湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

横浜の想い出、昭和のかをり

2013-12-10 23:34:17 | B食の道


「オムライス大盛り」
横浜市役所地下にある第3食堂にきたらコレと決まっている。ところが・・・

「オムライス、終わってしまったんです、すみませ~ん、ホントに申し訳ありませ~ん」
と、食券売場のお母さんに両手を合わせ謝られてしまう。いくら僕がいつもバカのひとつ覚えのように「オムライス大盛り」しか頼まないからっていっても・・・いやいや、それはもう30年以上前の話じゃん。その頃のお母さんはもう一人もいないはず。なんでそんなに低姿勢?そんなにショックを受けた顔してたかなぁ(笑)。

で、急遽頼んだのが「ナポリタンの大盛り」。横浜では老舗のレストラン『かをり』が経営しているにもかかわらず普通盛りでサラダとスープがついて530円、大盛りにしても+50円の580円と相変わらずリーズナブルなのだ。



どうです? なかなかの盛り具合でしょ。少々水分が多めなのでハネを気をつけつつ、夢中でいただく。
ここも変わらぬ味だ。お母さんたちの顔ぶれは変わっているけど、厨房は今も同じ人たちがフライパンを振るっているんじゃないかと思えてくる。あの頃をたっぷり(量的にも)堪能して、席を立つ。でも、よく考えるとあの頃ナポリタンを食べたかどうか、実はどうしても思い出せない。なにしろいつも「オムライス大盛り」ばかり食べていたので(笑)。

「すみませんでした~」
それでか、出口でもまたまた謝られてしまうのだった。




入口で買った食券をテーブルに置くと、ウエイトレスのお母さんがピッと。これもかつてと一緒。


紙ナプキンには「フレンチレストラン」の文字が。


入口のショーケースも懐かしい。