湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ミサド

2013-12-03 21:52:38 | B食の道


ドーナツというもの、ハッキリ言ってどの店で食べてもあまり変わりがないように思える。
目隠しされて“利きドーナツ”をやらされても、ぜったいに当たらない。こだわりをもって作っているドーナツ屋さん、ごめんなさい。

でも、甘いドーナツ、大好きなんです。ブラックのコーヒーや冷た~い牛乳と一緒に食べるの最高!

(またしても三崎ネタだが)以前から入ってみたかった『ミサキドーナツ』へ。黄色いオーニング(日除け)の店構えからしておいしそう。なんだかワクワクしてくる。甘いものを食べるのって、そのアプローチからして楽しいものだ。



オレンジなんとか(220円だったかな)とコーヒー(315円だったか)をトレイにのせて2階へ上がる。土曜3時おやつの時間だというのに、先客は一組のみ。とはいえ、その家族はもちろん笑顔だ。元民家のような空間、板張りのフロア、ちょっとレトロでおしゃれな椅子が醸し出す雰囲気が、これまたドーナツに良く合うなぁ。
しかも目の前、窓の向こうには、いかにも昭和といった趣の看板建築がドーンと見えている。なんとステキなお店なんだ。窓を開けて歌いたくなったぞ。

「いいことあったぞ~ミサキドーナツ!」

残念ながらやっぱりこの日も、ドーナツ自体の違いはよくわからなかった。でも、三崎という街、そしてこんなすばらしいお店で食べるドーナツはこの上なくおいしかったことだけは確か。一人しみじみシアワセを味わう午後だったのである。