなあとつくづく。



食後にお願いした「ミルクセーキ」(500円)。シャカシャカシャカと卵をシェイクする音がしてしばらくすると現れた。

そして、おなかをさすりながら表に出た13時半すぎ。外に行列ができていてびっくりした。みなさん、どこで情報を仕入れてきたんだろうと感心した猛暑の午後だった。