「すずきさんですね」
ドアを開けて入ってくるなり初対面の方（たぶん70代）が、いきなり（笑）。タウン誌を見て、暑い中わざわざやってきたのだという。
「鈴木さんと鎌倉の関係が気になった」そうだ。
なんでも数年前に母方のおじさん（鈴木姓）から家系図を見せられたのがきっかけで、鈴木の研究が始まったという。
そして、お住まいになっている腰越にも鈴木さんが多く、鎌倉との関係もかなり解明されてきたとのこと。
手がかりがあると、どこへでも出かけて行き話を聞いてくるというバイタリティーに驚く。
「そうそう、以前『鈴木の人』という本を読みましたよ」
といってみると、もちろん既読だった。
「ここなら歴史の調べ物もできそうだ」
と、会員になってくれると。
僕が鈴木でなければ、ここを訪ねることもなかったわけで、なんだか不思議な気がするなぁ（笑）。
ただ、はっきりしているのは、僕と鎌倉の歴史的関係はないということ。ちょっと申し訳ない。
ちなみに、写真は今たまたま僕が読んでいる本。鈴木の研究とは全く関係ないけど、鈴木と付いている本は読まずにはいられない。
いつだったか「横須賀鈴木さん殺人事件」のようなものを読んだな（笑）。